河出書房新社
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日本文学
河出女性ロマンシリーズ
金木犀の薫る街
金木犀の香りが呼び起こした30年前の思い出――。あの美しい人妻の情事の秘密とは?東京の街の変貌を描きながら、記憶の謎をたどる会心の書き下ろしロマン!
定価1,656円(本体1,505円)
×品切・重版未定
貝紫幻想
幻の染料「貝紫」の神秘に魅せられた男と女が、血の繋りの根の深さに苦しみつつたどる禁忌の愛――京都と鎌倉を舞台に、深い陰翳と妖しい香気をたたえて繰り展げられるロマンの世界。
定価1,708円(本体1,553円)
蘆火野
日本の夜明けを告げる明治維新と革命の歌声響くパリ・コミューン。コック修業にはげむ若い日本人男女が潜り抜ける二つの動乱、世界史を結ぶロマン!
定価1,431円(本体1,301円)
石狩平野 上
明治・大正・昭和・そして戦争‥‥近代日本百年の怒濤に耐え、北海道の大地の娘・鶴代がつらぬく一筋の愛と苦難の生涯を描く感動の大河ロマン!
石狩平野 下
花埋み
渡辺 淳一 著
自分の肉体にやけつく痛みに耐え、おなじ苦しみから女性を救おうと医学の道を志した日本初の女医・荻野吟子の苦難と哀切の生涯を描く著者初めての書き下ろし長篇。
定価1,324円(本体1,204円)
雪舞
雪舞う北国の暗い風土を背景に、生きることの永遠の悲しみを通して、植物のように生きるしかない幼い身障児の“生命”の重さを問い続けて感動を呼ぶ、著者の代表的な長篇傑作。
定価1,079円(本体981円)
北都物語
冷たく透きとおった北の都・札幌を舞台に、自由奔放で哀しく燃えた絵梨子の短かった愛のときを、あふれる抒情と繊細な筆致でえがいた感動の長篇恋愛小説。
リラ冷えの街
札幌の四季の移ろいに彩られて育ち、サロベツ川北原野の泥炭地に埋められた愛の形見――うす紫色のリラの花さく北国に、現代の愛のはげしさとむなしさを描く長篇。
パリ行最終便
かつて別れた男との異国の街での再会。揺れ動く女の心のなかをアムスの白い霧が通りすぎる。寂寞とした「性」の風景の中に「女」を描く、「背を見せた女」ほか5篇を併録。