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[ 著者:戸矢 学 ]の検索結果
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氷川神社の実態を追い、アラハバキにまとわりつく虚像をひきはがし、各地の神社に残された記紀以前の痕跡を解釈することで、ヤマトの覇王スサノヲに消された東国海人族の覇者の実像に迫る。
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ヒミコの邪馬臺国に丹山あり。──賢者の石、不老不死の妙薬、金銀に等しい貴重な鉱物、そして空海の真言密教、丹党・鎌倉武士団形成の礎…。古代史の鍵「丹」信仰はどこへ向かったか!?
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来訪神は、鬼の姿で現れ福音をもたらし、太古の土俗神たちも、異形の鬼として荒ぶる神となるが、転じて守護神となる。怨霊、鬼道、鬼門、伝説などから、鬼は神と捉える日本人の信仰心の原像に迫る。
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なぜヒルコは、イザナギ・イザナミの第一子にもかかわらず、葦船に乗せられ棄てられたのか。海人族、エビス神、ニギハヤヒ、徐福伝説…そしてスサノヲからその正体に迫り、建国以前の建国神話を読み解く。
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記紀に天御中主神は最初の神として記されるが、記述内容は乏しく、実態はよくわからない。祭神神社の分布地域や宣長などの考察、天武の傾倒を分析しつつ、太陽神以前の最高神の意味を探る。
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サルタヒコは謎だらけだ。記紀ではニニギの天孫降臨の案内役として登場し、アメノウズメの伴侶とされるが、伊勢を目指すもすぐに不慮の事故死をする。謎の神の秘密に決定的な答を提示する。
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古代史の謎、ヤマトタケル。少人数で異民族を服従させた英雄だったのか、それとも神話上の人物だったのか。ヤマトタケルの実態を明らかにする。
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古代史最大の謎の神を、高天原、京、出雲、関東、奈良の磁場から、そしてソガの神社、氷川神社から探る。かれは何処から現れ、何処へ向かったのか、オオクニヌシ、またヤマトとの関係は!
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初代天皇・神武に譲位した先代天皇・ニギハヤヒ。記紀はなぜ建国神話を完成させながら、わざわざこの存在を残したのか。再評価著しい『旧事記』に拠りながら物部氏の誕生を考察。単行本の文庫化。
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富士山は、古代から信仰の巨大な対象であり、日本のシンボルのような存在であるのに、古事記にも日本書紀にもまったく記述がない。その謎と秘密の核心にまっすぐに迫る。増補新装復刊。
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日本人の精神史の中で気にされてきた鬼を、神との対で、怨霊との関連で、山谷に駆逐された人びとや、また鬼門という角度からも考察、精神思想史の中でその正体に迫る。
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イザナギ・イザナミの第一子で、アマテラス、スサノヲの兄であるヒルコはなぜ棄てられたのか。ヒルコのその後を追求し、徐福伝説についてさらに追加した決定版。
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皇室は、伊勢神宮に次いで、宇佐神宮を敬う。アマテラスはその両方に祀られた。西から東へ、アマテラスの東漸の意味とは。日本の歴史は、実在のアマテラスから始まることを解く。
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『出雲国風土記』は、なぜ『古事記』の大国主が活躍する出雲神話を無視したのか、日本神話最大の謎の真相をついに解明する。
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天皇とは何か、神器はなぜ天皇に祟ったのか。天皇を天皇たらしめる祭祀の基本・三種の神器の歴史と実際を掘り下げ、日本の国と民族の根源を解き明かす。
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菜食文化以前の縄文時代には、長大な肉食の歴史がある。それをベースとする土俗信仰・大和言葉から古神道が生まれた。神道の本来の姿を縄文に探る画期的な書。
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初代天皇に譲位した先代天皇ニギハヤヒ。記紀は神武の建国神話を完成させながら、なぜニギハヤヒを残したのか? 記紀最大の謎を解き明かす。タケミナカタとの関連の章を増補。
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神道・古代史研究の俊秀の、幻の第一作のリニューアル復刊。「自然信仰」を基本とする、神道とはどういうものなのか、日本人の心意からわかりやすく解説する。
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古代中国で「風水」を開いたひと・郭璞の評伝小説。王城の地の設計理念に大きく関わった風水の知恵とは、どういうところからでてきたのか。異能の人の活躍を描く。
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御柱祭で知られる諏訪大社は、今話題の北向きの特異な神社である。諏訪、御柱、モレヤ神、ミシャグジ、縄文の五つのキーワードから、その信仰に迫る。