河出文庫 ほ14-1 女の子は本当にピンクが好きなのか

女の子は本当にピンクが好きなのか

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内容紹介

どうしてピンクを好きになる女の子が多いのか? 一方で「女の子=ピンク」に居心地の悪さを感じるのはなぜ? 子供服から映画まで国内外の女児文化を徹底的に洗いだし、ピンクへの思いこみをときほぐす。

生まれつき? それとも社会がつくりだしたもの?
ピンクが「女らしさ」「男らしさ」にもたらした功罪を、
国内外の事例をたどり、徹底的に掘り下げる。
参考文献や注記を加えた、完全版。

目次・収録作品

【目次】
イントロダクション
第一章 ピンクと女子の歴史
 ピンク=女子はフランス発/きらびやかな男性たち/子供服における男女の区別/
黒を追放してピンクを手にせよ/五〇年代アメリカとピンク/
厭戦カラーとしてのピンク/ウーマンリブの登場/日本におけるピンク
第二章 ピンクへの反抗
 女子向けSTEM玩具の登場/ピンクに反逆する女児たち/〈ピンクスティンクス〉/
 政治問題としてのピンク・グローバリゼーション
 ジェンダーと玩具/ファッションドールが女の子に教えること
第三章 リケジョ化するファッションドール 
 バービー売上不振の理由/〈プロジェクトMc²〉とギークシック/
 イギリス生まれのSTEMドール〈ロッティー〉/
セクシーすぎない女子アクションフィギュア/多様化するドール界/
男の子だってバービーで遊びたい!/技術があれば女の子も戦える
第四章 ピンクカラーの罠 日本女性の社会進出が遅れる理由
 “女らしい職業”と現実とのギャップ/ピンクカラーの罠/
 なぜ女の子はピンクカラーに向かうのか/改善されない日本/ピンクは母性と献身の色/
「プリンセス」はキャリアではない/「かぐや姫」を守るためにできること
第五章 イケピンクとダサピンク、あるいは「ウチ」と「私」
 ピンクへの拒否感/ダサピンク現象/主体としての一人称「ウチ」/
性的客体化が女子に与える害/主体としてのイケピンク
第六章 ピンク・フォー・ボーイズ
 ピンクを好きな男子たち/「カワイイ」と男子/男の子への抑圧/
「妖怪ウォッチ」と「アナ雪」が切り開く時代/新しいディズニープリンセス
●文庫版特典 女の子と男の子のジェンダーをめぐる話をもう少し
 女の子が文学部に入るべきでない5つの理由
 世界を変える女の子の本、人と違うことを恐れない男の子の本
 あとがき 
 参考文献・注

著者紹介

堀越 英美 (ホリコシ ヒデミ)

1973年生まれ。文筆家。早稲田大学第一文学部卒。著書に『女の子は本当にピンクが好きなのか』『不道徳お母さん講座』『スゴ母列伝』『モヤモヤしている女の子のための読書案内』など、訳書に『世界と科学を変えた52人の女性たち』『ガール・コード』『ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる』など。

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