河出文庫 は1-29 完本 チャンバラ時代劇講座 1

完本 チャンバラ時代劇講座 1

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内容紹介

原稿枚数千四百枚に及ぶ渾身の大著が遂に文庫化! 文学、メディア、芸能等の歴史を横断する、橋本治にしか書けないアクロバティックなチャンバラ映画論にして、優れた近代日本大衆史。第三講までを収録。

目次・収録作品

第一講 チャンバラ映画とはなにか
1 チャンバラ映画とはなにか
2 チャンバラ映画はこうしてくだらない
3 チャンバラ映画と小説
4 チャンバラ映画と演劇と、長谷川一夫と流し目と
5 現代で時代劇をやる〝噓〟について

第二講 これが通俗だ!
1 たとえば丹下左膳の場合
2 もう一人の丹下左膳、阪東妻三郎(バンツマ)の場合
3 という訳で出て来る、退屈のお殿様の場合
4 大人騙しと、早乙女主水之介
5 早乙女主水之介にみる、男の色気
6 チャンバラ映画と華麗なる元禄時代
7 三日月傷と主水之介ファッション
8 『旗本退屈男』にみる、東映チャンバラ映画の基本パターン
9 東映チャンバラ映画の悪人達
10 東映チャンバラ映画の終り方
11 これが正義だ!

第三講 格調の高さの研究
1 遠山の金さんのお説教
2 どうして東映のチャンバラ映画はワンパターンか?
3 日本の近代に於ける娯楽の始まり
4 日本人の教養と忠臣蔵
5 忠臣蔵の決定版はいつ出来たか
6 江戸の忠臣蔵とその後の忠臣蔵
7 講談の時代
8 立派さの転覆と通俗教養の時代
9 NHK大河ドラマ版『赤穂浪士』と日本近代の終焉
10 忠臣蔵の決定版
11 昭和初年のお軽と勘平
12 存在しない千坂兵部
13 大高源吾は橋の上――
14 結局、長谷川一夫の大石内蔵助は「おのおの方……」としか言わなかった
15 あまりにも日本的な腹芸について
16 『勧進帳』の矛盾
17 成り上りの時代

著者紹介

橋本 治 (ハシモト オサム)

1948年、東京生まれ。イラストレーターを経て、77年小説『桃尻娘』を発表。『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。2019年没。

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