単行本 私はガス室の「特殊任務」をしていた 知られざるアウシュヴィッツの悪夢

私はガス室の「特殊任務」をしていた

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内容紹介

アウシュヴィッツ収容所で殺された同胞たちをガス室から搬出し焼却棟で遺体を焼く仕事を強制された特殊任務部隊があった。ユダヤ人生存者がその惨劇を問答形式で克明に語る衝撃の書。

著者紹介

シュロモ・ヴェネツィア (ヴェネツィア,S)

1923年、ギリシャのテッサロニキ生まれのイタリア系ユダヤ人。21歳のときにアウシュヴィッツ=ビルケナウに強制収容され、特殊任務部隊で同胞の遺体処理という地獄の体験をする。本来なら収容所解放前に抹殺される運命だったが、奇跡的に逃れて生き延びた数少ない生存者のひとり。1992年からこの惨劇を広く伝えるために講演活動を始め、現地へも研究者や政治家などとともに50回近く訪れている。

鳥取 絹子 (トットリ キヌコ)

フランス語翻訳家。ジャーナリスト。お茶の水女子大学卒業。訳書に、『素顔のココ・シャネル』、『バルテュス、自身を語る』、『フランス人は子どもに振り回されない』、『帝国最期の日々』など多数。

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