読者の声一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
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2022.10.10
スピン/spin
私が手に取ったきっかけは、斉藤壮馬さんが初小説を書くと聞いたからです。そして私は月に何冊もの本を読む本好きなので、たくさんの作家さんの物語を読んでみたいと思ったのも1つの理由です。330円という学生に優しいところもいいと思いました。
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中身は思っていた以上に面白くて、作家さんの色が出ているなととても感じました。今後のスピンもぜひ手に取って、またたくさんの物語を読んでいきたいなと思います!
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2022.10.09
スピン/spin
私は元々本を読むのが好きだったこと、斉藤壮馬さんのいさなを読みたかったことがきっかけで、スピンを購入させて頂きました。いさな や、斉藤壮馬さんのエッセイは勿論のこと、どの方の物語もエッセイも評論文もすごく面白かったです!個性豊かな作家の方々の作品に浸れてとっても幸せでした!続きが楽しみで次号が待ちきれません!
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2026年には私は順調に行けば大学3回生です。その時に読んで感じることと、今感じることは全く違うと思いますので、終わりが寂しいようで楽しみです。
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2022.10.03
初恋の悪魔 1
坂元 裕二 著
初回は取っつきにくかったのですが、我慢して第2話・第3話と視聴し続けているうち、いつの間にか、すっかり嵌ってしまいました。本ドラマも、紛うこと無き坂元ワールドですね。ブルーレイが出る前に物語を反芻しておこうと、本書を買い求めました。坂元裕二さんの珠玉のごとき言葉群を、じっくり味わっているところです。11月発売予定の第2巻も、早速予約させていただきました。
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2022.10.02
スピン/spin
斉藤壮馬さんの小説とエッセイが目当てで買いました。もちろん良かったですがそれだけではなく雑誌自体も面白くて読んでいてあっという間に時間が過ぎていました。病院の待ち時間に読んでいます。
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2022.10.02
ポータブル・フォークナー
ウィリアム・フォークナー 著 マルカム・カウリー 編 池澤 夏樹/小野 正嗣/桐山 大介/柴田 元幸 訳
2015年に発表された「創業130周年記念出版刊行予定リスト」で刊行の企画を知って以来ずっと待っていました。半分諦めていましたが本書を手に取ることができることがただただ嬉しいです。
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2022.09.30
スピン/spin
この本の匂いがとても好きです。紙の材質も好きです。
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2022.09.30
チコちゃんと学ぶ チコっと論語
NHK「チコちゃんに叱られる!」制作班 制作協力 山口 謠司 監修
とてもよくわかりました
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頭に残りました。
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2022.09.27
いぬ
ショーン・タン 著 岸本 佐知子 訳
愛犬を亡くして落ち込んでいる私に友達が贈ってくれました。先に旅立った愛犬と飼い主が次の世でなかなか出会えない場面が続き、胸が締め付けられそうでした。 また一緒に新しい世界で元気に前に進んでいく二人を見て、涙が止まらなくなりました。
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犬に限らず、親しい人を亡くした方にもお勧めです。
いつか、必ずまた出会えるという期待を持って、毎日を大切に過ごしていけそうです。
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2022.09.18
橋の上で
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
酒井さんの本は大好きですので 何も考えず予備知識もいれずに購入しました。
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読み終えて、心が良い感じでジンジンしました。
今まで、踏ん張り生きてきました。
色々経験して、『死なない選択』をしながら‥
傷ついた言葉 出来事を 流しながら‥生きてきました。
今は 可愛い可愛い宝物の孫達と絵本を味わっています。
それでも この歳になっても昼間の音がからだのなかでいつまでも響くこともあります。
わたしの水辺がたしかにある!光が差し込みました。
早速孫達にも プレゼントしました。「ずっとこの本をそばに置いていてね。』と思います。
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2022.08.26
高橋英夫著作集 テオリア8 読書随想
高橋 英夫 著
高橋英夫さんの著作集が無事に完結したことを、たいへん嬉しく思っております。全巻にbookjacketをかけ、大切にしております。
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毎日、あちらこちら、少しずつ読み進めながら、至福の時間を過ごしております。
今まで、どこの出版社も手がけていなかったのが不思議なくらいですが、貴社のおかげで、貴重な文章の数々が、まとまった形で、後世に伝えられていくことができるようになりました。
改めて深く御礼申し上げます。
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2022.08.25
みんなケンジを好きになる
土肥 美帆 著
今巷で話題のケンジの写真集を楽しみに待ってました!初めて見た時から泣けてくるくらいに癒されて、頑張っていこう!という気持ちになれました。
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ケンジの周りの猫ちゃんや飼い主さんの関係もよく分かりこれからのケンジ達もすごく楽しみです!
これは小さなお子さんのいる家庭や学校の図書館に置いて頂だけたら嬉しいと思ってます。
写真家の土肥さんの温かな優しさあふれるこの写真集は絶対におすすめです!多くの人達に見て頂きたいですね。、
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2022.08.24
スガリさんの感想文はいつだって斜め上
平田 駒 著
本文はもちろん、直山先生やスガリさんやほかの登場人物たちも個性があってとても面白かったです!
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2022.08.23
ジュリアン・バトラーの真実の生涯
川本 直 著
「まだその手が残っていたか」
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つい声に出してしまいました。あらゆる小説を読んで参りましたが、このような見せ(魅せ)方もあるのですね。
流行りではありますが、読み手により立体的な印象を与える作品の中では際立って面白いです。ご馳走様でしたと丁寧に箸を置きたくなりました。
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2022.08.16
ジュリアン・バトラーの真実の生涯
川本 直 著
1ページ目を開き読んだ瞬間から文体そのものに魅了されゆっくり文章を楽しみながらも
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一気読みする驚きの体験!
その体験を可能にするのは全編に渡る香り高い文章。
その文章を運動させながら20世紀米文学の現実にフィクションを交え、当時の米文学界を彩った人物たちを周りにその中心をジュリアンバトラーが思うがままに生きようとする。
何が嘘で何が本当かわからない現実とフィクションが入り乱れる、センス爆発の小説。
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2022.08.14
スガリさんの感想文はいつだって斜め上
平田 駒 著
読書感想文が自分で描きたくなる本です。
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小学生の時に出会っていれば、長期休みの読書感想文が憂鬱にならずに済んだと思います。
読書感想文って何から書き出したらいいか、あんまり教えてくれない印象でした。この作品に出会って、読書感想文は自由でいいんだと思わせられます。
将来、自分の子供ができたら、読んでもらってから、共通の作品に対して、読書感想文を書き合えたらな。。。って思わせてくれた、そんな一冊でした。
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2022.08.06
ダンシング玉入れ
中山 可穂 著
中山可穂さんの世界にまたしても引きずり込まれました、面白かったという言葉だけでは表せないですが面白かったです。宝塚のファンではないですが、詳細に織り込まれていて宝塚見てみようかなと思ってしまいます。人が人を想う気持ちを丁寧にそして激しく雄叫びの様に表現される中山可穂さん。これからも読み続けます。
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2022.08.03
人民をわすれたカナリアたち
永山 則夫 著
『人民を忘れたカナリアたち』は大変優れた文献だと思います。
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曖昧な、プロレタリートを『貴族的プロレタリート』と『下層プロレタリート』に分化させたことです。
日本資本主義の東南アジア等への進出は何を産み出したのか?
現地の財産を唯同然で奪い取り、それを日本本国の労働者など(上層市民)に分配されたこと、永山氏はこれを帝国主義の恩恵を享受されている層(貴族的プロレタリート)と表現した。
一方で、60 年代日本資本主義は日本国内の困窮する農村では中学を卒業しばかりの子らを大都市に集め、使い捨て労働力として扱ったことです。永山氏もその一人でした。彼は、この層を下層プロレタリートと表現しました。
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2022.07.25
読書とは何か
三中 信宏 著
本書が初めての著者の本です。たまたま最近数学者の森毅さんと竹内啓さんの対談の本を読んでおりましたためか、著者の飄々とした愉快さが森毅さんの文章に似ているところがあると感じています。この本を、きっかけに著者の本3冊が自分の本棚に加わりまた!
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2022.07.22
いぬ
ショーン・タン 著 岸本 佐知子 訳
言葉も絵も個別具体的でかつ抽象的。15000年前から変わっていないいぬと人との関係が、その普遍性が、圧倒的な説得力をもつ美しい詩になっている。
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2022.07.22
ダーク・ヴァネッサ 上
ケイト・エリザベス・ラッセル 著 中谷 友紀子 訳
ページをめくる指先が冷たくなり動悸が抑えられない。かつて少女であり現在は少女の親である自分にとっては、どんなホラーより恐ろしく残酷な小説でした。
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大人になった私は、ストレイン側だけではなくヴァネッサ側も含め、(程度に差はあれど)似たような種類の欺瞞を、実はいくつも見てきた、という事実を認識して怖かったのです。
けれども、というかだからこそ、これは中高生、女の子には特に読んでもらいたい。教科書に載せて欲しいくらいです。そうしたらきっと新たな大小ヴァネッサが生み出されることは相当抑制できると思います。あるいは社会だとか文化だとかを変えるかも。
読むのにエネルギーが要るし読後感も決して良くないけれど、それくらいの衝撃と力を持った本だと思います。みんなに読んで欲しいです。