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[ ジャンル:日本文学/評論・研究 ]の検索結果
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明治以降、日本の文学者は〈性〉と〈愛〉という根源的なテーマにどのように取り組み、どのように表現してきたか。74人の文学者の80編を簡潔に紹介するユニークで便利なブックガイド。
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20世紀文学・思想史に聳え立つ巨人の初の本格的評伝。父方の故郷相馬、母方の故郷鹿児島を実地踏査し、古文書を発掘。さまざまな新資料を解読し、埴谷雄高の源泉にさかのぼる渾身の大作。
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世界の思想・文学史の極北に聳える埴谷雄高に、60年安保の激動期以来私淑する編者が、埴谷雄高の膨大な評論・エッセイのなかから独自の視点で選びぬいた24篇を集成した巨人の精髄。
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現代の川柳ブームの元祖となった大通人の全貌が初めて明らかに! 明治から昭和の戦後にいたる世相風俗の変遷を、三太郎の生涯と業績を通して浮彫りにしつつ、川柳とは何かを問う長篇力作。
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澁澤龍彦と並び、若者を中心に熱烈な読者をもつ稲垣足穂を、イタリア未来派運動や日本のモダニズムとの関係までも視野に収め、初めて本格的に論じた待望の一冊。江藤淳氏絶賛の長篇評論。
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20世紀世界文学史に屹立する埴谷雄高の大著を、戦後直ぐの初出誌にさかのぼって具体的にテキスト分析し、『死霊』に潜むさまざまな謎を明らかにする。数ある『死霊』論を超えた画期的名著。
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名編集者・江戸川乱歩の知られざる横顔!! 雑誌「宝石」時代に膨大に残した、作家・作品案内をもとに、ほとんど単行本未収録の文章で構成した乱歩版日本探偵小説秘史!
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淫蕩な遊女か、仏の化身の聖母か|?|?平安時代の女流歌人・和泉式部にまつわる性に関する逸話や言い伝えの背景を、民俗、神話、伝承を手がかりにさぐる興趣あふれるエッセイ。
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文革末期、宮沢賢治との解逅が大学で日本語を学ぶ女の運命を変えた。賢治学徒を自認する気鋭の日本文学研究者が中国における先駆的研究成果と、自らの体験を重ね合わせて綴った自伝評論。
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再評価の機運いちぢるしい泉鏡花を、幻をつむぎ出す機械としてとらえ、その魅力の秘密と稀有の現代性をあますところなく伝える鏡花論の決定版、待望の増補・復刊。
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子爵大澁澤家につながるその出自から、旧制高校生として戦火をくぐり、敗戦の日本に新しい光を見て〈サド裁判〉被告席に立った澁澤龍彦。貴重な証言を集め人間龍彦とその時代を浮彫りにする。
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ますます輝きをます現代文学最大の才能|?|?中上健次。その核心へ迫りつつ、痛ましくも鮮烈な残酷と美を描き出す中上論の決定版。現代文学のリーダーが渾身の力をこめておくる奇蹟的作家論。
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日本近代文学のスタンダードな作家の秀作を掲載。まず読む楽しみを知り、興味に応じて読みたい本を選ぶための“読むブックガイド”。100名の主要作家データ、詳細な文庫情報付索引も充実。
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星座、植物、鉱物、動物――。賢治をめぐるキーワードをヒントに地元、岩手にて徹底取材。未発表資料、新撮写真200余点を収録。賢治の心象風景を辿った永久保存版・ケンジワールド。
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『澁澤龍彦全集』刊行を機に、親しい友人でもあり、関心領域がある部分重なりあってもいた4人の編集委員が語り尽した、全く新しい澁澤像。貴重な証言や新発見の事実など多数収録。
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坂口安吾、太宰治、三島由紀夫、そして十代より親交をあたためた澁澤龍彦ら敬愛する文学者の人と文学、そして東京とのかかわりを独自の視点からとらえた出口版「偏愛的作家論」。
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『同時代としての女性短歌』に続く男性版。71名による新作。塚本邦雄VS篠弘、大岡信vs岡井隆の対談。近藤芳美インタヴュー。佐佐木幸綱他5人による討議。男性短歌史等現代短歌の全容。
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「李陵」「山月記」等の作品で、今尚読者を魅了しつづける作家・中島敦を『千のプラトー』の訳者がドゥルーズ的に読みとき、その文学の驚くべき新しさと深さを明らかにする書下ろし。
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社会批評家として活躍が目覚ましい作家・田中康夫が、大江健三郎にどうしてノーベル文学賞が授賞されたか?筒井康隆の断筆宣言の本質は何か?など、文学シーンに鋭く迫るスーパー文藝時評。
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大正デモクラシー・大正教養主義の名のもとに一括されてきた大正期。そのころに開花していた驚くほど多彩で躍動的な思想潮流を、様々な分野で現代に甦らせる画期的アンソロジー!