シリーズ: 
  1. 文藝

雑誌

ブンゲイ2015シュウキゴウ

文藝 2015年秋季号

雑誌 A5 ● 564ページ
発売日:2015.07.07

定価1,430円(本体1,300円)

×品切・重版未定

  • 【新連載】ジェイムズ・ジョイス/柳瀬尚紀=訳「ユリシーズ」【小説】村田沙耶香、山崎ナオコーラ、最果タヒ、金子薫、青山七恵、山下澄人、絲山秋子ほか【一周忌追悼】稲葉真弓。

  • 【長篇一挙掲載】
    村田沙耶香「消滅世界」(330枚)
    人工授精の発達で清潔な妊娠ができるようになったヒト。やがて世界から「セックス」が、そして「家族」が消滅してゆく。著者最高傑作

    【文藝賞受賞第一作】
    金子薫「鳥打ちも夜更けには」(180枚)
    不朽の古典『見聞記』で「楽園」と謳われた島の港町。蝶舞い花咲き乱れるその地に、最大の転換期が…三人の青年の自我と自由を巡る飛躍作!

    【創作】
    山崎ナオコーラ「ネンレイズム」(150枚)
    自称68歳のおばあさんっぽくなりたい私、今を生きたい紫さん、ゆっくり歳をとりたい加藤くん――高3の季節を描く新境地

    最果タヒ「わたしたちは永遠の裸」(130枚)
    「寒沢さん、私と都市伝説を確かめませんか?」——私立冷凍女学院を舞台に、ふたりの少女による「愛と欲望」の検証実験がはじまる!

    青山七恵「ブルーハワイ」
    藤野可織「マイ・ハート・イズ・ユアーズ」
    山下澄人「鳥のらくご」
    岸川真「蹴る」
    絲山秋子「小松とうさちゃん」(後篇)

    【新連載】
    ジェイムズ・ジョイス/柳瀬尚紀=訳
    「ユリシーズ」第七章・第八章

    【特別企画】一周忌追悼 稲葉真弓
    [未発表詩三篇]
    稲葉真弓「光満ちて……」「不在」「六月の猫」
    [エッセイ]
    平田俊子「花粉のように」
    小池昌代「海松(みる)の緑、光のはて」
    青山七恵「稲葉さんと、砂のこと」
    津村記久子「稲葉先生のこと」
    [論考]松永美穂「稲葉さんがいた場所」

    【エッセイ】
    ジェーン・スー「トップ・オブ・ザ・女子」

    【連載完結】
    保坂和志「遠い触覚」最終回

    【第53回文藝賞】新選考委員会発表
    斎藤美奈子(新任)/町田康(新任)/保坂和志/藤沢周
    応募規定

    【連載小説】
    古川日出男「掌篇シリーズ 糸糸(いといと)/ヌードルを奪う猫たち/アップルヘッド、アップルヘッド」
    松田青子「掌編シリーズ 4 星月夜/ヴィクトリアの秘密/男性ならではの感性」
    山内マリコ「短篇シリーズ 選んだ孤独はよい孤独 今日はファンミーティング」
    恩田陸 灰の劇場 第七回
    田口ランディ 逆さに吊るされた男 第六回
    町田康 ギケイキ 第十回
    宮内勝典 永遠の道は曲りくねる 第三回

    【連載】
    横尾忠則×保坂和志×磯﨑憲一郎「アトリエ会議」二〇一五年四月二四日
    高橋源一郎「一億三千万人のための「論語」教室」第三回
    今日マチ子「ぱらいそさがし」第三回

    【書評】
    古川日出男『女たち三百人の裏切りの書』評者・中島京子
    いしいしんじ『悪声』評者・水無田気流
    黒川創『鷗外と漱石のあいだで』評者・加藤典洋
    ロベルト・ボラーニョ/野谷文明=訳『アメリカ大陸のナチ文学』評者・中原昌也
    マーガレット・ミッチェル/鴻巣友季子=訳『風と共に去りぬ』評者・江南亜美子
    栗原康『はたらかないで、たらふく食べたい』評者・トミヤマユキコ
    漢 a.k.a. GAMI『ヒップホップ・ドリーム』評者・陣野俊史
    武田砂鉄『紋切型社会』評者・中島岳志

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