単行本 A5変形 ● 336ページ
ISBN:978-4-309-24039-8 ● Cコード:3030
発売日:1974.06.28
定価7,262円(本体6,602円)
×品切・重版未定
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流布諸版は偽作であると断じ思想界に衝撃を与えた編者が、精緻な文献考証に基き「ドイツ・イデオロギー」の原姿を精確に復元、マルクス研究に飛躍的な転機を画した新編輯版。
著者
カール・マルクス (マルクス,K)
フリードリヒ・エンゲルス (エンゲルス,フリードリヒ)
廣松 渉 (ヒロマツ ワタル)
1933-1994。戦後日本を代表するマルクス主義哲学者。それまでの疎外論を主流とする唯物史観に対し、物象化論によってマルクス主義を根底からくつがえすとともに、「ドイツ・イデオロギー」の復刻など、その後への影響ははかりしれない。1948年、岐阜県生まれ。1974年、名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了。1996年、ベルリン自由大学Promotion。2000年、ライプツッヒ大学Habilitation。ライプツィヒ大学東アジア研究所教授。著書に『西田幾多郎の憂鬱』『西田幾多郎 他性の文体』『精神病理からみる現代思想』『〈ことなり〉の現象学』、共著に『廣松渉論』などがある。
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