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[ 著者:柳瀬 尚紀 ]の検索結果
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『ユリシーズ』に続いて死の間際まで書き継がれ、20世紀最大の文学的事件とされる奇書の画期的全訳。ダブリン西郊の居酒屋を営む一家と、現実・歴史・神話が絡みあう重層的物語。
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海に流れこむアナ・リディアの美しい独白で夢の言語は閉じられる。死と再生、墜落と上昇、循環と回帰。数千年の人類の歴史を一夜の夢に凝縮した、抱腹絶倒・複雑怪奇な円環的物語。
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ジョイスが17年をかけて書きあげた究極の小説、世界初の完訳! 日本語表現の可能性を最大限に切り開いた渾身の訳業として大きな話題を呼んだ。30周年記念復刊。セット函入・分売不可。
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カタツムリ君、象さん、リス君、アリさん、熊君など、個性豊かなどうぶつたちが好きな食べ物や誕生日についてやりとりする。風に運ばれる手紙が伝える、オフビートで滋養に満ちた物語。
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言葉の達人である天才翻訳家が、滋賀・福岡・島根の教壇に立ち、楽しみながら本当の力を身につける方法を伝える。言葉遊び、辞書の重要さ、英語の体得法……面白くためになる特別授業。
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「物語の精髄は本書の小品のうちにある」(ボルヘス)。古代ローマ、インド、中国の故事、千夜一夜物語、カフカ、ポオなど古今東西の書物から選びぬかれた九十二の短くて途方もない話。
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史上初永世七冠を達成した天才棋士の思考はどうなっているのか。その意識と無意識、記憶と感覚、脳と心の奇跡のメカニズムに、言語名人が迫る真剣勝負。強さの秘密を知る格好の一冊。
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天才翻訳家が遺した『ユリシーズ』に関する文章を集成。第12章の発犬伝をはじめ、1922年のパリ、音楽、競馬、13-18章の試訳など、ジョイスフルな言葉に満ちたファン待望の一冊。
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20世紀最高の小説を最強の翻訳で。小説の技巧のすべてを駆使して甦るダブリン1904年6月16日の「真実」。全18章のうち、第1章から謎の語り手の「発犬」につながる第12章まで。
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セイレーン、八岐大蛇、一角獣、古今東西の竜といった想像上の生き物や、カフカ、C・S・ルイス、スウェーデンボリーらの著作に登場する不思議な存在をめぐる博覧強記のエッセイ一二〇篇。
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一九七三年にアメリカで刊行されるや、六百万部の大ベストセラーになり、ヘンリー・ミラーやアップダイクが絶賛した新しい女性の文学。性愛をテーマにしながらもユーモラスな傑作。
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すべての女性と川を内包するアナ・リヴィア=リフィー川が海に流れこむ限りなく美しい独白で世紀の夢文学は結ばれる。そして、末尾の「えんえん」は冒頭の「川走」に円環状につらなる。
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主人公イアーウィッカーと妻アナ、双子の兄弟シェムとショーンそして妹イシーは、変容を重ねてすべての時代のすべての存在、はては都市や自然にとけこんで行く。本書の中核をなすパート。
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二十世紀最大の文学的事件と称される奇書の第一部。ダブリン西郊チャペリゾッドにある居酒屋を舞台に、現実・歴史・神話などの多層構造が無限に浸透・融合・変容を繰返す夢の書の冒頭部。
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だれでも知っている名画の中にちゃっかりとしのび込んだ猫たちの可愛い姿をとらえた傑作パロディ集。どのような経緯で猫たちは名画の中に入ってしまったか、楽しい短文がそれを読み解く。
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第2部の冒頭、《カリュプソー》《食蓮人たち》《ハーデス》の3挿話。主人公ブルーム氏は、妻の不倫を心にかけながら、朝のダブリンを横切り、友人の葬儀の列に加わる。
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『ユリシーズ』の冒頭の3挿話、《テレマコス》《ネストール》《プロテウス》の3章。この3挿話で青年主人公スティーヴンの精神的来歴、全挿話にからむ多くのストーリーの萌芽が提出される。
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