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[ 著者:澁澤 龍彦 ]の検索結果
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奇々怪々な妖怪たちがどこからともなくぞろぞろと現れ行列をなし、闇の京都を徘徊する……。日本のお化け画の驚嘆の源流を大徳寺所蔵の名品を中心に豊富な図版で「異界の達人」たちが紹介。待望の新装版。
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著者のすべてのエッセイから「植物」をテーマに、最も面白い作品を集めた究極の「奇妙な植物たちの物語集」。植物界の没落貴族であるシダ類、空飛ぶ種子、薬草、毒草、琥珀、「フローラ逍遥」など収録。
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自らを「アフォリズム型」と称する澁澤龍彦の神髄を、パラグラフで読む。澁澤が描いた幻想的イメージの宇宙を、アンソロジスト・東雅夫が編む、濃密な「澁澤体験」の入門的一冊。
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ボマルツォの怪物庭園、プラハの怪しい幻影、ノイシュヴァンシュタイン城、骸骨寺、パリの奇怪な偶像、イランのモスクなど、初めての欧州旅行で収穫したエッセイ。没後三十年を機に新装版で再登場。
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古代ローマの饗宴での想像を絶する料理の数々、フランスの宮廷と美食家たちなど、美食に取り憑かれた奇人たちの表題作ほか、十八のエッセイを収録。没後三十年を機に新装版で再登場。
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反社会、テロ、スキャンダル、ユートピアの恐怖と魅惑など、わいせつ罪に問われた「サド裁判」当時に書かれた時評含みのエッセイ集。若き澁澤の真髄。没後三十年を機に新装版で再登場。
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母性の女神に対する愛の女神を貞操帯から語る「女神の帯について」ほか、乳房コンプレックス、サド=マゾヒズムなど、エロスについての十六のエッセイ集。没後三十年を機に新装版で再登場。
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澁澤没後三十年を機に、著者の全小説とエッセイから「動物」をテーマに最も面白い作品を集めた「奇妙な動物たちの物語集」。ジュゴン、バク、ラクダから鳥や魚や貝、昆虫までの驚異の動物園。
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生誕三〇〇年を迎えた、いま最も注目著しい画家の魅力を、あらゆる角度から探り味わう。執筆は、辻惟雄、芳賀徹、種村季弘、澤田ふじ子、安岡章太郎など豪華な陣容。
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こうばしい香り、パリっとした歯ざわり、ふんわりとした口どけ……「パン愛」あふれるエッセイ41篇を編んだアンソロジーは、パン好き必携の一冊です。「おいしい文藝」シリーズ第8弾。
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古代ローマの大博物学者プリニウスが書いた『博物誌』は当時の世界の見聞を収めた大事典として名高いが、なかでも火とかげサラマンドラや海坊主、大山猫など幻想的な動物たちが面白い! 新アンソロジー。
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古代ローマの博物学者プリニウスが書いた壮大にして奇想天外な『博物誌』全三十七巻。動植物から天文地理、はたまた怪物や迷宮など、驚天動地の世界に澁澤龍彦が案内する。新装版で生まれ変わった逸品!
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珠玉のフランス短篇小説群をオリジナル編集。『澁澤龍彦訳 幻想怪奇短篇集』の続編。シュペルヴィエル『ひとさらい』のほか、マンディアルグやカリントンなど、意表を突く展開と絶妙な文体の傑作選。
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サド、ノディエ、ネルヴァルなど、フランス幻想小説の系譜から、怪奇・恐怖・神秘を主題に独自に選んだ珠玉の澁澤訳作品。文庫初の『共同墓地』(トロワイヤ)全篇収録。
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記憶の底から拾い上げた戦中戦後のエピソードをはじめ、最後の病床期まで、好奇心に満ち、乾いた筆致でユーモラスに書かれた体験談の数々。『私の少年時代』に続くオリジナル編集の自伝的エッセイ集。
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黄金時代――著者自身がそう呼ぶ「光りかがやく子ども時代」を飾らない筆致で回想する作品群。オリジナル編集のエッセイ集。飛行船、夢遊病、昆虫採集、替え歌遊びなど、エピソード満載の思い出箱。
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挫折と不遇のなかで俗物主義と進歩思想を嫌い、神秘や驚異の反社会的幻想を作品にした過激な「小ロマン派」たちをはじめ、十九世紀フランスを軸に幻想、暗黒、怪奇、エロスなどの文学を渉猟。
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黒い文学館――狂気、悪、異端の世界! 西欧作家に関するさまざまな澁澤のエッセイを作家の生年順に並べて総覧した文庫オリジナル。ギリシア神話から世紀末デカダンスまで論じる「もうひとつの文学史」。
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異端文学史! 西欧作家に関するさまざまな澁澤のエッセイを作家の生年順に並べて総覧した文庫オリジナル。コクトーやシュルレアリスム作家、マンディアルグ、ジュネまで。
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伝奇ロマンの達人が、西洋、南米を舞台に、人間の根源的情念の深奥を、異国情緒あふれる冒険小説のスタイルで描く。表題作他、「青白き裸女群像」「妖花イレーネ」。