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[ 著者:石牟礼 道子 ]の検索結果
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石牟礼が亡くなる直前まで、十年近い交友の軌跡が生き生きと甦る対話集。作家同士の親密な語り合いの中から池澤は、石牟礼の創作秘話、その奇跡的ともいえる作品の真髄を浮かび上がらせる。
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一九五〇年代水俣、そして二〇一一年福島。企業と国家によって危機に陥れられたこの二つの土地の悲劇をそれぞれに目撃した二人が、絶望と希望の間を揺れ動きながら語り合う対話集。
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『苦海浄土』で知られる、戦後日本文学における最重要作家。ふるさと水俣で過ごした幼少時の甘い記憶が豊かに綴られる。「椿の海の記」他、エッセイ「タデ子の記」、詩などを収録。
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人間とは何か、私たちはどこへ行くのか――破壊し尽くされた自然や人間の悲劇と、その闇の奥底に立ち上がる新しき叡智を語る対談・講演集。受難の時代にこそ響きわたる水俣からの言魂集。
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『苦海浄土』の著者の最高傑作。精神を病んだ盲目の祖母に寄り添い、ふるさと水俣の美しい自然と心よき人々に囲まれた幼時の記憶。「水銀漬」となり「生き埋め」にされた壮大な魂の世界がいま蘇る。
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1950年代水俣、そして2011年福島。企業と国家によって危機に陥れられたこの2つの土地の悲劇をそれぞれに目撃した2人が、絶望と希望の間を揺れ動きながら語り合う、渾身の対話集。
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水俣の不知火海に排出された汚染物質により自然や人間が破壊し尽くされてゆく悲劇を卓越した文学作品に結晶させ、人間とは何かを深く問う、戦後日本文学を代表する傑作。三部作すべて収録。
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時代の混迷の中、本当に生きる支えになる力のある言葉が必要とされているが、情報の氾濫の中で言葉が力を失って久しい。環境から宗教的次元へと魂の言葉を紡ぎ続ける石牟礼道子30年の発言集。