単行本 夏目漱石『こころ』をどう読むか 【文芸の本棚】

夏目漱石『こころ』をどう読むか

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内容紹介

刊行100年。永遠の問題作は今いかに読まれうるのか。東浩紀、大澤真幸らのエッセイ、対談:奥泉光×いとうせいこうのほか、これまでの『こころ』論をベストセレクション。

目次・収録作品

夏目漱石自筆広告文
『こころ』あらすじ

石原千秋「『こころ』はどう読まれてきたか」

対談 奥泉光/いとうせいこう「文芸漫談 夏目漱石『こころ』を読む」

東浩紀「少数派として生きること」
大澤真幸「喉に引っかかった魚の小骨のような疑問」
荻上チキ「見過ごされてきた門番」
高田里惠子「『こころ』の読者をどうつくりだすか」
文月悠光「『こころ』に眠るわたしたち」

対談 水村美苗/小森陽一「こころ 夏目漱石」
対談 丸谷才一/山崎正和「夏目漱石と明治の精神」

講演 柄谷行人「漱石の多様性:講演——「こゝろ」をめぐって」
講演 吉本隆明「『こころ』」

北村薫「『こころ』を、読もうとしているあなたに」
夏目房之介「こころ」
荒川洋治「百年前の少年」

山崎正和「淋しい人間」
作田啓一「師弟のきずな——夏目漱石『こゝろ』(1914年)」
石原千秋「眼差としての他者——『こゝろ』」
小森陽一「『こころ』を生成する心臓[ハート]」
押野武志「静は果たして知っていたのか」
赤間亜生「〈未亡人〉という記号」
平野芳信「最初の夫の死ぬ物語——『ノルウェイの森』から『心』に架ける橋」

石原千秋「『こころ』をこれからどう読むか」

著者紹介

石原 千秋 (イシハラ チアキ)

1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。『読者はどこにいるのか』『受験国語が君を救う!』『教養としての大学受験国語』『『こころ』で読みなおす漱石文学』など。

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