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[ 著者:塚本 邦雄 ]の検索結果
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塚本邦雄は短篇小説を「瞬篇小説」と名付けるほど愛し、多くの作品を遺した。その中でも特に名高い瞬篇小説集『夏至遺文』、「虹彩和音」「空?昇天」を含む『トレドの葵』の二冊を収録する。
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回文、折句、いろは歌、円形詩……古今東西の詩歌における多彩な言語遊戯を、現代短歌の鬼才が蒐集、解読・鑑賞とともに贈る。知的悦楽に満ちた空前絶後のアンソロジー。新装版。
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帝王のかく閑かなる怒りもて割く新月の香のたちばなを――新古今和歌集の撰者、菊御作の太刀の主、そして承久の乱の首謀者。野望と和歌に身を捧げ隠岐に果てた後鳥羽院の生涯を描く、傑作歴史長篇。
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失踪した父を追う青年、冥府に彷徨いこんだ男と禁忌を破った男、青に溺れる師弟、蠢く与那国蚕――愛と狂気の世界へといざなう十の物語。現代短歌の巨星による傑作短篇集、ついに文庫化。
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ホテルの一室で一人の若い男が死んでいた。所持していた旅行鞄の中には十二神将像の一体が……。秘かに罌粟を栽培する秘密結社が織りなすこの世ならぬ秩序と悦楽の世界とは? 名作ミステリ待望の復刊!
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定家百首
- 定価
- 449円(本体:408円)
- ISBN
- 978-4-309-40074-7
- 在庫
- ×品切・重版未定
- 発売日
- 1984.04.04
和歌史上にそびえたつ耽美派歌人・藤原定家――その家集『拾遺愚草』の中から秀歌百首を選び、一首一首に詩形式の訳を付け、かつ精密・明快・独得の評釈をほどこして定家和歌の醍醐味を味わい尽くす。
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ただこのうつつを忘れたい、苦患から一刻でも脱れたいといふ必死の希ひがつひに八朔の理性をかき乱した(「連弾」)――もつれ合い破局を迎える男たち、復讐する女たち。全集未収録、伝説の短篇集文庫化!