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内容紹介

一日三回以上オーガズムに達すると成績が上がりやすいとされていて――。勝てば天国、負ければ地獄の、規律と欲望が渦巻く学校。私の幸せは、正しいのか? 人間の倫理を問う、芥川賞受賞第一作初長篇。

デビュー作『改良』で文藝賞、第2作『破局』で芥川賞、そして――
ようこそ、危険な学園へ。全人類、未体験の読後感!!

☆「底が知れない」「悪夢そのもの」「まだまだ物語ってある」……雑誌掲載時より話題騒然!
■ずるずると引き摺られていくのに読む手が止まらない。悪夢そのものみたいだ。すごいものを読んだ気がする。けれど果たして本当に読んだのかすら疑問に思えてくる。
――カツセマサヒコ
■重要なのは、どういう教育を受けているかではなく、与えられた教育に対してどういう姿勢でいるか。深く考えさせられた。
――玉城ティナ
■おもしろくて白目をむいてる。まだまだ物語ってある。
――岨手由貴子
■抑圧下の男らしさを描いた“血のかよわないまごころ小説”にして、ジャンル無用の危険な傑作。
――鴻巣友季子
■図式的な設定を用いた奇々怪々なディストピアでありながら、現実の人びとが無批判にすがりつく物差しの疑わしさをより痛烈に暴き出す。
――倉本さおり
■作品内の道徳がおかしい。主人公の空っぽな心が恐ろしい。いや、社会の決める「正しさ」が恐ろしい。底のまったく見えない書き手。
――朝日新聞社中村真理子

☆「なんだこれは」「ひたすら下るジェットコースター」「ぶっ壊れ激ヤバ小説」……絶賛・困惑・驚愕・恐怖の声続々!SNS沸騰!!
■ひたすら下るジェットコースター。ハラハラドキドキとかじゃなくて常にアウト。(@llevogafas00)
■おれのタイムライン、みんな遠野遥に教育されてる。(@fukasawauroko)
■権力を行使してくる側の狂った感じを咎められないどころか従ってしまい、事態の悪化を傍観しかできない今のうんざりな空気と重ねて読んだ。(@GotandaYoshiko)
■きわめて正当な、パンデミック下の小説、っていうような風に考えることもできるんだけど、そんなことよりもう……臓器にくるぜ……。(@kentarotsuka)
■ひたひたと、ずぶずぶと、静かに狂気に溺れていく感覚。結局「人」がいちばん怖いのかも知れない。(@unangepasse_)
■むかむかしてくるのに何故かページを捲る手が止まらない。すごい小説。(@ada1618ada)

著者紹介

遠野 遥 (トオノ ハルカ)

1991年、神奈川県生まれ。2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞しデビュー。2020年『破局』で第163回芥川龍之介賞を受賞。

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