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[ カテゴリ:河出文庫 ]の検索結果
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会社のエリートで組合のリーダーだが、一方で妻子ある身で不毛な愛を続ける信藤。運動が緊迫するなか、女が妊娠し……高度経済成長と政治の時代のなか、志の可能性を問う高橋文学の金字塔!
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著者のすべてのエッセイから「植物」をテーマに、最も面白い作品を集めた究極の「奇妙な植物たちの物語集」。植物界の没落貴族であるシダ類、空飛ぶ種子、薬草、毒草、琥珀、「フローラ逍遥」など収録。
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科学技術万能の時代に、お話の効用を。悠長で役に立ちそうもないものこそ、深い意味をもつ。深呼吸しないと見落としてしまうような真実に気づかされる五十三のエッセイ。
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延々と続いて来たレールの最終地点“いきどまり”には何がある? 水郡線、真岡鐵道、鶴見線、大井川鐵道……粒選りの「いきどまり駅」を巡る鉄道“奇行”エッセイ! 小坂俊史氏の解説マンガ付。
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ボマルツォの怪物庭園、プラハの怪しい幻影、ノイシュヴァンシュタイン城、骸骨寺、パリの奇怪な偶像、イランのモスクなど、初めての欧州旅行で収穫したエッセイ。没後三十年を機に新装版で再登場。
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古代ローマの饗宴での想像を絶する料理の数々、フランスの宮廷と美食家たちなど、美食に取り憑かれた奇人たちの表題作ほか、十八のエッセイを収録。没後三十年を機に新装版で再登場。
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反社会、テロ、スキャンダル、ユートピアの恐怖と魅惑など、わいせつ罪に問われた「サド裁判」当時に書かれた時評含みのエッセイ集。若き澁澤の真髄。没後三十年を機に新装版で再登場。
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母性の女神に対する愛の女神を貞操帯から語る「女神の帯について」ほか、乳房コンプレックス、サド=マゾヒズムなど、エロスについての十六のエッセイ集。没後三十年を機に新装版で再登場。
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ヒットメーカーが切り拓く感動大作! 列車事故で亡くなった妻が結婚指輪に託した想いとは? スピンオフ「その後の物語」を収録。誰もが涙した百万部突破の大ベストセラー決定版。
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いかないでよ、チャイ。頼むから、そばにいて――。縁あって出会った二匹の猫、チャイとミーミー。かけがえのない家族として寄り添う日々を描く感動作。チャイとの別れを描いた、文庫版書き下ろし収録。
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震災後、恋人とうまく付き合えなくなった市役所職員のみゆき。彼女は週末、上京してデリヘルを始める……福島-東京の往還がもたらす、哀しみから光への軌跡。廣木隆一監督が自身の初小説を映画化!
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成功の反対は、失敗ではなく何もしないこと。前「暮しの手帖」編集長が四十九歳を迎え、自ら編集長を辞し新天地に向かう最中に綴った、自叙伝的ベストセラーエッセイ! あたたかな人生の教科書。
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澁澤没後三十年を機に、著者の全小説とエッセイから「動物」をテーマに最も面白い作品を集めた「奇妙な動物たちの物語集」。ジュゴン、バク、ラクダから鳥や魚や貝、昆虫までの驚異の動物園。
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文庫・新書
KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ
二十世紀鉄仮面
- 定価
- 880円(本体:800円)
- ISBN
- 978-4-309-41547-5
- 在庫
- ×品切・重版未定
- 発売日
- 2017.07.06
九州某所に幽閉された「鉄仮面」とは何者か、私立探偵法水麟太郎は、死の商人・瀬高十八郎から、彼を救い出せるのか。帝都に大流行したペストの陰の大陰謀が絡む、ペダンチック冒険ミステリ。
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予知能力を持つクラーラは、毒殺された姉ローサの死体解剖を目にしてから誰とも口をきかなくなる――神話的世界を描いた、マルケス『百年の孤独』に匹敵するラテンアメリカ文学の傑作。
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精霊たちが見守る館で始まった女たちの神話的物語は、チリの血塗られた歴史へと至る。軍事クーデターで暗殺されたアジェンデ大統領の姪が、軍政下の迫害のもと描き上げた衝撃の傑作。
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あまりにブラック、そして痛快。抱腹絶倒、滑稽話の波状攻撃。イギリス屈指の毒舌批評家が、アメリカ人とアメリカという国、ひいては現代世界全体を鋭くえぐる。文庫化にあたり新しい序文を収録。
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「余」という一人称には、すべてを乗りこえて問題にしない感じがある。これでいこう――爆発する自意識。海辺の温泉町を舞台に、人間として、超然者として「成長してゆく」余の姿を活写した傑作長編。
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忘れていた懐かしい絵本や未知の輝きをもった絵本に出会い、買って買って買いまくるのは夢のように楽しい……戦前のレトロな絵本から最新絵本まで、名作絵本の魅力を紹介。オールカラー。
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河童、猫、牧神、鮫……そして人間たち。彼らの気配が新たな声となって響く。川上弘美「河童玉」、泉鏡花「外科室」など魅惑の短篇小説十六篇と小川洋子のエッセイが奏でる極上のアンソロジー。