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単行本

ニホンノローカルコウクウ

日本のローカル航空

地方を結ぶエアコミューターの魅力のすべて

秋本 俊二

受賞
全国学校図書館協議会選定図書

単行本 46 ● 192ページ
ISBN:978-4-309-25641-2 ● Cコード:0065
発売日:2019.09.24

定価1,760円(本体1,600円)

×品切・重版未定

  • 地方都市どうしや離島間を小型機で結び、乗れば空の旅を存分に楽しめる「ローカル航空」の魅力に迫る! バラエティ豊かなエアラインや使用機種、地方空港の見どころもたっぷり紹介!

    かわいい機体、絶景の飛行ルート、小さな空港…一度は乗ってみたい!!
    地域の人々にとっては大切な〝空の道〟であり、旅行者にとっては〝心躍る体験〟を提供してくれるローカル航空。いますぐ乗りにいきたい路線からプロペラ機の魅力、アイデアが光る各社のサービスまで、大型ジェットの旅では味わうことのできない〝愛すべき小さな翼〟の極上の楽しみ方をあなたに!

  • 【目次】
    1章 九州・沖縄の海に浮かぶ島々を旅する
    機内アナウンス…歓迎の“島ことば”が旅のはじまりを演出
    ヒコーキで新聞配達…生活物資の輸送もローカル航空の重要任務
    離島住民割引…地元の人たちには航空券をディスカウント
    手づくり機内誌…客室乗務員の自己紹介から地産グルメの紹介まで
    長崎から離島へ…玄界灘に浮かぶ島々へ。景色を楽しみながらの空旅
    鹿児島から離島へ…30分足らずのフライトで奄美群島ハシゴ旅 …など

    2章 小型プロペラ機の優れた実力とは
    2種類あるプロペラ機…主流のターボプロップは燃焼ガスを回転力に転化
    小型機のメリット…プロペラ機での路線構築は日本の地理条件にマッチ
    巡航高度は雲より下…窓から見える海も山も手が届きそうなほど近い
    機体デザイン…カラフルな塗装とロゴで就航地の魅力をPR
    キャビン設計…CAさんとの距離を縮めるコンパクトな座席配列 …など

    3章 首都圏・関西圏発のローカル空路
    伊豆諸島への空旅…首都圏で乗れる唯一の19人乗り小型機プロペラ機で
    アルプス越えの絶景…この路線だから味わえる名山の迫力大パノラマ
    瀬戸内上空を散歩…空からの島めぐりのあとは火の国の活火山が
    JALグループ本州最短路線…竹田城跡や城崎温泉が空からだとこんなに近い!
    遥かなる下地島へ…サンゴ礁の海の先から大型ジェットがアプローチ …など

    4章 プチ空旅を彩ってくれる旅客機たち
    ATR42-600…欧州製の最新プロペラ機をHACも2020年に導入決定
    ボンバルディアDHC-8…信頼の‟ダッシュエイト“がQシリーズでますます進化
    サーブ340B…人気の‟スウェーデンの翼“もいよいよ退役へカウントダウン
    ドルニエ228…都心の空を優雅に飛行するドイツ名門の傑作機 …など

    5章 列島縦断のロングフライトも愉しい
    国内最長フライト…北に長い日本列島を小型ジェット機で縦断
    女満別からセントレアへ…黄昏時に飛び立って夜景を見ながら舞い降りる
    秋田から伊丹へ…プロペラ機とジェット機が絶景の長距離路線で競合
    静岡から札幌丘珠へ…新千歳行きとは異なる洞爺湖上空からの着陸進入
    松本から新千歳へ…日本一標高の高い空港から北の大地を目指す …など

    6章  地方の空を担うエアラインの素顔
    北海道エアシステム…札幌丘珠をベースに活躍。就航路線は道外にも
    IBEXエアラインズ…札幌から福岡まで翼を広げ、地方経済の活性化に貢献
    新中央航空…大島、新島、神津島、三宅島へ。調布飛行場からプロペラ機で
    フジドリームエアラインズ…その日の運航機材は赤か青?それともグリーン?
    天草エアライン…青イルカの「みぞか号」は各地でファンが急増中
    日本エアコミューター 鹿児島から奄美群島へ赤いハイビスカス機が飛
    日本トランスオーシャン航空…本州にも路線を伸ばし、「沖縄発・日本の翼」に
    琉球エアーコミューター…沖縄文化の担い手として離島への旅にいざなう …など

    7章 北国の情緒たっぷり短距離路線
    日本最北端の空港へ…夏の利尻富士を目指し、新千歳から737-500で
    函館から奥尻島へ…‟オクシリブルー“の海と絶品のウニを満喫
    津軽海峡を越えて…札幌丘珠と三沢を結ぶ異色のビジネス路線
    消えた国内ローカル線…懐かしき短距離空路と古き良き翼の記憶

    8章  ローカル路線の気になる空港探訪
    奥尻空港…降り立つ旅行者たちの目当ては、豊富な海の幸と大自然
    三沢空港…三陸屈指の八戸漁港に近く、水産業者の利用も増大
    調布飛行場…京王線調布駅からパスで15分。ターミナルは広さ3倍に
    新島空港…夏場は若者たちで賑わうマリンスポーツの聖地
    松本空港…日本アルプスに囲まれ、景観は「日本一」との声も
    出雲空港…伊丹、静岡、小牧とつながる山陰観光のゲートウェイ
    長崎空港…壱岐や対馬、五島福江を結ぶオリエンタルエアブリッジの拠点
    天草空港…ターミナルに隣接の広場で青空市場「天草空港マルシェ」開催
    種子島空港…JAXA研究者も利用する、宇宙に近い空の玄関口
    与那国空港…夏場の旺盛な観光需要と地域の生活を支える …など

著者

秋本 俊二 (アキモト シュンジ)

作家・航空ジャーナリスト。世界を旅しながらエアライン関係者にインタビューを続け、新聞雑誌やWeb媒体にレポートを発表している。『ANAとJAL こんな違いがあったのか』(小社刊)など著書多数。

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