単行本 迫害された移民の経済史 ヨーロッパ覇権、影の主役

迫害された移民の経済史

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内容紹介

ヨーロッパに繁栄をもたらしたのは、ユダヤ人、アルメニア人など迫害され、祖国を追われた人々だった。彼らなしでは近世の発展はあり得なかったという歴史の皮肉を描く、逆転の経済史。

著者紹介

玉木 俊明 (タマキ トシアキ)

1964年生まれ。現在、京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史。著書に『手数料と物流の経済全史』『金融化の世界史』『迫害された移民の経済史』『海洋帝国興隆史』など多数。

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読者の声

松浦寛 さん/69歳 男性
玉木氏の本書には教えられた ... ユグノーと呼ばれたフランスのプロテスタントが商工業の発展に貢献したことは高校の教科書にも載っているが、初期のイエズス会にも、マラーノないしコンベルソと呼ばれたユダヤ教からカトリックへの改宗者が少なくなかったとは驚いた。私も自著で、改宗ユダヤ人の南蛮医ルイス・アルメイダについて言及した。アルメイダは、当初蘭印で香辛料を扱う商人だったが、イエズス会に入会し医学の心得を生かして来日した。今日でも、大分の医師会病院の英語名は「ルイス・アルメイダ記念病院」という。しかし、私はこれを例外的なケースと考えていた。ユダヤ商人の出自を持つイエズス会士たちが、商線を教線に替えて活躍したと言う視点は、まさに〝目からウロコ〟だった。

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