河出文庫 つ2-3 菊帝悲歌 小説後鳥羽院

菊帝悲歌

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内容紹介

帝王のかく閑かなる怒りもて割く新月の香のたちばなを――新古今和歌集の撰者、菊御作の太刀の主、そして承久の乱の首謀者。野望と和歌に身を捧げ隠岐に果てた後鳥羽院の生涯を描く、傑作歴史長篇。

運命に抗う哀しき帝は、
美の現神と変じ、
我々を歴史の深淵へと誘う  ――澤田瞳子


文化・政治・軍事の中心たらんと、新古今和歌集を編纂し、自ら太刀を鍛え、ついには承久の乱を起こし隠岐に果てた後鳥羽院。稀代の帝の栄華と波瀾に満ちた生涯を現代短歌の鬼才が流麗に描く、圧巻の歴史長篇。

目次・収録作品

【目次】

第一章 たれおもひけむ――建久五年 1194
第二章 すむかひなしや――正治二年 1200 
第三章 あらしもしろき――承元元年 1207
第四章 などあけぼのと――建暦三年1213
第五章 まつよなければ――承久三年 1221
第六章 なみだとふらむ――嘉禄元年 1225
  跋 五黄の菊

解説:
後鳥羽院投影 千街晶之
美文小説の開拓者 島内景二

著者紹介

塚本 邦雄 (ツカモト クニオ)

1920年生まれ。2005年没。歌人。51年、第1歌集『水葬物語』刊行、以後、岡井隆、寺山修司らと前衛短歌運動を展開。現代歌人協会賞、詩歌文学館賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞、現代短歌大賞など受賞。

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