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[ ジャンル:日本文学/小説 ]の検索結果
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昭和16年に中学に入学し、東京と疎開先の富士の裾野で送った敗戦の日までの生活を、老境にさしかかった「私」が回想し、内面の豊かさとは何かを問う典雅な長編教養小説。
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この物語、本当は子どもたちに聞かせるような話ではないのです……。「ハンメルンの笛吹き」「ピノッキオ」「にんじん」の世界を残酷に旅する、笑いと官能の、大人のための童話集。
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中村武羅夫、尾崎士郎らと交わり、龍胆寺雄、吉行エイスケらと肩を組み、昭和初年のモダニズム文学の一方の旗手であった浅原六朗の初の選集
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中村武羅夫、尾崎士郎らと交わり、龍胆寺雄、吉行エイスケらと肩を組み、昭和初年のモダニズム文学の一方の旗手であった浅原六朗の初の選集
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中村武羅夫、尾崎士郎らと交わり、龍胆寺雄、吉行エイスケらと肩を組み、昭和初年のモダニズム文学の一方の旗手であった浅原六朗の初の選集
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「どれだけの愛があれば、論理を赤面させることができたのだろぅ!」第二の筒井康隆かそれとも吉田戦車か!? ついに登場抱腹絶倒アヴァン・ポップ・ノベル。筒井康隆・井上ひさし氏激賞。
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日常のなかにふと現れる女の聖性と魔性――。かわいい女達が突如豹変する時とは? 彼女達の甘美な魅力に導かれ、紡ぎだされた八つの物語。女性への限りなき慈しみを込めて描く。
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南の風、熱い空気、散らばる言葉――現代版ゲオルク伝説を翻訳する〈私〉に訪れる様々な事件とは?〈例外の文学〉、多和田葉子の核心を示す待望の芥川賞受賞第一作。
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美は悪鬼の業(わざ)なのか。真景を求めて諸国を旅する画僧雪舟は奥伊那の里で遣明船の正使天与禅師と出会う。応仁の乱に荒れた時代を背景に日本美の心と本質を問う画期的長篇小説。
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明菜をめざすアイドル歌手路子とカメラマンのアシ・満男。スタ誕、ピンクレディーに熱狂したアイドル世代の性を、平成言文一致体で描く新文学。上野千鶴子氏絶賛!
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オランダ領インドシナで敗戦を迎え、独立義勇軍に加わった日本軍人が辿る波瀾の生涯――歴史に翻弄された無名兵士たちへの熱い鎮魂の想いをこめた、注目の冒険サスペンス・ロマン!
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生きながら少しずつ幽霊になっていく――叫ぶことも走ることもなく、単調な日常の繰り返しのなかでふと居場所を見失う男たち。その孤独と、再生へのはかない希望を描く短篇小説集。
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信長の天下布武の最大の敵は石山本願寺だった!戦国乱世の激動と変遷をかつてない視点で捉え、門徒衆の戦いの全貌を初めて明らかにする異色の歴史傑作。名著『大いなる坂』姉妹篇。
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みずから信じるままに赴き、明治・大正・昭和を短歌とともに一心に走りつづけた異端の女性歌人、杉浦翠子。茂吉に愛され、白秋に「覇気縦横の才女」と称賛された、波瀾の生涯を描く。
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失踪した異端の人形作家ヒヌマ・ユウヒを偲ぶ会が彼女の顧客たちの手で催された――死体人形との恋愛生活、そして人形愛者たちの幻視建国を描く実力派作家の超前衛カルト小説。
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明治期、天草の漁村では遭難で夫を失った妻は春をひさがねばならなかった。たくましくも明るい性の現場に生きる数奇な女の一生を描く感動譚。
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海から吹いてくる夏至南風は、少年の死体を運んでくるのか? 《海岸ホテル》に、岷浮の街にうごめくみだらな少年たちのネットワーク。孤独な夏の終わりまでを官能的に描く。
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高校卒業の日が近づくなか、田舎へのこるか、それとも都会へ出るか悩むあつよし──様々な出会いと別れのなかで、ついに旅立ちにいたるまでを鮮やかに描く好評シリーズの第4部。
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黒い瞳がキラキラした映画好きな19歳。麻里瑠、アメリカではマリールーと呼ばれている。彼女と出合った最後の夏、僕は揺らめいた──。ある時代からの旅立ちを描く書下し長篇小説。
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古典は面白い!「退屈で退屈でショーがない」と語りはじめる橋本・兼好にかかると、いまできたてのエッセイを読むように鎌倉中世世界が立ち上がってくる。『桃尻語訳枕草子』に続く名著。