単行本 夏目漱石『三四郎』をどう読むか 【文芸の本棚】

夏目漱石『三四郎』をどう読むか

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内容紹介

永遠の青春の書は今いかに読まれうるか。東浩紀、荻上チキらのエッセイの他、『三四郎』をめぐる対談、評論等をベストセレクション。

目次・収録作品


石原千秋 ──『三四郎』はどう読まれてきたか

【対談】 奥泉光/いとうせいこう ──文芸漫談 夏目漱石『三四郎』を読む

【対談】 姜尚中/栗坪良樹 ──三四郎、百年の孤独

【新規エッセイ】
東浩紀 ──三四郎は名古屋で同衾すべきだった
荻上チキ ──近代ごっこ。青年は次に誰を見下す?
紅野謙介 ──パリで読む『三四郎』
斎藤美奈子 ──勘違いの系譜
若林幹夫 ──贈与と貸借、あるいは、暢気な世界の切なさと美しさについて

【鼎談】 小森陽一/富岡多恵子/西成彦 ──差別と文学──漱石『三四郎』を読み直す

【評伝】 関川夏央
──漱石の二十世紀──『三四郎』と明治四十一年の東京

【エッセイ】
三田誠広 ──十五歳の春
岡崎武志 ──汽車は上京の予行演習だった
小山慶太 ──野々宮君の実験装置

【講演】 吉本隆明 『三四郎』

【評論】
前田愛 ──夏目漱石『三四郎』──本郷
千種・キムラ・スティーブン ──『三四郎』論の前提
石原千秋 ──鏡の中の『三四郎』
藤森清 ──青春小説の性/政治的無意識──『三四郎』・「独身」者の「器械」
飯田祐子 ──『三四郎』──美禰子と〈謎〉
小森陽一 ──漱石の女たち──妹たちの系譜
生方智子 ──『三四郎』『青春』──表象する〈青年〉たち

石原千秋 ──『三四郎』をこれからどう読むか

著者紹介

石原 千秋 (イシハラ チアキ)

1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。『読者はどこにいるのか』『受験国語が君を救う!』『教養としての大学受験国語』『『こころ』で読みなおす漱石文学』など。

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