検索結果
[ シリーズ:河出・現代の名著 ]の検索結果
-
歴史を動かす重要なエレメントとして性(セックス)をとらえ、性を不当に無視してきた従来の歴史認識の欠落と盲点を鋭くついて、フーコーの『性の歴史』登場を準備した古典的名著。
-
人間の疎外状況をどのように克服するか――。旧約聖書とユダヤ教の著作に語られるヒューマニズムの精髄を精神分析で裏づけ現代に甦らせることにこの根元的問いの答えを見出そうとした名著。
-
伝統的経験論と合理論との新しい綜合というテーマを、もっとも明確に結実させた名著。後期の重要論文「斉一性と偶然性」「過去の研究」「予見について」の3論文を併録。
-
デカルト、ソシュールを経て今日にいたる言語学・言語研究の歴史と、世に〈チョムスキー革命〉として知られる変形生成文法理論精髄をやさしく解説したチョムスキーの代表的名著。
-
力学的世界像から、場の理論的世界像への変革をもたらしたアインシュタインの相対性理論を認識論的に解明し、主著『象徴形式の哲学』にいたる道を開いたカッシーラーの古典的な名著。
-
自己のとらえ方、物の見方、考え方を誰でもが分かる次元から解きおこすことが求められている。現代哲学の巨人が、自ら思考し決断する勇気と英知を指し示す、ユニークな哲学入門書。
-
ベンヤミンとアドルノ――二十世紀における最も重要な思想家の出会いが生んだベンヤミン論の決定版! ベンヤミン宛て書簡を通して、時とともに輝きをますその思考の核心に迫る、幻の名著。
-
二つの主著『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』について、映画をめぐって、フーコーについて等、1995年11月に没した今世紀最高の哲学者ドゥルーズの最も親しみ易い二十年間の対話。
-
時代が押しつける巧妙な虚偽の意識に抵抗し、自ら燃え尽きることで暗い時代に光芒を放った人々――ローザ、ヤスパース、ベンヤミン、ブレヒト、ブロッホ等を通じて描く哲学的人間論の白眉。
-
合法的権威によって第三者に危害を加えるよう命令されたとき人はどう振舞うか? 巧妙な手段で人間の隠された本性を暴きだし、オウム真理教以降の現代日本の問題にも一石を投じる問題の書。
-
言語表現においては理性と狂気は排除し合うか、それとも共に包括されてしまうか。19世紀フランスの寒村で起こった尊属殺人事件の訴訟記録を通じてこうした問題を追求したフーコーの問題作。
-
人間諸科学の新たな統合は可能か? 思想史を新しいパースペクティブでとらえる〈知の考古学〉の企て。現代の代表的思想家フーコーが精緻な構成で自己の理論の方法論的基礎をかためた問題作。
-
言説に対する社会的統御の手続きを明らかにし、言説の制限と排除の働きを強化してきた哲学上の問題を分析する。フーコーの思想の核心ともいうべき言語表現の問題に新しい展望をひらく書。
-