河出書房新社
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2009.12.04更新
12月8日発売予定です。※地域により若干の差があります。
文庫・新書
増補 日本という身体
加藤 典洋 著
明治以降の日本を、「大」「新」「高」という三つの動態において読み解くという斬新な方法によって時代の言説を検証し、日本と思想のありかたを根源から問いかえす代表作にして刮目の長篇評論を増補。
定価1,210円(本体1,100円)
×品切・重版未定
NOVA 1 書き下ろし日本SFコレクション
大森 望 責任編集
オリジナル日本SFアンソロジー・シリーズ開幕。完全新作十篇(円城塔、北野勇作、小林泰三、斉藤直子、田中哲弥、田中啓文、飛浩隆、藤田雅矢、牧野修、山本弘)+伊藤計劃の「屍者の帝国」を特別収録。
定価1,045円(本体950円)
疑惑 推理小説傑作選
大岡 昇平 著
二〇〇九年に生誕百年を迎えた戦後文学の代表作家の、異色の本格推理小説集。徹底した観察眼による散文精神は、犯人の追求にも遺憾なく発揮される。海外で実際に起きた事件や題材もうまく採り入れる。
定価792円(本体720円)
落語の世界
五代目 柳家つばめ 著
入門、稽古、昇進、しくじり、収入など、落語の世界で起こるさまざまな出来事をリアルに描き切った名著が復活。巻末に落語事典も収録され、これから落語を聞く人にも、落語通にも必携の一冊。
定価990円(本体900円)
精子戦争 性行動の謎を解く
ロビン・ベイカー 著 秋川 百合 訳
精子と卵子、受精についての詳細な調査によって得られた著者の革命的な理論は、全世界の生物学者を驚かせた。日常の性行動を解釈し直し、性に対する常識をまったく新しい観点から捉えた衝撃作!
○在庫あり
肉の輪舞
団 鬼六 著
「そら開くんだ。臓物まではっきりむき出しにするんだよ」浩二と三郎の手で白足袋をはいた秋子の両足はキリキリと左右にたぐられ――。甘美な屈辱に身を任せる女たちの姿を描いた団鬼六珠玉の短篇集!