単行本 浮遊

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関連情報

内容紹介

高校生のふうかは、会社経営の男の家で柔らかいソファに座り、男の元恋人を象ったマネキンの下、夜毎ホラーゲームで悪霊たちから逃げ続け――。芥川賞受賞作『破局』を超える衝撃。

モモコグミカンパニー(BiSH)、戦慄!
「恐怖」の概念を覆す衝撃作!

「読んでいる間、身体が透明になったりまた人間に戻ったりする。ゲームと現実、幽霊と人間、その境目の混沌を彷徨いながら、最後には、私は人間でいたいと思った。しかし、なぜか、遠野ワールドでは、幽霊の方が息をしやすそうなのだ。

著者紹介

遠野 遥 (トオノ ハルカ)

1991年生まれ。2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞しデビュー。2020年『破局』で第163回芥川龍之介賞を受賞。他の著書に『教育』がある。

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読者の声

hitsuji さん/30歳 女性
遠野遥先生の新刊を読みました。
遠野先生の文章は、障害物や隔たりを感じることなく、自分の中にシンプルにすとんとおちてくる。

読んでいると、自己の片隅にあるロックを聴く時のような、
または物理的に淡々と道を歩いている時のあの感覚を覚えます。

事象にふれた際など、時折ひとの内側に現れる「行き場の無い不安感」がひとの中で広がり彷徨う経緯の細やかな描写は、読み進めてゆくことがふしぎと心地よいと感じられるものでした。
いま出会うことができて良かったと感じられる作品でした。

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