読者の声一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

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2026.02.28
あがない
倉数 茂 著
人は生まれた時は、誰でも無防備で裸。
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平等に母親のお腹の中で10ヶ月を過ごし、この世に生まれ出る。ある子は大歓迎され、ある子はため息混じりに迎えられ…本当に様々な運命を背負って生まれてくる赤ちゃんには、何の責任もない。主人公は優しい故に様々な葛藤を抱えて行きている。やがて父となるも理不尽な現実に翻弄されて。仕事を真面目に遂行する主人公の姿は、クールだが観察眼も優れており的確な指示を出せる人として描かれている。紆余曲折ありの人生は誰にもあるが運不運で明暗が分かれる。最後の主人公の姿は、心に刺さる。布団に潜り込んだ主人公の手の中に握られたナイフ。人の感情を持たない相手を殺すことが主人公の贖いの行動なのだろう。人の為に自分の身を犠牲にする。男気とともに、人間の精神の気高さに手を合わせたくなる作品だった。

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2026.02.20
戦下の歌舞伎巡業記
岡﨑 成美 著
知らないことばかりで面白かった。読みやすい。
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Googleマップ片手に読んだ(笑)

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2026.02.17
掏摸(スリ)
中村 文則 著
世界でも翻訳された意味が分かる。
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生まれで、こんなにも人生が左右されるなんて。それは他の国でも同じだから。
誰だって生きる権利があるし、それを願っていいはず。

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2026.02.17
闇の奥
青木 理 著
勝手知ったる青木さんの考えだが、
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公権力に対する厳しい意見に同意する。
警察、検察、入管、政治家、、、
ガリ勉、偏差値エリートで世間を知らない高級官僚、
世襲で世間の厳しい風を知らない国会議員。
今の為政者たちは公権力について大いなる勘違いをしている。
公権力の源泉は全国民にある。
たまたま代表者である議員や公務員にその一部を付託しただけだ。
それを自分たちの特権のように暴力的にその権力を使うことは断じて許されない。

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2026.02.11
時刻表2万キロ
宮脇 俊三 著
何度読み返したか数しれず。
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僕の生き方を決めた本

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2026.02.11
陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子 りぼん70’sおとめチック☆エポック
陸奥 A子/田渕 由美子/太刀掛 秀子 著
重版おめでとうございます!素晴らしい企画をありがとうございます。中でも「田渕由美子×岩井俊二スペシャル対談」は驚きの内容でした。あわてて映画「Love Letter」を観直して、この映画に感じる親近感のルーツが、田渕由美子さんをはじめとする少女マンガの世界だったことを、ようやく実感できました。一方通行の手紙に託す想い。スマホやインターネットにつながった現代では難しい、距離や時間差のある、人と人との関係が紡ぐドラマ。これからも、岩井監督の言う”「ぽわん」とした世界”に、時々ひたりたいです。
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2026.02.10
ノックがあった
岡本 啓 著
日本語教師である主人公ヤスが海外、国内を飛び回り且音楽バンド活動や小説家人生を謳歌しハッピーエンドで終わるユニーク溢れる作品。そしてラストシーンはヤスが亡き父親のお骨をイタリアの地中海に埋葬するという少し悲しい場面もあります。
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2026.02.09
革命的半ズボン主義宣言
橋本 治 著
内田樹が好きで、平積みになっていた時になんとなく手に取りました。意味がわからないところもあったものの夢中になって読み、その後一年ほどで橋本治を50冊くらい読んでいます。こんなの初めて…
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図書館にも置いていないようなものもあるので、橋本治の本をどんどん復刊してほしいです。

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2026.02.08
ジェイムズ
パーシヴァル・エヴェレット 著 木原 善彦 訳
圧巻だった。
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これはもう、
「ジェイムズ」という黒人奴隷だけの話ではなく、
「ジェイムズ」という世の中に巻き込まれた人々の人生に思えた。
奴隷制度はなくなっても、姿を変えて似たような境遇に置かれた人々は存在するだろう。
「ジェイムズ」を知る必要がある。

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2026.02.03
陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子 りぼん70’sおとめチック☆エポック
陸奥 A子/田渕 由美子/太刀掛 秀子 著
おめでとうございます
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懐かしいです
小学生の頃に楽しく過ごせたのは
陸奥先生のマンガを毎回発売日が楽しみで見ていたからです
無になってマンガを見ると元気でてました
また陸奥先生のイベント、マンガなどを楽しみにしてます
ありがとうございます

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2026.01.26
陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子 りぼん70’sおとめチック☆エポック
陸奥 A子/田渕 由美子/太刀掛 秀子 著
1960年代生まれの私は、小学生から高校生の頃りぼんの愛読者でした。掲載されている表紙や付録など、とても懐かしいものばかりです。陸奥先生イラストの全員プレゼントソーイングセットは持ってました。田渕先生の描く大学生活に憧れ、太刀掛先生の美しいカラーイラストが大好きでした。先生方の現在も知ることができました。ありがとうございます。
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2026.01.24
陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子 りぼん70’sおとめチック☆エポック
陸奥 A子/田渕 由美子/太刀掛 秀子 著
りぼん70’sおとめチックエポック、とてもとても懐かしく嬉しく読んでる最中です。中学から20代まで、月刊りぼんからりぼんオリジナルを買ってました。今回の3人の先生方の作品は、今まで好きなものがたくさんあります。この本を出版してくれて、ありがとうございました!
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希望を言えば、マーガレットで連載していた、岩舘真理子先生の特集なども出版してもらえると嬉しいです!!ぜひぜひよろしくお願いします!!

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2026.01.23
笑いあり、しみじみあり シルバー川柳 永久に不滅編
みやぎシルバーネット/河出書房新社編集部 編
ある日、ある時、ある書店でこの本と出会いました。共感した私は、夫のみやげ(?)に…
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当時 老人会の会長をしていた夫が、―これは面白い―と集会の折り必ず、抜粋した3句を挨拶代に詠み聞かせる様になりました。
夫は、4年前に他界しましたが、シルバー川柳の、詠み聞かは、今も後任の会長に継がれておりまして、笑いから始まる和やかな老人会(悠遊会)と成ってます。
10年ぐらい前の事でした…、

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2026.01.23
シャッフル航法
円城 塔 著
意識とは?知性とは?それはどこにある?本当に存在するのか?過去とは記憶、未来とは予測、今だけが実存。知覚、認識、記憶…刺激への応答。その活動は意図されたものか?それを論じる知的活動は自由意志か?視座、認識の不確実性。意味と乖離した言葉。遺伝子の突然変異を思わせるランダムな言葉の組み合わせ。意味の破綻、誤読のリスクか可能性か。人間の尊厳とは?一冊を通じて問い続ける。輪郭が揺らぎ不安に駆られる。すぐに答えは出せない。それでも、今ここにある実存はやっぱり尊いと思う。人間一般の尊厳や意義、そんな大きな言葉ではない。ひとりひとりの実存の証明。これは航法。世界を渡りきるための。
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2026.01.23
ナチュラルボーンチキン
金原 ひとみ 著
誰だって辛いことは辛いし、悲しいことは悲しいし、最悪なことは誰がなんと言おうと最悪だ。それを言葉にする人はたくさんいるし、言葉にできない人もまたたくさんいる。でも、その先にある光を描ける人がどれだけいるだろう。こんなにも眩しく。この物語は乗り越えてきた人の、迷い続けて来た人の言葉だ。
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かっこいい大人って何だろう?と考える。「あのときはダサかったなぁ~俺」って素直に笑って言える人なのかなって思う。

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2026.01.23
誰でもない
ファン・ジョンウン 著 斎藤 真理子 訳
持たざる者たち。他の誰でもない私であり、あなたであり、誰かの物語。
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折り重なる言葉は例えるなら水底の砂を巻き上げないように掬いだした何かだ。泥の中に埋もれてかき消され、すり減ってもなお煌めきを残す、かつては透明で鋭く尖っていたガラスの破片のようなもの。全編を通して描かれる漠とした不安、でもそれは煙のように掴めずに散っていくものではない。もっと硬く細かい粒のようなもので、何でもない日常のいたるところに散りばめられている。緻密に描き込まれた細部のディテールがソリッドなリアリティを生み、不安の輪郭を刻みつける。そして一つの問いを生じさせる。「あなたなら何ができた?」と。当事者として、あるいは隣に立つ者として。本から与えられる問いではなく、体の内部から生じる問いかけ。しかしこの本は決して答えをくれない。問いに向き合う時間だけを与えてくれる。

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2026.01.22
命に嫌われている。
カンザキ イオリ 著
とっっっっても面白かったです!また違うのもしてほしいです!(;_;)
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2026.01.20
京大生、出町にダイブ!
青木 悠 著
この本を読むと、自分も"出町にダイブ"してしまいました。つまり、出町桝形商店街という地域の温かみを、紙面を通してですが、自分にもひしひしと伝わりました。カフェでの会話とか、自分には到底真似のできない豊かな表現力で、出町に暮らす大学生の日常がまるで絵画のように鮮明に描かれていて、一読の価値は大いにあります。
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2026.01.18
雪の火祭り
吉村 昭 著
どの小説も読みやすく、5日で読了した。雪の火祭りという題名の理由がよく分からないが、自分で生きる道を切り開いている頼もしい話で、続きを読みたいと感じた。
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2026.01.16
なにかが首のまわりに
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 著 くぼた のぞみ 訳
興味はあっても知らないことの多いアフリカについて、当地の文学で知りたいという興味で手に取ったが、作者の瑞々しい感性に魅せられた。私とほぼ同世代の作家だが、過酷な歴史から連なる厳しい社会状況も、感情の縺れやすれ違いからくる淡い感傷も、同じような筆致で描き切ってしまうその筆致に圧倒された。まるで友人の語りを聞くようなその文体と表現により、生きた肌感覚として物語が入ってくる。(これはくぼた氏の翻訳の巧みさによるところも大きいのだろう。)
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アフリカの生きたガイドブックとして手元に置いておきたいと思わせられる見事な短編集でした。