読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.19 久しぶりに、本当に久しぶりにあっという間に読んでしまった。眼の手術をしてからは文庫の字はキツくて、かといって電子書籍はどうにも馴染めず。そんな環境面のあれこれなど、冒頭から吹き飛ばす主人公の力強さ。犬の話が出てきた辺りで、もう彼女を大好きになってた。今まであまりミステリーというジャンルを読んだことが無くて、こういうのもミステリーって言うのか…面白いな…と新しい発見。物語の終わりが、とにかく美しい。依子の手でぎゅうっと心を、いや、頭の中のお花畑を握りつぶされた様な、息を呑む美しさ。王谷さんの他の作品もぜひ読んでみたいと思いました。そう思える作家さんにまた出会えたことを、大変嬉しく思います。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.19 物も立場も持たない、追い詰められているはずの人の尊厳の物語として読みました。
めちゃくちゃに喧嘩に強く、自然体な依子と、芯の強い尚子。肉弾戦の描写がとにかくかっこよくて、次第に明らかになる展開にハラハラし。変態ヤクザのおぞましさや情けなさに、うぇ〜と思いながら二人を応援してしまう。ミステリーとかバイオレンス、シスターフッド、いろんな要素がありつつ何かの枠には全然収まらない、最高の小説でした!
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.19 東京のホテルの1室で見た、王谷さんダガー賞受賞の知らせ。
サカナクションライブの前に書店で購入し、待機中に一気読みしてしまいました。
アクションシーンで自分の憂さ晴らしもしつつ、ハラハラもしたり、最後はそうなるんだと思ったり。
久しぶりに面白い本に出会えた!と思う作品でした。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.18 ※Xより転載
読了!
ババヤガってなんなのか調べてみたら…
ちゃんとストーリーに関わってくる言葉だった
えげつないほどの暴力描写と迫力のアクションにのめり込んでたら…
ダガー賞受賞という事実を思い出させるとんでもない仕掛けに頭をぶん殴られる…!
面白かった!
#ババヤガの夜
#王谷晶
追記
カバーイラストが寺田克也先生なのもたまらねぇ…!
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.16 二回目読んでいろいろ見落としていたことに気づき、三回目でそうかそうなのね、と感じでいます。 「ババガヤ 0」も読んでみたい。
一冊でわかる明治時代
大石 学 監修
★2025.07.13 江戸時代を最初に読んでハマり、幕末、明治時代まで読みました。
これまで学校で習った歴史のポイントが、国内・国外のパワーバランスなどの社会情勢を背景に、なぜそうなったのかがわかりやすい文章で丁寧に、一つの物語のように書かれており、大変面白いです。これまで、なんとなくモヤモヤしていた歴史の点と点が線で繋がりました。
「歴史」という枠からは外れてしまうかもしれませんが、昭和の前半、戦後の冷戦前くらいまでのものもぜひ作っていただきたいです。戦争に至るまでの、世界の状況、国内の政治状況など改めて学べると嬉しいです。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.13 ダガー賞受賞、大量重版おめでとうございます!
血と拳。
女と女と男たち。
追っておいで。どこまでも逃げるから。
見つけてごらん。返り討つから。
あたしたちの心はあたしたちだけのもの。
あたしたちのからだはあたしたちだけのもの。
はじめての感情が私を揺さぶる。
*メルカリ等、高額転売への注意喚起に、河出書房さんの良識を感じました。
王谷さんの次の作品も楽しみにしています。
「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ
河出書房新社 編
★2025.07.10 学校生活では、人間関係、勉学、人付き合いなどがうまくできなくて、辛い日々を送ってました。それで、僕は死にたい、とよう思うようになりました。
しかし、この本に出会い、この本を読んでもう少しだけ、あとちょっとだけ生きてみようかな、とおもえました。ありがとうございます。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.09 読みながら新道依子の過去を詮索しようとすれば殴られそうに、内樹尚子の心中を妄想しようとすれば追いかけられバラされそうになる。
目を覆う間も与えぬ圧倒的な質量の暴力描写。
絶対的な力を持つ一人を"白シャツの男"(選りすぐりの精鋭)たちが支えている裏社会とその対極で生きる表社会の本質の一体どこが違うのだろう?
その中で個人が生き延びるとはどういうことかを何度も激しく問い詰められる一冊。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.09 王谷さんのスピーチを拝読してから手にしました。
血の匂いの薫る文章は読んでいるこちらも血湧き肉躍る感覚でした。
動物は大なり小なり(表に出るか出ないか)の違いはあるものの暴力性を秘めて生きているものだと個人的に思っています。
それを表に出すことでしか生きている感覚を持たない依子に憧れすら覚えました。
何かから一緒に逃げるって魂が繋がらないとできないことなんだな、そんな人と巡り会えた依子と尚子が羨ましくも感じました。
こんなステキな物語に浸れるのはわたしが安全な場所にいるから…
平和を願います。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.06 図書館で読んでから単行本を買い、雑誌と日英電子版に英語版オーディオブックも好きすぎて単体で購入したものです。とにかく素晴らしいの一言なので日本語でのオーディオブック化もお待ちしております!膾のドッグフード化も大好きな訳です!サムさんにも拍手を!
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.06 とにかく胸躍るアクション小説でした。暴力に惹かれ鍛えてきた新道と父に理想を押し付けられて暮らす尚子。二人がイカれたヤクザたちをなぎ倒して脱出する姿にスッキリしました。そして鮮やかに世界がぐるっと回る感じを是非体験してほしいです。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.05 一気読み必至の面白さは間違いないとして・・・
これまで、『フィクションの中に私の居場所はないんだよなぁ』と漠然とした疎外感を感じていた自分が、腹の底から『これが読みたかったんだよ』と思える物語でした。美しいブロマンスとして描かれがちな任侠の世界を舞台にしたのも、ラストシーンでいっそう納得させられます。
主人公の依子や尚子のような若い女性だけでなく、私のような中高年女性にこそ読んでいただきたいです。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.05 5年前、『文藝』に掲載されたときに一気読みしました。そして、単行本化されたときに、何冊か購入して人に配りました。
『ババヤガの夜』には、「この作品を読んで欲しい」と思わせる異様な力がありました。
王谷晶先生と金田淳子先生のイベントに参加して、サインをいただいたのもよい思い出です。文庫化しても熱は冷めず、購入しました。
今も、ラストシーンの鮮やかさは忘れられません。今も、スーパーのショッピングカートを見ると、「ここに乗るくらい、尚子さんは華奢な人であったのだ」と思うのです。
このたびはダガー賞受賞、おめでとうございます。
これからも王谷先生の新作を楽しみにしております。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.04 今まで読んだ中で1番興奮しながら読んだかもしれません。最初から最後まで2人がかっこよく、ヤクザたちがダサくって現実世界の差別や家父長制への怒りも抱き込みながら、心の中で拳をあげて読んでいました。(何度もうわ!!え!!と呟きながら通しで2回読みました)燃え上がってスカッとする終わりでは無いのも大好きです。
賞を取られることでもっと色んな人がババヤガの夜を知り、このお話を必要としている人に届くであろうことが、一読者の身ながら嬉しいです。本当におめでとうございます。私も微力ながらおすすめの本を聞かれたらババヤガの夜読んで!!!と言いまわり、バイオレンス系が苦手な母もめちゃ痛いところあったけど読むの止められず全部読んじゃった!!と興奮気味でした。映画化求!!!!!これからもご無理のないよう、ご活躍楽しみながら追い続けられたらなと思っております。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.04 アクションシーンはカッコよかったし展開に意表を突かれたりで楽しく読んだ。バイオレンスな作品に面白さと同時に後ろめたさを感じる良識もそのうち身につけたい。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.04 ダガー賞ノミネートされたタイミングで興味を持ち読みました
こういった暴力世界を、女性が描くんだという感動と衝撃たるや
この世界が平和であるために、もっと理不尽な暴力を書いてほしいです
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.04 血が沸騰しました。
疾走感が半端なく、描写がとにかくカッコいい!
緊張感のある文体も好きです。
主人公のように大きく強く生まれたかったと思いました!最初から最後までかっこいい!
映像が韓国ノワールのように頭に浮かびました。
とにかく読んで欲しい一冊です。
ババヤガの夜
王谷 晶 著
★2025.07.04 自分の中にあったもやもやを晴らしてくれるものに出会えた!と思いました。
こんな歳になりましたが、やっと自分を肯定できそうです。
「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ
河出書房新社 編
★2025.07.02 日々つらことがあって気が落ちていたけどこれを読むととても同感したこれからはわっちがみんなに生きるよさをつたえたい