読者の声一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
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2023.05.06
くもをさがす
西 加奈子 著
この本に出会うことができて本当に良かった、という思いを噛み締めながら、大切に読み進めました。自分の日常を大切にするため気付かされることが詰まっていて、すごくすごく感謝の気持ちと、西加奈子さんって最高じゃん!って気持ちでいっぱいになりました。はっとさせられたのは、自分の心も身体も自分だけのもの、それは当たり前なのに気づけてこなかったことで、それに気づけたことで自分もパワーアップしたような気がします。ありがとうございます。
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2023.05.06
くもをさがす
西 加奈子 著
著者の世の中で目にする事象について、共感したことが多かった。1人じゃないんだな。
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様々な本の素敵な言葉をさらに知りたいという、好奇心が生まれました。他者からの様々な恵みから、生きることの深さを知り得る作品でした。
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2023.05.06
くもをさがす
西 加奈子 著
「西加奈子、もう日本に住んでないんだー・・・」という気持ちを初め持ちました。日本から国外に自分の意思で住むって人がなんか羨ましくて羨ましくして、取り残された様な、裏切られたような気持ちになるんです。
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その「羨ましい、ずるい」って私の気持ちの答えがこの本にのっていたと思います。
それでも、西加奈子さん、ずるい。
日本で一緒に戦ってくださいって思ってしまいます。
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2023.05.05
くもをさがす
西 加奈子 著
ほとんど本を読まなかった自分がこの本を手にして読み終えたことと、答えの無さが腑に落ちたこと。
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全ては奇跡で、今あることの素晴らしさと人それぞれに生きていることへの肯定感とそれゆえの不安。
著者がこの本を読んで欲しいと思ったあなたに私がなれたことで繋がる奇跡も感じられて、私の世界と視界が大きく拡がる一冊になりました。
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2023.05.04
くもをさがす
西 加奈子 著
バンクーバー留学時代の友人から、移住先のカナダでガン治療を受けることになったと連絡をもらった直後に、西さんがバンクーバーでガン治療を受けられていたことを知りました。あまりのタイミングに勝手に運命を感じ、すぐに読み始めました。
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留学中に私も同じように感じた事に親近感が湧き、実母の乳ガン闘病時の事、今正にカナダで抗がん剤治療を受けている友の事が重なり、読み終わった今も沢山の感情が私の中で渦巻いています。私も友人に寄り添い、出来る限りのことをしていきます。
私たちに西さんの思いを届けてくださり、ありがとうございます。西さんのメッセージは、確かに受け取りました。
これからもずっと、応援しています。大好きです。
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2023.05.04
くもをさがす
西 加奈子 著
私も今年の2月に右乳房全摘手術と同時再建手術をし現在は抗がん剤治療中です。
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退院してすぐに愛猫がご飯を食べなくなり1週間病院に通いましたが亡くなってしまいました。まるで私を待っていたかのように…
本を読みながら何度も泣きましたが、エキが元気になって本当に良かったと自分の猫と重なりました。
癌と告知されてからの何とも言えない心の揺れ、抗がん剤の副作用の辛さ、周りの人達に助けてもらってるという感謝、全てが共感できました。
私は抗がん剤が終わった時どう思うのだろう。
まだ終わりへの道のりは長く、今はただ抗がん剤治療の終わりに向けて副作用に悩まされている所だけど私の思っていた過去の日常はもう戻ってこないと知りました。
新しい日常が待っている事を知ったから。
どんな未来が待っているかわからないが、今を生きようと思いました。
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2023.05.03
くもをさがす
西 加奈子 著
西加奈子さんには、一度も会った事はないけれど、読みながら、すごく近くに感じて、体温すら感じるくらいでした。まっすぐに私を見ながら、話してくれているような。
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息をしている、のところであなた、つまり私の事を、書いてくれている文章に泣いてしまいました。そう、私に届きました。届けてくれてありがとう。私も、加奈子さんをハグして、背中をトントンしてあげたい。あなたは、生きていて、そして美しい。
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2023.05.03
くもをさがす
西 加奈子 著
仕事(医療職です)も私生活も何もうまくいかず自分はなんてダメなんだと落ち込んでいた時にこの本に出会いました。
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自分のボスは自分で、他人がどう思おうが自分の選択を信じ貫く、それが強さに繋がるのだと思いました。
ご友人たちも愛情深い方ばかりですね。西さんのお人柄がそうさせているのでしょう。
キャンサーフリー!これからの西さんの日々も素晴らしいものでありますよう、そしてこれからも西さんの文章を楽しみにしています。
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2023.05.02
くもをさがす
西 加奈子 著
わたしも西さんと同世代で、
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同じく乳がんです。
今、抗がん剤治療中で今後手術にです。
西さんのまっすぐな文章に、
とても共感し、癒されました。
告知された日に、
シャワーを浴びながら声を出して泣いたことを思い出しました。
がんになって改めて、
周りの友人に支えてもらっていることを感じました。
まだ治療は続きますが、
今を大切に進んでいきたいです。
西さんの文章に勇気をもらいました。
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2023.05.01
くもをさがす
西 加奈子 著
ハグしたいと強烈に思った。
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西さんの痛みと私の傷が重なりパズルが完成した気になった。
女性特有の難病に罹患し開胸手術をし卵巣と子宮を手放した。
治療の選択は、私だけのものだ。
不幸だと嘆く暇もなく両親と妹を癌で亡くした。
母も『最期は、自宅で逝きたい』と潔かった。自宅で、尊い人生を見送る中、私は人生と家族を取り戻した。
西さんの本を読み、私も自分のことが好きになった。私も最高だ。
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2023.04.30
くもをさがす
西 加奈子 著
生きざまを学ばせていただきました。nhkあさいち で知り、即、アマゾンで注文!その日の夕方には読んでました。ドキドキわくわくの連続!病は、健康オタクでも誰でも白羽の矢が当たればなる!明日は我が身。ガンではないにしろ、突然治らない病になった私にとっては、白羽の矢が当たったんだ、と思えるようになりました。人生、思い通りにならないことと、幸せでいることは同時に成り立つと、、ホントそう思います。
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ありがとうございました。心が暖かく、軽くなりました。
出会えて良かったです。
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2023.04.30
くもをさがす
西 加奈子 著
西加奈子さん、ありがとうございます。
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私も乳がんの診断を受け、乳房全摘術を予定しています。医師からどのような術式をするか、乳房再建術は希望するかを問われ、「それって私が決めるの?」と戸惑っていましたが、いろいろ考え決めました。
先日、テレビ西さんのインタビューを拝見し、早速その日に書店で「くもをさがす」を購入し、読ませていただきました。「乳首いる?」に笑ってしまいました。私はひそかに「乳首いる!」と思っていたので。「私の体のボスは私や」には納得しました。勇気をいただきました。
やはり手術は痛そうでイヤだし、がんは怖いというのが正直な気持ちですが、西さんのお陰で、前向きになれそうです。「くもをさがす」にあった関西弁の言葉たちが、これからもわたしの頭や心に響き続けることでしょう。
ほんま、ありがとうございます。
西さんのご活躍、これからも楽しみにしております。
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2023.04.30
くもをさがす
西 加奈子 著
病がやって来たら、
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まず「どうして?私?なぜ?」とふり返ってしまう。そこから治療に向かうまでの不毛な暗い時間。
一足跳びの西加奈子。西さんの見え方が軽快爽やか過ぎて…。
あらゆるNGの喧騒の街、東京の只中に居て、幾度も瞑想をtryするだろう。
東京がバンクーバーのような矜持を持った街に変わるまで、一呼吸、
一呼吸内側に入って行こう。
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2023.04.30
くもをさがす
西 加奈子 著
現在トリプルネガティブ乳がんの治療中です。今後抗がん剤治療が始まる身としては、これから自分の身体に起こること、未知への恐怖を少しでも和らげたいと、この本を手に取りました。
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手術直前の医師、看護師と西さんとのやり取りに涙が出るほど爆笑してしまい、帯に書いてある、あなたに読んでほしいとはこのことだったのか!と思えてしまうほど、悲壮な中にも明るさがあり、、というか、人間どうにもならないときには笑えてしまうんですよね、すごく共感しました。
全体を通して「あなた」=今の私に、西さんが語りかけてくれているようで、嬉しかったです。治療が終わっても、恐れとは一生付き合っていかなくてはいけない、その中でも子供達とはたくさんハグしたいなと改めて思った次第です。大切な人を、大切に。
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2023.04.30
くもをさがす
西 加奈子 著
「くもをさがす」を読んでから,心の中で西加奈子さんと対話しているような感覚が芽生えた。
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あったこともない西さんに,カナコありがとう,これわたしのために書いてくれたんやな。届いたでほんまに。ほんでありがとう,私も(めちゃくちゃ嫌やけど)手術するから,どういう風になっても,ぎりぎりまで,最後まで,ちゃんと自分のこころと身体のボスでい続けられるようにするから。応援しててな,やってみるわな。
と話しかけている。
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2023.04.30
くもをさがす
西 加奈子 著
わたしは診察室では,なんだか従順に振る舞おうとしている(ドクターからするとどこが従順なんだよと思うかもしらんけど)。このまま手術受けたら,わたし数年後に自分と大喧嘩するか,鬱になってしまうような気がする。それは困る。私は話をしなくてはならない,自分を黙らせてはいけない。オフになりそうな心のなかのスイッチをオフにしちゃいけない。私のことを真剣に,がんを排除するためだけではなく,私の人間としての幸福についても,共に考えてくれる人と。
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2023.04.30
くもをさがす
西 加奈子 著
(二日後くらい)5時に目がさめて電気をつけた。6時まで読書。お風呂にお湯をためて,結局7時34分まで読書をした。「くもをさがす」読了。
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これ本当に私のために書いてくれたんだとわかった。いま生きてる,右胸に4.1centimeterのがんを持ってる,はだかでひとりでいる,よくぼんやりする,自信をなくす,いきいきする瞬間もある,歌を歌う,歩く,ごはんを食べる,泣く,笑う,部屋を散らかし片付ける,本を読む,思い悩む,テレビを見て時間をごまかす,なんということもない私のために書かれた。私が生きているから,生きてて大切だから,なのだろうと思った。
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2023.04.30
くもをさがす
西 加奈子 著
紀伊國屋書店でかった「くもをさがす」,ほんまは,闘病エッセイなんて,たとえ西加奈子さんの作でも読みたくない気分だとおもってたんだけど,本屋でポスターみたいのに「右胸に癌」って書いてるのみて,一緒やんと思って,読むことにした。
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紀伊國屋で買ったら,だるまのカードがついてて
「今,あなたに読まれるのを待っている。そこにいるあなた,今,間違いなく息をしている,生きているあなたに。」って書いてる。
なんの涙かしらんけど涙が出て来る。
生きてる限りことばはでてくる,
なんにもまとめずにかっこもつけずに,日記書いてみようと思った。
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2023.04.29
くもをさがす
西 加奈子 著
ほぼ同時期に乳がんになりました。治療や経過は人それぞれ、しかも外国での治療ということで、自分の体験を思い出しながら、重なったり全く違ったりするところを興味深く読み、また自分の体と乖離する感覚、というところには共感を覚えました。自分よりも過酷な状況の人も、そうでない人もいる中で、この怖さ、不安は自分だけのもので、それに関してだけは相対的に測ったりしないでよいんだ、と改めて思うことができました。
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2023.04.29
くもをさがす
西 加奈子 著
久しぶりに文に惹き込まれて一気に読んでしまいました。
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私もがんサバイバーです。読みながら診断を受けた時の気持ちなど鮮明に思い出していました。お風呂の水を出しながら泣いたのも物凄くわかります。
強く「教えたくない」と思っていた気持ちを本にしてくれてありがとう。
癌と告知された事があるだけで、病名を話すと皆一歩引くのが分かる。それが凄く嫌で、人に病気の話をしなくなりました。
でも入院していた事を知ってる人に労わられると心の中で「私は元気に今を生きていますけど!?特別でもなんでも無いですけど!」と叫んでる時がある。
加奈子さんにこうして語って頂けた事で、変な表現ですが、肩身の狭い思いをしないで済む人が増えると思います。
癌であろうとも私は私で今をしっかりと生きたいです。文に出てくる加奈子さんに出会った皆様にも感謝です。