単行本 皆川博子随筆精華Ⅲ 書物の森の思い出

皆川博子随筆精華Ⅲ 書物の森の思い出

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内容紹介

幼少期の追憶、戦禍の子供たちと『死の泉』のこと、歌舞伎あれこれ、週間日記に、執筆の秘密――自伝エッセイ、身辺雑記連載など68の名品を収録した、小説の女王の随筆集、待望の第三弾。

目次・収録作品

第一部 季(とき)のかよい路

かるたとり
ヨデの話
霊媒の季節
手の勘、人間の勘
時代の歌
季のかよい路
医学と超能力と
迷犬ファラオ
時のかたち
テンプルちゃん
梅雨時の花
楽しい授業
絵と私
お焦げのお結び
ねえやのお握り
電車の切符
わっと煮立ったら
Age15 この年、世界が倒立した
国敗(やぶ)れて七十年
過ぎ去りしもの 懐かし 哀し

第二部 舞台(いた)つ記(き)

舞台つ記
確率二分の一のスリルの連続
新鮮なスターの出現だった
若い世代は〈無意味〉を突き抜ける?
「女たちのジハード」(朋友)――芝居になった篠田節子さんの作品
『魔王』その聖と悪
究極の戦争映画
わたしの映画スタア ジェイムス・メイスン
感傷と抒情のデュヴィヴィエ 『にんじん』
アラン島に生きる

第三部 アリスのお茶会

J・グリーンの『閉ざされた庭』
血糊の挑発
凄艶の美――絵金(えきん) 土佐が生んだ「血赤」の絵師
絵金 土佐が生んだ「血赤」の絵師
童女変相
少し、ずれたところで
ありがとう、フミさん
奔放に、そして緻密に
生きるのはつらい 子供でも――ジュリアン・グリーン著『閉ざされた庭』
嗚呼、少年
「夏」から「冬」へ
風太郎ミステリの魅力
風や吹けかし
人間の歳月が刻む痕
幻影城の時代
酔いどれ船――東京・三軒茶屋 ある古本屋
清冽な真水
時のない時間
日本ミステリー文学大賞受賞の言葉
こういうのが読みたかった
わたしの好きな泡坂作品ベスト3
空想書店 偏愛する幻想文学限定
日本推理作家協会70周年記念エッセイ
アリスのお茶会

第四部 ビールが飲みたい

親はあっても……
私のアキレス腱
ドッキリ電話
マイ・ヘルス
自慢じゃないけど、まるで自慢
入院とワープロ
眠りから、はじまる
ドイツびいき
ビールが飲みたい
音楽
週間日記
よむサラダ
プロムナード
あれを切り抜けたんだから
折焚骨記(おりたくほねのき)

あとがき
編者解説 日下三蔵

著者紹介

皆川 博子 (ミナガワ ヒロコ)

1930年生まれ。『壁 旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞、『恋紅』で直木賞、『薔薇忌』で柴田錬三郎賞、『死の泉』で吉川英治文学賞、『開かせていただき光栄です』で本格ミステリ大賞を受賞。著書多数。

日下 三蔵 (クサカ サンゾウ)

1968年神奈川県生まれ。ミステリ研究家、フリー編集者。『天城一の密室犯罪学教程』で第5回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)、『年刊日本SF傑作選』(大森望と共編)で第40回日本SF大賞特別賞を受賞。

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