糖尿病研究の第一人者が有望治療をやさしく解説!
新薬、早期のインスリン注射、外科手術…あなたにいちばん合った治療法がわかる本!
単行本 A5 ● 192ページ
ISBN:978-4-309-25289-6 ● Cコード:0047
発売日:2013.10.28
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
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「治療が面倒」という印象のある糖尿病だが、現在、初期からのインシュリン注射や、新薬、外科手術など続々と新治療法が登場。糖尿病治療の第一人者が、そのすべてを網羅しながら解説する。
【新療法1】低血糖を起こしにくい「インクレチン関連薬」とは?
【新療法2】最後の手段だった「インスリン注射」の早期使用とは?
【新療法3】胃や腸の一部を切除・分断する、手術による治療とは?
【新療法4】糖を排出して血糖値を下げる「SGLT2阻害薬」とは?
「どんな症例に有効か」「知っておくべきリスクは?」
4つの新しい療法と基本となる治療の重要ポイントが正しくわかる! -
【1章 糖尿病とは、どんな病気なのか】
恐ろしい合併症や病気のメカニズムを知る──
・早期の治療がカギとなる糖尿病
・治療を放置するとどうなるか?
・糖尿病の3大合併症
・その他の合併症
・糖尿病の起こるメカニズム
・昏睡を起こす急性合併症
・1型糖尿病と2型糖尿病
・インスリン抵抗性とは
・糖尿病の検査と基準値
【2章 基本の療法① 食事と運動】
無理のない方法で長続きさせるには──
・糖尿病治療の目標
・合併症の早期発見のための検査
・基本となる食事療法
・簡単に実行できる「食べる順番療法」
・運動療法は無理せず継続を
・運動療法について留意しておきたいこと
・糖尿病治療を始めるときの心得
【3章 基本の療法② 薬による治療】
さまざまな飲み薬と注射薬の特性とは──
薬による治療法の基本
・血糖降下薬療法① インスリン分泌促進薬
・血糖降下薬療法② インスリン抵抗性改善薬
・血糖降下薬療法③ インクレチン関連薬
・血糖降下薬療法④ 食後高血糖改善薬
・薬はどう使い分けられているか
・薬を注射するインスリン療法
【4章 新療法① インクレチン関連薬】
糖尿病治療に変革をもたらした新薬の利点とは──
・インクレチン関連薬とは何か
・DPP‐4阻害薬の効果と特徴
・GLP‐1受容体作動薬の効果と特徴
【5章 新療法② 早期インスリン療法】
〝最後の手段〟のイメージをくつがえす新手法とは──
・早期のインスリン療法の目的
・早期のインスリン療法の注意点
【6章 新療法③ 肥満手術】
胃や腸を切除・分断して劇的な改善を目指す──
・肥満手術の対象者と方法
・肥満手術をどう評価するか
【7章 新療法④ SGLT2阻害薬】
糖を排出して血糖を下げる画期的発想の新薬──
・SGLT2阻害薬の作用と目的
・SGLT2阻害薬の対象者とは
【8章 最適の治療を受けるために】
じょうずに医師にかかり、賢く活用する知恵──
・近年話題の「糖質制限食」の治療効果
・理想的な医療をあり方を知り、じょうずに活用を
著者
清野 裕 (セイノ ユタカ)
1967年、京都大学医学部卒業。現在、関西電力病院院長。専門は糖尿病、代謝・栄養障害、内分泌疾患。日本の糖尿病研究における第一人者として、国内だけでなく世界でも注目される存在。
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