読者の声一覧

ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

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「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ

2021.05.23

「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ

河出書房新社 編

自分もそう思っています

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虹いろ図書館のへびおとこ

2021.05.13

虹いろ図書館のへびおとこ

櫻井 とりお 著

表紙に惹かれて読み始めました。
主人公や、彼女を取り巻く環境などがとても細かく書いていて、今まで読んだ本の中でも一番面白くて感動しました。
本好きの方、この本とてもおすすめです!!

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屋根の上のおばあちゃん

2021.05.13

屋根の上のおばあちゃん

藤田 芳康 著

等持院に住んでいた事があると知り合いに話したらこの本を紹介してもらいました。
なのでこの話を読み始めてすぐに引き込まれ、あの当時の事も蘇ってきました。たまに懐かしくなってあの辺りも通るんですが、等持院の踏切の横にあった散髪屋さんは最近なくなってました。
ほんとに映画になればぴったりの作品ですね!
ただ一つ、僕は56年間京都に住んでますが、〜やよってに、、、という言い回し、
京都ではあまり聞いたことが無いんです。
人によっては使う人もいるのかもしれませんが、、、。〜や さかいに、、、を使うと思います。
少し違和感がありました。
作者の藤田さんは大阪生まれだそうですが、よってに、、は大阪弁ではないですかね?
その言い方、僕は松竹新喜劇や吉本新喜劇でしか聞いたことがないんです。

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摩利と新吾 完全版 5

2021.05.08

摩利と新吾 完全版 5

木原 敏江 著

お値段がなかなかするので躊躇しましたが購入してよかったです。カラーページも素晴らしくときめきました。何度も読んだお話ですが豪華版で読むとまた一層感動しました!木原先生のインタビューもファンとしては嬉しかったです。
河出書房新社様 夢のような本を出版してくださり感謝します。ありがとうございました。

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日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす

2021.05.05

日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす

青山 透子 著

中曽根元総理も鬼籍にいる、もう本当のことを国民に知らせても良い。大勲位もきっと後悔しているはずだ。小生は日航の株券がただの紙きれになった1人。青山透子さんの今後の奮闘を期待している。

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日航123便 墜落の新事実

2021.05.05

日航123便 墜落の新事実

青山 透子 著

青山さんの渾身の4冊は読破しました。綿密な調査には頭が下がります。恐らくこれらに書かれていることが真実だと思います。果たして520名のご遺族の方、生還された(自衛隊に発見されず火炎放射器に焼かれなかった)4名の方もこの本はお読みになられたのでしょうか?是非、感想をお聞かせ頂きたいと思います。

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一度きりの大泉の話

2021.05.04

一度きりの大泉の話

萩尾 望都 著

友人からこんな本が出ていると知らされ、購入。読みながら、先生の作品を生み出す喜び・高揚感・葛藤・苦しみを味わううち、自分自身の若い頃の何かになりたいけれど何にもなれないという苦しみを久しぶりに思い出した。萩尾望都という漫画家はその才能が指先・ペン先から溢れ出てこぼれ落ちるようにどんどん漫画が生み出されてくるのだと考えていた。その漫画の神様のペン先から溢れ出た数々の漫画作品という雫を心の糧として、私はなんとか生きていた。本の帯に「この記憶は永久凍土に封じ込めるつもりです」と書かれていたが、あの頃の天才たちの身を削るような才能のぶつかり合いがあったからこそ珠玉の名作が生まれたのではないか、その作品に心を救われた読者としては、先生には申し訳ないけれど大泉の記憶に感謝です。

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図説 名画の歴史

2021.05.03

図説 名画の歴史

西岡 文彦 著

絵画史上理解しにくい用語として、マニエリスム、ダダや、作品として解説が理解しにくいデュシャンの泉の意義等を、優しい言葉で簡潔に表現している。その解説は秀逸です。
今まで呼んだ他の解説書にはありません。ここまで明確に述べるには作者の苦労があったと思う。絵画鑑賞の初心者には是非読んでみたくなる本です。
また現代美術の意義と背景についても同様で、現代美術の鑑賞を苦手と感じている方にはお勧めの解説書です。私は決してサクラではありません。立ち読みすればすぐ理解できるはずです。

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屋根の上のおばあちゃん

2021.04.24

屋根の上のおばあちゃん

藤田 芳康 著

書店の店頭で何気無く手にとって開いたこの本、読みすすめるうちに、どんどん引き込まれていきました。本を読んでいるのに、頭の中に映像が流れ、まるで映画を見ているような錯覚に陥りました。おゑいさんは高畑充希さんか杉咲花さん、哲朗は柄本時生さん!床屋の松本さんは光石研さんかなぁなんて。

書店で冒頭を読んだ時には、認知症になったおばあちゃんと孫の話かと思いましたが、とんでもない!時間軸を行ったり来たり、しかもどちらの時代もリアルに感じ取れるだけでなく、双方がおたがいの邪魔をしない。そして最後にはすとんとお腹に収まるような、心地よい後味でした。
ぜひ映画化していただきたい作品です。

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一度きりの大泉の話

2021.04.22

一度きりの大泉の話

萩尾 望都 著

思っていた以上の話が書いてあり、驚きつつも、これを書かないと静かに暮らせない程大変な状況に取り巻かれていた事に、胸が痛みました。
多分もう二度と会わないだろう、かつての友人達の事を思い出し、自分がわかってなかった他人の気持ち(熱く語られても当惑して、距離を置かざるを得ない側の気持ちに無頓着なところが、自分にはありました)に気付かされたりもしました。

どうか、萩尾先生が、今後は静かな生活を過ごされます様に。
先生の漫画を、いつも楽しみにしています。

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日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす

2021.04.16

日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす

青山 透子 著

本当為らば恐ろしい事件ですネェ。キチンとした証拠が出れば皆様も納得を去れるとは想います。

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ババヤガの夜

2021.04.16

ババヤガの夜

王谷 晶 著

すばらしかったです。ヤクザ物定番の展開に盛り上がる前半、怒涛の展開に呑まれる後半の構成も巧みながら、依子と尚子の関係性が本当によくて、こんな名前をつけられない関係を描くためにフィクションの小説というものがあるんだなと思いました。シスターフッドが流行ってるから、などいう小さな枠に押しとどめてほしくない名作。

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福島モノローグ

2021.04.12

福島モノローグ

いとう せいこう 著

『想像ラジオ』で「自分は勝手にしゃべってしまった。今度は聞く番だ。」と決意した著者が、虚心に耳を傾ける8人の女性の被災者の語りの深さ。これだけの言葉を引き出せるいとうせいこうさんの真剣さに打たれる傑作です。
本の装丁もとてもいい。

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文藝 2020年冬季号

2021.04.11

文藝 2020年冬季号

デュナ『盗賊王の娘』がびっくりするぐらい面白くて、同時に切実な鋭利さのある物語で本当に良かったです。
淡々とした語りの様子が伝わってくるような斎藤真理子さんの訳も合っているような気がしました。
韓国語で短編集等が多数出版されているとのことたっだので、日本語に翻訳されたものを絶対読みたいなと思いました。

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ウサギ

2021.04.04

ウサギ

ジョン・マーズデン 著 ショーン・タン 絵 岸本 佐知子 訳

原画展で見た帆船とウサギの異形ぶりと迫力が強烈だったので翻訳されてとても嬉しいです。ありがとうございます。
これまで読んだショーン・タン作品の絵柄とはまた異なる力強さに驚きました。
岸本さんの解説にもありましたが、最後に一緒に星を眺める様子が印象的でした。

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非色

2021.03.23

非色

有吉 佐和子 著

20-30代の頃この本を読んで、ショックを受けました。あれから20+年経ちましたが、今また読み返したい一冊です。今の米国の状況と重ねて読むと、また印象が変わる様な気がします。

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5分後に感動のラスト

2021.03.21

5分後に感動のラスト

エブリスタ 編

これから本を買う人にかわいそうなので内容は話しません。
最初の方の話は以外!って感じだけど、
最後の話にものすっごく感動
よんだ1回目も2回目もないてしまいました。
おすすめの一冊です。

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図説 英国ティーカップの歴史 増補新装版

2021.03.14

図説 英国ティーカップの歴史 増補新装版

Cha Tea 紅茶教室 著

ふくろうの本が大好きで、たくさん集めています。ただ、日本と海外で引っ越しの多い生活をしているので、多くの本を運ぶことができず、常に実家の本棚に置いたままになっているのを残念に思います。ふくろうの本が電子化される予定はないのでしょうか?

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灰の劇場

2021.03.13

灰の劇場

恩田 陸 著

二十年も前に目にした壮年女性二人の心中事件の小さな記事が忘れられず、ついに物語として紡ぎ始める作家の物語。作家によって紡ぎだされる二人の女性の道行の物語。二つの物語の間に横たわる、物語に生身の人間をあてがい演劇に仕立てようとする作劇の物語。物語を語る者の現実と、語られる虚構が入れ子のように組み合わさり、いつのまにやら境目がなくなって底の見えない物語へと融合してしまう。『中庭の出来事』以来ずっと待っていた読書体験。読むうちに自分も物語の中に書き込まれてしまうような甘美な恐ろしさに心拍数が上がる。MとTがあの日訪れた橋の途中で私も彼女たちとすれ違ったのだ。

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死にたくなったら電話して

2021.03.05

死にたくなったら電話して

李 龍徳 著

死ぬって簡単です。泣いちゃうくらい──思わず共感してしまった。わたし疲れてるのかな?
生きていくことにたいしてなんの疑問も疑心ももたず、ただそこに在る絶対的な世界に従属することでわたしは生きてきた。でも初美の発言に揺動かされた。ただ生きてるというだけで、これからわたしは傷つき、苦しむだろう。すべては絶対的な「生」に雁字搦めにされているから、なのかもしれない。死。そこにはなにもない。苦しみも悲しみも、わたしたちを呪う宇宙の法則さえない。このまま何の意味も見出すこともできずただ生きているよりもずっと魅力的ではないだろうか?

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