単行本 にっこり、洋食 おいしい文藝

にっこり、洋食

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内容紹介

ビーフシチュー、カツレツ、オムライス、ナポリタン……西洋料理から独自にアレンジ・発展した「洋食」をテーマに、エッセイ32篇を厳選。みんなが笑顔になる幸福感あふれるアンソロジー!

目次・収録作品

ポタージュと機械(江國香織)
お一人様の牡蠣フライ(村上春樹)
私のコロッケ(森茉莉)
普通ハンバーグ(阿川佐和子)
サラダの謎(中谷宇吉郎)
マカロニサラダ(池田満寿夫)
ニコニコのハンバーグ(じろまるいずみ)
バンバのオムライス(立松和平)
ナポリタン(久住昌之)
カツパン健在(森田たま)
ビーフシチューの話(庄野潤三)
二日酔いにオムライスとアサリのみそ汁―ときわ食堂(永倉万治)
ミラーボールナポリタン(爪切男)
ダンシチューと中村遊廓(檀一雄)
浅草の洋食(安藤鶴夫)
洋食「助六」(戸塚文子)
いつもこころにオムライス(平松洋子)
いまもおんなじ味だあ―コックドール(高知市)ハヤシライス(山本一力)
洋食衰えず(抄)(古川緑波)
東京の食べものや―小川軒(吉田健一)
西洋亭(獅子文六)
ステーキとノコギリ女(寄藤文平)
銀座・資生堂パーラー(池波正太郎)
カツレツ贔屓(稲田俊輔)
銀座の食の物語(宮本亞門)
晴れの洋食(林望)
さらばハムサラダ(東海林さだお)
Stewed Beef(團伊玖磨)
日本の「洋食」とはケチャップである(ヤマザキマリ)
洋食の話(谷崎潤一郎)
夏の終り(武田百合子)
コロッケパンのような人生(椎名誠)

著者紹介

江國 香織 (エクニ カオリ)

1964年東京都生まれ。著書に『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(山本周五郎賞)、『号泣する準備はできていた』(直木賞)、『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』(谷崎潤一郎賞)などがある。

谷崎 潤一郎 (タニザキ ジュンイチロウ)

1886-1965。東京生まれ。『刺青』などが永井荷風に激賞され、文壇での地位を確立。作品に『吉野葛』『春琴抄』『陰翳礼讃』『細雪』『鍵』、現代語訳『源氏物語』など。1949年文化勲章。

村上 春樹 (ムラカミ ハルキ)

1949年生まれ。1979年『風の歌を聴け』でデビュー。著書に『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』『1Q84』『螢・納屋を焼く・その他の短編』、訳書に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』など多数ある。

池波 正太郎 (イケナミ ショウタロウ)

1923年、東京都生まれ。『錯乱』で直木賞を受賞。主な作品に『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』シリーズ、『真田太平記』など。映画通、食通としても知られる。1990年没。

森 茉莉 (モリ マリ)

1903~87年、東京生まれ。森鴎外の長女。1957年、父への憧憬を繊細な文体で描いた『父の帽子』で日本エッセイストクラブ賞受賞。著書に『恋人たちの森』(田村俊子賞)、『甘い蜜の部屋』(泉鏡花賞)等。

ヤマザキ マリ (ヤマザキ マリ)

漫画家。古代ローマを舞台にした漫画『テルマエ・ロマエ』が大ヒット。映画化もされ、世界8ヵ国語に翻訳される。同作で第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。2015年に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

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