全集・シリーズ 漱石激読

漱石激読

  • 漱石激読

オンライン書店で購入

  • amazon
  • Rakutenブックス
  • 紀伊国屋書店
  • honto
  • 7netshopping
  • HonyaClub
  • e-hon
  • HMV&BOOKS
  • 大垣書店

店頭在庫

  • 紀伊国屋書店
  • 有隣堂
  • 三省堂書店
  • 旭屋書店
  • TSUTAYA
  • 未来屋書店アシーネ

内容紹介

漱石生誕150年。こんな読み方があったのか! 漱石研究をリードしてきた名コンビが読めば、漱石文学の読みの可能性はまだまだ泉のように湧いてくる。

目次・収録作品

まえがき(小森陽一)

序章 『文学論』から見わたす漱石文学


Ⅰ 『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』を激読する

第一章 『吾輩は猫である』――深読みが止まらない
第二章 『坊っちゃん』――一気書き、一気読み
第三章 『草枕』――降りられない近代を生きぬく


Ⅱ 『虞美人草』『坑夫』『夢十夜』を激読する

第四章 『虞美人草』――読めば読むほど、恐い
第五章 『坑夫』――だから藤尾は美禰子になれた
第六章 『夢十夜』――漱石文学を解く索引のよう


Ⅲ 前期三部作を激読する

第七章 『三四郎』――「ダブル」の魅惑
第八章 『それから』――無意識は隠せない
第九章 『門』――これでは悟れるわけがない


Ⅳ 後期三部作を激読する

第十章 『彼岸過迄』――心の探偵小説
第十一章 『行人』――女も男を読んでいる
第十二章 『こころ』――やっぱり、日本近代文学の頂点


Ⅴ 『道草』『明暗』を激読する

第十三章 『道草』――愛に満ちている
第十四章 『明暗』――その愛はどこへ


小森さんの大きなマスク――「あとがき」にかえて(石原千秋)

夏目漱石略年表

著者紹介

石原 千秋 (イシハラ チアキ)

1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。『読者はどこにいるのか』『受験国語が君を救う!』『教養としての大学受験国語』『『こころ』で読みなおす漱石文学』など。

小森 陽一 (コモリ ヨウイチ)

1953年生まれ。東京大学名誉教授。日本近代文学専攻。『漱石を読みなおす』『漱石論』『天皇の玉音放送』『小森陽一、ニホン語に出会う』『文体としての物語』『構造としての語り』など。

こちらもおすすめ

この本の感想をおよせ下さい

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

この本の感想を書く

こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。 お問い合わせは、こちらへ

close閉じる