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くずれおちる〈現実〉の彼方にひびく鯨たちのうたをきけ――調査捕鯨のため南氷洋へむかう捕鯨船のサイケデリックな迷走に、あの『白鯨』の黙示を甦らせて、絶賛を浴びた三島賞受賞の大作。
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1965年の夏休み、ラジオから流れるベンチャーズのギターがぼくを変えた。“やーっぱりロックでなけらいかん”――誰もが通過する青春の輝かしい季節を描いた痛快小説。文藝賞・直木賞受賞。映画化。
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星の手帖 ’92秋
- 定価
- 971円(本体:883円)
- 在庫
- ×品切・重版未定
- 発売日
- 1992.10.02
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思春期の淡い恋、初体験、そしてとまどい。青年期のやり場のない焦燥感と葛藤――子供から大人へ、その間で揺れる少年少女の姿を巧みに描き出した珠玉短篇集。
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英字紙「Asahi Weekly」に長年連載中の言葉のコラム“WORDS TO REMEMBER”より精選。名訳で知られる英文学者の、日本語と英語で楽しめる心を豊かにする名エッセイ。
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貧しく孤独な生い立ち、失意の青春時代、そして作家としてデビューするまでの苦闘の日々を切々と告白した心うつ魂の記録。巨匠が人生と文学の原風景をはじめて明かした感動の名著!
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忘れられた天才俳人、原石鼎の生涯を追い、俳句を通して日本近代の精神像に新たな光をあてる、著者会心の注目の評伝文学! 好評につき、新資料を加えた増補新装版!
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日本文学
BUNGEI SPECIAL
〈同時代〉としての女性短歌
- 定価
- 1,602円(本体:1,456円)
- ISBN
- 978-4-309-00795-3
- 在庫
- ×品切・重版未定
- 発売日
- 1992.09.30
〈時代〉の心を31の音の響きに乗せて――。斎藤史、馬場あき子をはじめ、俵万智、林あまりまで、90余人の女性歌人のインタヴュー、作品、女性短歌史年表などを収めた画期的案内書。
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19世紀末から20世紀初頭のパリを舞台に、娼家の台頭、爛熟、そして凋落の時代を生きた「性の労働者」たちの実像に迫り、その日常生活をいきいきと描いた話題作。
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コロンブスとはいかなる人物だったのか。実験歴史学の方法で〈歴史的航海〉の跡をたどり、『航海日記』に隠された驚くべき真実をあばいたヴィジュアル・ノンフィクションの快著。
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山奥にひっそりと存在するシビラという村。女優眞行寺君枝は都会を離れ、家族と共にそこで生活をはじめる。美しく、また絶えず移り変ってゆく自然の微妙な震えをとらえた待望の写真集。
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あすあす ’92・
- 定価
- 320円(本体:291円)
- 在庫
- ×品切・重版未定
- 発売日
- 1992.09.30
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欲と共に生きざるをえない人間をテーマに、現代人にも深い感銘を与える西鶴の文学。「本朝二十不孝」「日本永代蔵」「世間胸算用」など、代表作を軽妙にそして痛切な思いを込め描く。
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“私はその人を先生と呼んでいた。作家であり、教師でもあったから。私は18歳。”ある作家との不可思議な出会い、出現する謎の風景、いやされぬ愛の記憶の痛み――。鮮烈なデビュー作。
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〈定型の 魔力の 森の 深さかな〉単価・俳句に代表される定型詩の魅力はどこから来るか?五音と七音の組み合わせによる、一見単純な、だが玄妙な日本語の音楽性をさぐる。
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“体の中に他人がいる気がする――”季節の移ろいとともに、密やかな自己世界を彷徨う女性の静影を、幻想的に写し出す長篇連作小説。微妙に色調を変えていく女性の心理を細やかに描く。
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学生食堂でひっそりと働く中年女性、昔の恋人に偶然再会した主婦、日々を持て余している思春期の男子高校生等、市井に生きる人々の素顔をさわやかに描く短篇9篇。著者最後の作品集。
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20世紀後半を支配・指導するエコロジー思想の起源から現代に至る展開をあとづけ、思想史のなかに位置づける気鋭の女性学者による話題作。エコロジズム歴史批判。