読者の声 最新一覧

ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

投稿のしかた

かぜのてのひら

かぜのてのひら

 

俵 万智 著

★2026.06.24   ひとりの教育者として、歌人として女性としてのみずみずしい歌は、心にひびきました。益々のご活躍をお祈りいたします           「先生」と常に誰かが戸がたたく私を私にさせぬごとくに
 何を吾に話しかけたい?不器用に秀人が差し出す缶ジユース飲む  国語教師として過ごされた日々がしのばれるうたです。

橋の上で

橋の上で

 

湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵

★2026.06.23   三鷹市美術ギャラリーでの原画の展示にて、原画のみを拝見しました。涙が止まらず、会場で何度も何度も物語を想像しながら絵を拝見し、会場を出たあと、初めて絵本を読みました。

私にも、私の橋があり、川があり、私の水辺があった。水辺を教えてくれる、おじさんもいた。52歳になった今、私が、だれかの、毛糸のセーターを着たへんなおじさんになることがときにできたなら。

そう想いました。6才と5才の子と共に読み重ねたいと思います。

大人の塗り絵 POSTCARD BOOK 色鉛筆BOX 美しい季節の花編

大人の塗り絵 POSTCARD BOOK 色鉛筆BOX 美しい季節の花編

 

佐々木 由美子 著

★2026.06.22   施設にいる母と叔母(認知症)に施設での
暇な時間に使ってほしいなと思い探しています。はがきになっていると送る事ができて本人も返事が来ると嬉しいのかなと思いまして。ただ中の絵が見ることができたらもっといいなと思いました。

BUTTER

BUTTER

 

柚木 麻子 著

★2026.06.18   以前カルピスバターで「やばい」と感じたのを思い出しながら読み進め、登場人物の関係性や考え方・感じ方が緩急付けて変化していく様とともに、手を変え品を変えて謎に迫る展開がどんどん加速し、きっちり着地。とても面白かったです。
この版で付いた英国旅日記や鴻巣友季子さんの解説も興味深かった。

ノスタルジア

ノスタルジア

 

島本 理生 著

★2026.06.16   やっぱり島本理生さんの本に出てくる主人公の女性はいい女だった。こうなりたいと思いながら、こうはなれない。だから毎回読んでしまうのだと思う。

家庭でできる高齢者ソフト食レシピ 2

家庭でできる高齢者ソフト食レシピ 2

 

黒田 留美子 著

★2026.06.09   やさいのきりかた'など
高齢者ソフト食は物性などあります。論文もありうらうちされた立証されてます。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2026.06.08   今、乳がん手術で入院中です。この本を他の乳がんになったかたが病室で静かに読んだというところから手にしました。
数々の言葉をかけてもらったり、励ましをくれました。そのどれもが自分をささえる言葉ではありました。ただ、この本を読んで、西さんとは違うところがいっぱいあるのに、かかれてあること一つ一つが心に染み込む感じがしました。なんだろう。私の身体のボスは私である。けれどそれをささえるものにありがとうといえることの幸せを、私も感じたからなのかもしれません。人として生きて、いつかは死ぬ中で、こんなふうに今思えることにも、よかったと思えはじめています。私も、この本を読むあなたになれてよかったです。ありがとうございます。

ディマジオとモンロー

ディマジオとモンロー

 

佐山 和夫 著

★2026.06.08   興味深いと同時に、そんな自分が恥ずかしい。ディマジオとモンローは、仕事ではなく、2人の愛を深めるプライベートな新婚旅行に行ったのに、実際はその真逆になってしまい、日本人として申し訳ない気持ちになりました。
新婚旅行先は、マスコミやファンが来にくい田舎か島の方が良かったかもしれない。
マリリンは当時朝鮮戦争に従軍していた米軍兵士達の慰問に熱をあげていたけど、この戦争が日本人にどんな意味があるかを重く受け止めたい。「自分をスターにしてくれたアメリカ国民に尽くしたい」思いがこうした慰問や、後にケネディ兄弟とも接近したのでしょう。しかし、あくまで世界で一番愛する女性として自分の妻としたかった、ディマジオとすれ違ってしまったのです。
2人のご冥福をお祈りします。

口語訳 遠野物語

口語訳 遠野物語

 

柳田 国男 著 佐藤 誠輔 訳 小田 富英 注釈

★2026.06.02   つい先日岩手県遠野市に観光ツアーで行きました。友人に誘われてよく知らないまま岩手県を訪れました。遠野市ののどかなところ、早池峰神社のなんとも言えない気持ちの良さなど、とても良いところだと感じました。観光目的であったカッパ淵、山口姥捨などはクマ出没情報が直前に入り行けなかったのですが、他周辺などとても良い地域だと思い、是非遠野物語を知りたいと思い遠野市博物館にてこちらの本を購入して帰りました。 旅行中に知った佐々木喜善氏、柳田国男氏、語り部さんによるオシラサマや座敷わらしの話し、また遠野の風景を思い出しながら、本書は分かりやすく、昔の遠野を想像しながら昔話の世界に入り込んだ様に読むことができました。 大変面白かったです。 改めて、本書を持参して遠野市を訪れたいと思いました。

スタッキング可能

スタッキング可能

 

松田 青子 著

★2026.06.01   言葉には「意味」がある。辞書に書かれるような意味が核にあって、しかし言葉の周縁にはもっと多くの意図や意思や物語が、ぬめりのようにまとわりついている。例えば「結婚」という単語を思い浮かべてみる。意味の核は婚姻関係を結ぶ法的手続きだが、この単語が与える印象はもっと広い。性別、年齢その他諸々の属性によって、あるいは個人個人によってその幅もベクトルも大きく異なる。どんな言葉にもこうしたぬめりは付きまとう。言葉が背負いすぎた物語、社会が言葉に背負わせた無言の要請、誰かが籠めた意図、潜ませた毒、過剰な期待。悪意がなくとも、誤解がなくても、自分から離れた言葉はもう自分ではなく共有されたツールに変容する。言葉を無自覚に使っていないだろうか?話者が背負わせてしまったものを、言葉は運んでいく。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2026.05.30   ずっと気になっていたけれど、ためらっていました。闘病記なのではないか、西加奈子という好きな作家が苦しむ話なのでは、という気持ちが二の足を踏んでいました。読んでみて、すぐにこれは闘病記だけではなく、西さんが私たち、すべての人類に対して伝えたいことがみっしり詰まっている本であるということに気が付きました。読み終えた後でも、繰り返し、それぞれの場面でそれぞれの気持ちになったことがランダムにふと日常の中で表れました。それはとても不思議な感情で、すうっと涼しい風がふくような気持ちになりました。私はきっと、繰り返し、繰り返し、読むでしょう。そしてそんな人は私だけではないはず。いまいち自信の無い、だれかと比べ卑下してしまう人は特に、読んでほしい。こんなにも深く自分を愛することをまっすぐに感じさせる本はありません。私は、私が大好きになりました。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2026.05.28   私も乳がんで、モヤっとしたら落ち込んだり、してました。
それが何だかわからずにいたので、治療後この本に出会い読ませていただきました。
いろんな感情が言語化され、スッキリしました。
私も前に進もうと思います。

輝ける星の下に

輝ける星の下に

 

橋本 治 著

★2026.05.26   福袋は、期待でそわそわしながら、中身を一つずつ取り出すのが楽しいですが、この本を読み進めるのも、それに近い体験でした。感情を揺さぶられ、腹の皮をよじらせ、ずしんと身につまされ、鮮やかな語り口に圧倒され。読後は一作ずつ、企画・編集の千木良さんの解説で体験を補完する。本当に幸せな読書の時間を持てたことに感謝します。橋本治さんの妹さんにも、お礼を申し上げます。亡くなる直前まで、溢れんばかりの才で作品を生み出し続け、病で創作を中断せざるをえなかったのだと、しみじみ実感しました。

陰謀と犯罪のシェイクスピア

陰謀と犯罪のシェイクスピア

 

石井 美樹子 著

★2026.05.26   本書の帯の下の方に、出版社編集部が入れたのだろうが、「スリリングな知的冒険への誘い」とある。

「生きるか、死ぬか」は誤訳だ!、と言い切れる第一章とそれにつながる第二章は、第三章へ読み進める前に再読した。この間思ったのは、これまでの翻訳者たちはどうするのだろうということ。坪内逍遥と石井の師である大山俊一教授のみは、よくやったと誉めるであろうが。

私には、第四章「デズデモーナの白いハンカチ」と第五章「仰天! 王妃の裁判」が一番新鮮に読めた。こんなオセロ論は読んだことがないし、ハーマイオニーとキャサリン・オブ・アラゴンの共通点には感動さえした。


本書の読者は、数ある歴史書に加えてもう一つのエリザベス朝史を紐解ける機会に恵まれるであろう。従来の歴史書を手元で参照しながら読むのも一考である。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2026.05.23   貴方は私だった。
私がカナダで暮らした日々に感じたことに遠いところから共感をもらえたことが嬉しかった。すべてのこどもたち、とりわけ女の子に届きますように。ありがとう。

うつ病は心の弱さが原因ではない

うつ病は心の弱さが原因ではない

 

近藤 一博/にしかわ たく 著

★2026.05.14   光明が差し込むような本です。
外国でもうつ病に対する偏見は根強く、苦しんでいる友人に読んでもらいたい。
ですから英語版の出版を強く望みます。
特に、プライバシーが守れ外国でも手軽に手に入るよう、電子出版を強く希望します。

あの夏が飽和する。

あの夏が飽和する。

 

カンザキ イオリ 著

★2026.05.03   あの夏が飽和すると言う曲で知りました。
曲が大好きで小説も読んでみよう!と思い読ませて頂きました。歌詞と小説がリンクし、小説を読むことで一層、歌詞の意味が分かるかなと思います。控えめに言って最高です。

迫害された移民の経済史

迫害された移民の経済史

 

玉木 俊明 著

★2026.04.26   玉木氏の本書には教えられた ... ユグノーと呼ばれたフランスのプロテスタントが商工業の発展に貢献したことは高校の教科書にも載っているが、初期のイエズス会にも、マラーノないしコンベルソと呼ばれたユダヤ教からカトリックへの改宗者が少なくなかったとは驚いた。私も自著で、改宗ユダヤ人の南蛮医ルイス・アルメイダについて言及した。アルメイダは、当初蘭印で香辛料を扱う商人だったが、イエズス会に入会し医学の心得を生かして来日した。今日でも、大分の医師会病院の英語名は「ルイス・アルメイダ記念病院」という。しかし、私はこれを例外的なケースと考えていた。ユダヤ商人の出自を持つイエズス会士たちが、商線を教線に替えて活躍したと言う視点は、まさに〝目からウロコ〟だった。

あの夏が飽和する。

あの夏が飽和する。

 

カンザキ イオリ 著

★2026.04.24   私、梶裕貴さんの「人生はコメディだ!」と言っているところでゾワッとしました。やっぱり声優さんってすごいって思いましたね。他にも入野自由さんの瑠花と武命くんに話をするところでは、なんだか泣きそうになりました。私はいつかそんなふうに人に何かを与えられるようになりたいです。

あの夏が飽和する。

あの夏が飽和する。

 

カンザキ イオリ 著

★2026.04.24   私は、元々歌の方が好きで本屋さんの古本コーナーを見ていて見つけてしまったので衝動で買ってしまいました。私、この歌を聞いてから何回か自分もこの歌の女の子のように死んでしまおうかと思ったこともあります。ですがこうして生きながらえているのは友人たちのおかげだと思います。私は瑠花のような立場でしたね笑笑そして友人が千尋さん。武命くんはいませんでしたが、瑠花は千尋さんがいたからまだ生きているのだと思います。流花に憧れた私は、結局瑠花になってしまったんだと思います。友人には感謝しかないです。友人のおかげでこのような素敵な話と出会えたと思っています。カンザキイオリさんとても素敵な話をありがとうございます。