全集・シリーズ 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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内容紹介

絢爛豪華に花開いた平安王朝の珠玉の名作を、人気作家による新訳・全訳で収録。最古の物語「竹取物語」から、一人の女性の成長日記「更級日記」まで。千年の時をへて蘇る、恋と冒険と人生。

「もの」を「かたる」のが文学である。奇譚と冒険と心情、そこに詩的感興が加わって、物語と日記はこの国の文学の基本形となった。――池澤夏樹

竹取の翁が竹の中から見つけた〝かぐや姫〟をめぐって貴公子五人と帝が求婚する、仮名による日本最古の物語、「竹取物語」。在原業平と思われる男を主人公に、恋と友情、別離、人生が和歌を中心に描かれる「伊勢物語」。「虫めづる姫君」などユーモアと機知に富む十篇と一つの断章から成る最古の短篇小説集「堤中納言物語」。「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとしてするなり」、土佐国司の任を終え
て京に戻るまでを描く日記体の紀行文、紀貫之「土左日記」。十三歳から四十余年に及ぶ半生を綴った菅原孝標女「更級日記」。燦然と輝く王朝文学の傑作を、新訳・全訳で収録。

解題=島内景二
解説=池澤夏樹
月報=小川洋子・津島佑子

帯装画=清川あさみ

目次・収録作品

竹取物語 森見登美彦 訳
伊勢物語 川上弘美 訳
堤中納言物語 中島京子 訳
 美少女をさらう お香つながり 虫好きのお嬢様 恋も身分次第 一線越えぬ権中納言
 貝合 姉妹二人に少将二人 花咲く乙女たちのかげに 墨かぶり姫 たわごと
土左日記 堀江敏幸 訳
 貫之による緒言 土左日記 貫之による結言
更級日記 江國香織 訳

著者紹介

森見 登美彦 (モリミ トミヒコ)

1979年奈良県生まれ。京都大学農学部修士課程修了。「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。著書に『夜は短し歩けよ乙女』(山本周五郎賞)、『ペンギン・ハイウェイ』(日本SF大賞)等。

川上 弘美 (カワカミ ヒロミ)

1958年東京都生まれ。96年『蛇を踏む』で芥川賞を受賞、ほか受賞多数。主な著書に『神様』『溺レる』『センセイの鞄』『真鶴』『水声』『大きな鳥にさらわれないよう』など。

中島 京子 (ナカジマ キョウコ)

1964年東京都生まれ。『FUTON』でデビュー。『小さいおうち』で直木賞受賞。ほか『長いお別れ』、『やさしい猫』等著作多数。紫式部文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、吉川英治文学賞等受賞多数。

堀江 敏幸 (ホリエ トシユキ)

1964年生まれ。芥川賞選考委員などをつとめる。『なずな』『その姿の消し方』など著書多数。

江國 香織 (エクニ カオリ)

1964年東京都生まれ。著書に『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(山本周五郎賞)、『号泣する準備はできていた』(直木賞)、『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』(谷崎潤一郎賞)などがある。

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