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[ 著者:須賀 敦子 ]の検索結果
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須賀の編訳・解説で60年代イタリアで刊行された『日本現代文学選』から、とりわけ愛した樋口一葉や森?外、庄野潤三等の作品13篇を収録。解説は日本人にとっても日本文学への見事な誘いとなっている。
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コルシア書店の創設者で、須賀が敬愛する詩人の代表的戯曲を須賀訳で。西暦一千年を前に千年終末論に怯え死を覚悟する修道士たちに、希望を信じて生きようと説く若き修道士の姿を描く。
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没後二十年を機に須賀敦子全集別巻を待望の文庫化。辻邦生、向井敏、陣内秀信、森まゆみ、池澤夏樹、菅野昭正、三浦雅士、川本三郎、丸谷才一などとの会話から須賀敦子の肉声が響く。
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厳しくも美しいニューメキシコの自然の中で、先住民族の魂の豊かさに触れ真の生きがいを見出してゆく神父たちを描く。20世紀米文学を代表するピュリツァー賞作家の名作を瑞々しい翻訳で。
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「人生ほど生きる疲れを癒してくれるものはない」。少女時代の本との喜びに満ちた出会いや好きな作家についてなど、作家・須賀敦子誕生の源泉をあかす作品を収録。
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亡き師と愛弟子の共同作業が結実した画期的な新訳。須賀訳の魅力と、今や屈指のダンテ学者・藤谷の最新研究による驚くべき新解釈で、大古典の豊かな世界が広がる。巻末エッセイ=池澤夏樹。
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その人と文学の核心をなす名文章を元担当編集者にして最大の理解者が厳選した須賀文学の精華。最良の入門書であると同時に愛読者にとっては新たな魅力を発見するための決定版アンソロジー。
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没後20年にして新発見された40数篇の詩を収録。30歳の頃に綴られた魂の言葉は詩人としての類い稀な才能を証し、須賀文学の核心を明らかにする。手書き原稿も掲載。解説・池澤夏樹。
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居酒屋の歌い手がある美しい女性の記憶を語る「ピム港の女」のほか、クジラと捕鯨手の関係や歴史的考察、ユーモラスなスケッチなど、夢とうつつの間を漂う<島々>の物語。
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イタリアでの記憶を円熟させ、深い眼差しでエッセーを遺した須賀敦子。60年代、ミラノの理想の共同体に集う人々を描く『コルシア書店の仲間たち』他、さまざまな作品集から厳選、収録。
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「一トンの塩」をいっしょに舐めるうちにかけがえのない友人となった書物たち。本を読むことは生きることと同じという須賀は、また当代無比の書評家だった。好きな本と作家をめぐる極上の読書日記。
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愛するイタリアのなつかしい家族、友人たち、思い出の風景。静かにつづられるかけがえのない記憶の数かず。須賀敦子の希有な人生が凝縮され、その文体の魅力が遺憾なく発揮された、美しい作品集。
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卓越した文学案内人カルヴィーノによる最高の世界文学ガイド。ホメロス、スタンダール、ディケンズ、トルストイ、ヘミングウェイ、ボルヘス等の古典的名作を斬新な切り口で紹介。須賀敦子の名訳で。
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須賀敦子の希有な人生を辿るDVD+愛蔵本。DVDはBS朝日の大好評番組を180分に新編集。イタリアの美しい映像と朗読で綴る。愛蔵本は多数の須賀の写真、友人の貴重な証言情報満載。
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外国文学
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第1集
アルトゥーロの島/モンテ・フェルモの丘の家
- 定価
- 3,740円(本体:3,400円)
- ISBN
- 978-4-309-70952-9
- 在庫
- △3週間~
- 発売日
- 2008.10.15
ナポリ湾の小島を舞台に、多感な少年とその年若い義母との葛藤を瑞々しく描いたストレーガ賞受賞作。および家族とは何かをテーマに失われた人と人との絆の行方を描いた名作。
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詩への愛こそ須賀文学の核心だった。愛読した詩人たちの軌跡とその作品の魅力を美しい訳詩と共に綴ったエッセイ「イタリアの詩人たち」、亡夫への思いがこめられた名訳「ウンベルト・サバ詩集」他。
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留学生活や新婚生活を生き生きと伝える両親宛書簡やペッピーノとの愛の書簡、若き日々の瑞々しいエッセイ、遺された小説草稿、詳細な年譜など、その希有な人生の軌跡を辿った貴重な資料満載。
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名作「こうちゃん」をはじめ須賀の創作の原点が収められた私家版冊子「どんぐりのたわごと」全十五号と、夫の突然の死から四年、孤独と向き合いミラノに別れを告げるまでの日々をつづった「日記」を収録。
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イタリア文学への望みうる最良のガイド。ギンズブルグ、サバ、ダンテなど愛した作家や詩人の作品論「イタリア文学論」と、親しみ訳した作家たちの魅力の核心を生き生きと綴った「翻訳書あとがき」を収録。