検索結果
[ 著者:佐々木 中 ]の検索結果
-
安吾を徹底的に読み直すことでその限界をあきらかにしながら、あらゆる安吾論を葬りさり、文学と思想の本質にせまる決定的な論考。
-
あかるく澄み切った日本語による正確無比な翻訳で、いま、ツァラトゥストラが蘇る。もっとも信頼に足る原典からの文庫完全新訳。読みやすく、しかもこれ以上なく哲学的に厳密な、ニーチェ。
-
かみさまがあなたを呼んでいるわ――美由と登った三輪山に、男はふたたび向かう……雑誌掲載時より話題。佐々木中が贈る、国家神道の根底を揺るがす傑作!
-
「アナレクタ・シリーズ」の四冊から筆者が単独で行った講演のみ再編集文庫化し、新たに二〇一四年秋に行われた講演「失敗せる革命よ知と熱狂を撒け」を付した、文字通りのヴェリー・ベスト。
-
「そして、君はこの本を開いた。これを読んでいる。いま。は、すくなくとも。」――新たな境地を切り開き続ける作家が連作恋愛小説に挑む。織り上げられた言葉の連なりが誘うかつてない世界。
-
災厄の日から2年。最愛の女を失った男は、堕落の道を歩みはじめた――坂口安吾の思想的後継者と目される著者が、壮麗な文体を駆使し描く、「震災以後」恋愛小説の決定版!
-
この時代の最も重要な哲学者が時代の危機に深く迫りながら、来たるべき政治・藝術・文学をひとつのものとして問いかける。佐々木中の新たなすがたとわれらの未来をしめす思考の戦い。
-
うねる文体、はじける口語が、衝撃の結末になだれこむ。書かれていることの鮮烈さと、書かれていない謎の深みが、読者を戦慄させる。小説の「次(ネクスト)」を告げる、新鋭の小説第4作。
-
藝術と政治を問う極度な緊張から、不意の笑顔と共にゆるやかに歩む対話篇まで。この上なく俊敏なフットワークを示す、佐々木中の「書いたこと語ったこと」の集成。
-
届かないかもしれない、君への手紙が、君を傷つけるとしたら――。 緻密な哲学的思索と果てしない詩情を両立させる初の恋愛小説。類例を見ない文体の超絶技巧が冴え渡る、俊傑・佐々木中の小説第3作!
-
「立ち上がろう、立ち上がることができるなら。続けよう。続けることができるなら」――震災下の列島においてチャリティとして打ち合わせなしの即興で創作された共作小説。印税全額寄付。
-
「なら、わたし、あなたを殺してしまった――」。戦慄の小説デビュー作『九夏前夜』に続き、佐々木中が贈る小説第2作目! 圧倒的才能が放つ、小説の豊穣。「未到の文学」の誕生!!
-
テクストを繊細に紡ぎ出す手仕事から、震災を経て革命と民主制の根源的な問いへ。狂熱とユーモアを同時に携えた、統治の〈藝術〉をめぐる強靭かつ寛容なる思考の轍。
-
「音楽は言葉を抱きとめ、言葉は音楽を孕む。何が終わり得よう。」――死と滅亡の直視から、藝術と生の絶対的肯定へ。破滅の底の底からなおも響き渡る、俊傑・佐々木中の晴れやかなる朗唱。
-
『切りとれ、あの祈る手を』で思想・文学界を席巻した佐々木中の第一作にして主著。重厚な原点準拠に支えられ、強靭な論理が流麗な文体で舞う。恐れなき闘争の思想が、かくて蘇生を果たす。
-
俊傑・佐々木中の第一作にして哲学的マニフェスト。厳密な理路が突き進められる下巻には、単行本未収録の新論考が付され、遂に定本となる。絶えざる「真理への勇気」の驚嘆すべき新生。
-
彗星のように出現して思想・文学界を驚倒せしめた孤高の俊傑、佐々木中。『夜戦と永遠』以前から『切りとれ、あの祈る手を』へ向かう力強く飄然と舞いふみ留められた躍動する思考の足跡。
-
この才能に戦慄せよ! 『夜戦と永遠』『切りとれ、あの祈る手を』の佐々木中がはじめて小説を書いた。――咲いたのだ、密やかに。夜の底の底で、未来の文学の先触れが。
-
思想界を震撼させた大著『夜戦と永遠』から2年。閉塞する思想状況の天窓を開け放つ、俊傑・佐々木中が、情報と暴力に溺れる世界を遙か踏破する。白熱の5夜10時間語り下ろし。