河出文庫

編集者のことば

「読み継げば、どこへだって行ける」。
知的好奇心に満ちた電車に乗り、ジャンルを超えてどこまでも旅を続けられる――そんな河出文庫。
皆さんもぜひ河出文庫という切符を手に、新しい旅に出かけてみてください。

これから出る本

一覧

2026.04.07発売予定

サラダ記念日

俵 万智

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日――口語を使った清新な表現で“与謝野晶子以来の革命的情熱歌人“とうたわれた第一歌集。大ベストセラーの新組・新装版。新解説/大森静佳。

2026.04.07発売予定

抒情的恐怖群

高原 英理

禍々しくも美しい、絶望的世界が凝縮された本格恐怖短篇集。土地の因縁、呪いの伝播、怪異との邂逅……現実が崩れ落ち昏い狂気が立ち上がる。残酷、耽美、暗黒の限りを尽くした現代ゴシックホラーの極致!

2026.04.07発売予定

短歌百物語

佐藤 弓生

不穏な魅力を放つ短歌から生まれた百物語。近現代歌人から柳田國男、夢野久作、中島敦、中原中也、山尾悠子まで、様々な短歌と掌編とが呼応する。そこはかとない、静かな恐怖の響きに包まれる。

2026.04.07発売予定

海暗

有吉 佐和子

伊豆の御蔵島が、米軍射爆場に内定!想定外の大事件に巻き込まれ、翻弄される島民たちを描く、有吉佐和子の問題作、待望の復刊!

2026.04.07発売予定

花の物語

牧野 富太郎澁澤 龍彦杉浦 日向子

人生の折々、だれしもその傍らには、何らかの花、その思い出がある。それら「私の花」にまつわる気持ちを綴った文章の花束。執筆は柳田、荷風、武田百合子、須賀敦子ら多士済々、花の名前もさまざまに。

2026.04.07発売予定

教育

遠野 遥

またひとり落ちていく――。勝てば天国、負ければ地獄。成績が待遇を決める全寮制の学校で、「教育」という名の支配が、いま始まる。予測不能な芥川賞作家による会心の初長編。

2026.04.07発売予定

警視庁外事一課リエゾン班 亡命者

射場 健司

大使館との連絡役・リエゾン班に赴任した捜査官・佐倉サク。毒ガス兵器で女性が襲撃される事件が起き、ロシア、CIA、公安、捜査一課の四つ巴のバトルに発展して……。一気読み必至の長編警察小説!

2026.04.16発売予定

地の底の記憶

畠山 丑雄

選考委員激賞、新芥川賞作家による圧倒的筆力の鮮烈なデビュー作! 電波塔に見守られる架空の土地・宇津茂平を舞台に、100年を超えて紡がれる壮大な物語。

2026.04.23発売予定

くもをさがす

西 加奈子

カナダでの乳がん治療を綴った著者初ノンフィクション。異国の地で自分を愛し生きることの喜びを切実かつユーモラスに描く。第75回読売文学賞、書店員が選ぶノンフィクション大賞オールタイムベスト受賞

2026.05.07発売予定

かっかどるどるどぅ

若竹 千佐子

「ひとりで生きる」から「みんなで生きる」へ。70万部突破、老年女性の賑やかな孤独を描き全国に感涙を与えた文藝賞・芥川賞受賞作『おらおらでひとりいぐも』著者が、新たな共生の形を提示する感動作。

2026.05.07発売予定

正義の教室

飲茶

30人の幼児と自分の娘、どちらを助ける? 人類誕生から続く「正義」を巡る論争の決着とは。生徒会を舞台に自由・平等・宗教と異なる正義をもつ女子高生のかけ合いから、その正体があぶり出される!

2026.05.07発売予定

ホラーの扉

株式会社闇 編著 澤村 伊智芦花 公園平山 夢明雨穴五味 弘文瀬名 秀明田中 俊行

ホラーはなぜ怖い? 人気作家陣のホラー作品を各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇が案内するホラーを「楽しむ」ための最恐の入門書。

2026.05.07発売予定

集団ヒーロー誕生

石ノ森 章太郎

半世紀前に誕生した、スーパー戦隊シリーズ第1弾『秘密戦隊ゴレンジャー』。その「原作」マンガや『サイボーグ009』などの代表作からレア作品まで、石ノ森集団ヒーローが集結した夢のアンソロジー。

2026.05.07発売予定

五月 その他の短篇

アリ・スミス 著 岸本 佐知子

近所の木に恋する「私」、バグパイプの楽隊につきまとわれる老女、地下鉄駅構内の死神、教会のミサに乱入する三人の女……。現代英語圏を代表する作家による、ユーモアと不思議に満ちた12か月の物語。

2026.06.08発売予定

にっこり、洋食(仮)

森 茉莉中谷 宇吉郎

ビーフシチュー、カツレツ、オムライス、ナポリタン……西洋料理から日本で独自にアレンジ・発展した「洋食」。ハイカラでどこか懐かしい。みんなが笑顔になる大人気エッセイアンソロジー!

2026.06.08発売予定

人生の観察

吉村 昭

取材の鬼、記録の人。作家吉村昭は、観察の達人でもあった。簡潔な文章の端々に、観察眼が冴え渡る。日々の暮らしから見出された生き方と美学、家族の風景、忘れえぬ人々…。人生の滋味あふれるエッセイ!

2026.06.08発売予定

怖い物件 山手線めぐり(仮)

藤白 圭

会社員の保智は人の好さそうな不動産屋・安在から紹介される物件で、ヤバすぎる怪奇現象を次々に体験する。山手線全駅をめぐるワケあり不動産ホラー。人気の「意味怖」シリーズ著者、初の文庫化!

2026.06.08発売予定

かぜのてのひら

俵 万智

はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びおり??恋、そして教師を辞めるまでの生徒達との日々。ベストセラー後の激動の24歳?28歳までをうたう第二歌集の新組・新装版。新解説/くどうれいん

2026.06.08発売予定

なるほどフェルメール(仮)

千足 伸行

「あの名画のどこが凄いのか」から「謎多き画家の素顔」「画面に隠されたトリック」「作品受難の顛末」まで……あなたをもっとフェルメール通にする入門書。全35作品をカラーで収載。

2026.06.08発売予定

半分のぼった黄色い太陽 上

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 著 くぼた のぞみ

数百万の犠牲者が生まれたナイジェリア・ビアフラ戦争。その悲劇をもとに紡がれる、恋人たち、家族たちのスリリングな物語。戦争の悲惨な現実と、その背景にある社会の矛盾。英オレンジ賞受賞の傑作長篇。

2026.06.08発売予定

半分のぼった黄色い太陽 下

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 著 くぼた のぞみ

ビアフラ共和国──1967年から3年だけ存在した幻の共和国は、悲惨な戦争に巻きこまれ、飢餓と暴力に苛まれる。民族、宗教、文化、人種など、さまざまな対比とともに描かれる繊細な人間たちの物語。