全集・シリーズ 哲学入門 ウィトゲンシュタイン 没後60年、ほんとうに哲学するために
- 単行本 A5 / 192ページ
- ISBN:978-4-309-74039-3 / Cコード:0010
- 発売日:2011.06.22
- 定価:1,760円(本体1,600円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 全国学校図書館協議会選定図書
内容紹介
今こそ読まれるべき20世紀の鬼才の魅力と多分野における拡がりに迫る。鬼界彰夫、永井均、飯田隆、岡本賢吾、野家啓一、戸田山和久、山田圭一、大屋雄裕、田中久美子他。
【目次】
(レクチャー)
鬼界彰夫 今こそ読むべきウィトゲンシュタイン
永井均 たまたまの孤独――ウィトゲンシュタインの「語りえぬ」問い
飯田隆 分析哲学から見たウィトゲンシュタイン
岡本賢吾 ウィトゲンシュタインの数学の哲学――「概念形成(concept-formation)」論の射程
(エッセイ)
野家啓一 ウィトゲンシュタインと自殺
(論考)
戸田山和久 〈ウィトは不完全性定理が分かって書いてるのか〉問題
大屋雄裕 言語のゲーム、ルールの言語
田中久美子 機械は《言語ゲーム》に参加できるか
小山明 ヴィトゲンシュタインの建築問題――ストンボロー邸の空間構成
前田泰樹 「痛み」の文法――ウィトゲンシュタインとエスノメソドロジー
山田圭一 確実性と偶然性の邂逅――ウィトゲンシュタイン最後の思考から
(再録:日本のウィトゲンシュタイン受容史)
大森荘蔵 他我の問題と言語
藤本隆志 ウィトゲンシュタインの功罪
坂井秀寿 カントとヴィトゲンシュタイン――哲学の体系について
奥雅博 「言語は人間の独占物である」という主張について
(著作解題) 渡辺大地/津留竜馬/大谷弘/古田徹也
『草稿1914~1916』、『論理哲学論考』、『ウィトゲンシュタインとウィーン学団』、
『哲学的考察』/『哲学的文法』、『青色本』、『茶色本』、『数学の基礎』、
『哲学探究』、『心理学の哲学』、『確実性の問題』、『色彩について』、
『反哲学的断章』/『哲学宗教日記』、講義録
(関連書籍案内)
(略年譜)
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