単行本 ほろ酔い天国 ごきげん文藝

ほろ酔い天国

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内容紹介

時代を代表する作家たちによるほろ酔いエッセイ41篇を収録したアンソロジー。飲み方の流儀、日本酒のうんちく、酒豪自慢、酒友との交遊などなど、呑まずに酔える「ごきげん文藝」第二弾。

目次・収録作品

止酒の詩(青木正児)
のんびりした話(小沼丹)
酔余(内田百閒)
「エサ」と酒(中島らも)
中島らもさんの酒(大竹聡)
屈辱ポンチ・カクテル(町田康)
嬉しい酒と悲しい酒(椎名誠)
ポクポク小馬(田中小実昌)
ボーイ泣く(山口瞳)
眠り酒(吉村昭)
ブドー酒・哲学・アイスクリーム(山本周五郎)
酒と車と…(安部公房)
ピジャマの一夜─―坂口安吾氏のこと(横山隆一)
酒友銘銘録(筒井康隆)
酒友を語る(辰野隆)
交友雑記(萩原朔太郎)
酒ぎらい(太宰治)
女の酔い(佐多稲子)
塩ラッキョーで飲む寝酒(澁澤龍彦)
酒のあとさき(坂口安吾)
酒(正岡子規)
一升びんと帽子(鴨居羊子)
酒 極彩色の夢を見る(平松洋子)
酒(池波正太郎)
河童酒宴(佐藤垢石)
ブドウ酒とぼく(植草甚一)
酒神(田村隆一)
人がいれば酒がある(角田光代)
感情酒(嵐山光三郎)
甘口馬鹿(埴谷雄高)
こしかたの酒(森茉莉)
酒(吉田健一)
三代の酒品(坂口謹一郎)
お酒と酒と日本酒(吉行淳之介)
下戸の屁理屈(井上ひさし)
脳髄の乾燥について(立原正秋)
酒の讃と苦笑(若山牧水)
酒と神様(野呂邦暢)
酔眠漫語(外村繁)
舌を洗う(吉川英治)
身に沁む(永井龍男)

著者紹介

坂口 安吾 (サカグチ アンゴ)

1906年新潟生まれ。評論家、小説家。おもな著作に『風博士』『堕落論』『白痴』など。1955年没。

田中 小実昌 (タナカ コミマサ)

1925年、東京都生まれ。東京大学文学部哲学科中退。軽演劇、将校クラブの雑役、香具師などの職を転々とした後、翻訳、文筆業へ進む。1979年、「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で第81回直木賞、「ポロポロ」で第15回谷崎賞を受賞。2000年、ロサンゼルスにて客死。

筒井 康隆 (ツツイ ヤスタカ)

1934年、大阪市生まれ。65年、第1作品集『東海道戦争』刊行。『虚人たち』で泉鏡花文学賞、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、『朝のガスパール』で日本SF大賞、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

平松 洋子 (ヒラマツ ヨウコ)

1958年、岡山生まれ。エッセイスト。『買えない味』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞受賞。おもな著作に『サンドウィッチは銀座で』『ひさしぶりの海苔弁』など。

森 茉莉 (モリ マリ)

1903~87年、東京生まれ。森鴎外の長女。1957年、父への憧憬を繊細な文体で描いた『父の帽子』で日本エッセイストクラブ賞受賞。著書に『恋人たちの森』(田村俊子賞)、『甘い蜜の部屋』(泉鏡花賞)等。

吉田 健一 (ヨシダ ケンイチ)

1912年、東京生れ。作家・批評家。随筆や翻訳などでも幅広く活躍。おもな著書に、評論『文学の楽しみ』『ヨオロッパの世紀末』『時間』や、小説『金沢』『絵空ごと』『東京の昔』、随筆『私の食物誌』など。

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読者の声

まゆはる さん/56歳 男性
難しい文章を書く作家も、酒の前では皆同じ。
古今東西の有名作家が書いた酒についてのエッセイを
一冊の本にまとめた本。
よくもまあこれだけの作家のエッセイを集めたものだ。
「酒」はそれだけの共通テーマなのだろう。
実に微笑ましい。
お気楽に読める

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