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KAWADEムック

イバラギノリコゾウホシンパン

茨木のり子 増補新版

「言の葉」のいのり

河出書房新社編集部

ムック A5 ● 320ページ
ISBN:978-4-309-98041-6 ● Cコード:9492
発売日:2022.05.13

定価1,540円(本体1,400円)

△3週間~

  • 先行きの見えない時代にあって「自分の感受性」だけをつらぬきながら、やさしい言葉で生の真実を問うた詩人・茨木の魅力に迫る。谷川俊太郎、井坂洋子×小池昌代、工藤直子、若松英輔ほか。

    ●訂正とお詫び
    『茨木のり子 増補新版』に誤植がございました。
    関係各位および読者のみなさまに深くお詫び申し上げ、下記の通り訂正いたします。
    〈該当箇所〉
    ・p316 1段1行目
    (誤)
    一九二九
    (正)
    一九二六

  • 【目次】
    ▼茨木のり子代表詩選  選=井坂洋子・小池昌代
    根府川の海/行きずりの黒いエランゼに/見えない配達夫
    敵について/わたしが一番きれいだったとき/花の名
    汲む/鯛/りゅうりぇんれんの物語(抄)/大国屋洋服店
    兄弟/抜保町/自分の感受性くらい/青梅街道
    二人の左官屋/乱一独/波の音/四海波静/笑って
    この失敗にもかかわらず/みずうみ/部屋/足跡/答
    ある存在/さくら/あのひとの棲む国/鄙(ひな)ぶりの歌
    行方不明の時問/夢/月の光/獣めく/梅酒/橇/古歌

    ▼対談
    井坂洋子・小池昌代「宇宙を超える重さと深さ」

    ▼インタビュー
    谷川俊太郎「生活の形を少入えなかった人」
    田中和雄 「低い濁声で歌った『愛の讃歌』」
    紺野美沙子「大好きだった伯母を思い出す――茨木のり子を朗読して」

    ▼エッセイ
    工藤直子「のり子さんのり子さん」
    山之口泉「茨木さんのこと」
    山根基世「茨木さんの勇気」
    宮崎治 「伯母の食卓」
    後藤正治「私自身であれ――茨木のり子のメッセージ」
    沢知恵金「素雲の係、茨木のり子をうたう」
    石田千 「詩はひとり」
    暁方ミセイ「人の暮らしの間にいる」

    ▼茨木のり子未刊行アンソロジー
    「素描――川崎洋論」
    「はてなマーク――工藤直子の詩」
    「推敲の成果――書評『山之口獏全集』全4巻」

    ▼対談選
    ×金子光晴「国家はもう沢山!」
    ×吉原幸子「傷こそが真珠の核」
    ×木下順二「民俗のことば」

    ▼詩人による茨木のり子
    川崎洋  「茨木のり子小論」
    大岡信  「茨木のり子の詩――『人名詩集』解説」
    三好豊一郎「茨木のり子さんの詩」
    北村太郎 「茨木のり子の詩」

    ▼論考
    長谷川宏「茨木のり子の詩」
    若松英輔「見えない足跡 茨木のり子の詩学」
    姜信子 「麦藁帽子にトマトを入れて」
    河津聖恵「どこかに美しい人と人との力はないか――五十六年後、茨木のり子を/から考える」
    野村喜和夫「茨木のり子と金子光晴」
    細見和之「茨木のり子の全人性」

    ▼増補 茨木のり子未刊行書評集
    『山下千江詩集』/川崎洋詩集『木の考え方』/佐多稲子『生きるということ』/沖浦京子詩集『移行』/富岡多恵子『ニホン・ニホン人』/三木卓『ほろびた国の旅』/高良留美子詩集『見えない地面の上で』/牧羊子『おかず咄』/谷川俊太郎『三々五々』/石垣りん『焔に手をかざして/詩人の幅について 現代詩時評/詩劇について 現代詩時評

    ▼略年譜

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