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なぜ人は斬られた首に魅了されるのか?

単行本

クビキリノレキシ

首切りの歴史

フランシス・ラーソン

矢野 真千子

受賞
朝日

単行本 46 ● 344ページ
ISBN:978-4-309-20685-1 ● Cコード:0098
発売日:2015.09.09

定価3,456円(本体3,200円)

○在庫あり

  • 見せしめ、コレクション、科学や芸術、崇拝の対象……。あらゆる文化や社会で、なぜ人々は生首に魅せられ、首を切断したがるのか? 驚愕のエピソード満載の異色歴史ノンフィクション!

  • プロローグ――オリヴァー・クロムウェルの首
    序論――ヒトは「首」に引きつけられる生き物である

    第1章 首狩り族
     ピット・リヴァーズ博物館の干し首
     首と銃を交換するビジネス
     注文生産のマオリの首
     文明人と野蛮人
     見本市や博物館が作った線引き
     首狩り族はどっちだ?

    第2章 戦利品の首
     太平洋戦争中の首狩り
     土産物ハンティング
     狩猟記念品
     沈思黙考の道具
     慈しみの対象
     戦場という異質空間

    第3章 反逆者の首
     二一世紀の処刑台
     社会の価値観の変化
     見せしめの首
     死刑執行人の技量
     ギロチンが変えた構図
     台本どおりの劇

    第4章 額に入れた首
     究極の肖像
     画家たちが追求した断頭シーン
     死と恐怖を題材にする
     医学校の美術解剖講座
     革命期の蝋人形展

    第5章 聖なる首
     オリヴァー・プランケットの首
     注目と富を集める首
     死体に期待された効能
     生と死の境にある目に見えない力
     サイモン・サドベリーの首

    第6章 頭蓋骨フィーバー
     骨相学ブーム
     人種の研究という科学
     科学なら、まずは標本を集めよ
     ターゲットにされた人々
     集めても、集めても
     集団間の違いより個人差のほうが大きい

    第7章 切開される頭部
     人体解剖の授業
     感情の切り替え方を学ぶ
     死体を美しい展示品に変える
     標本制作の技術
     頭蓋骨から脳へ

    第8章 生きている頭部
     水槽に浮かぶ脳
     ギロチン処刑後に動く頭部
     切断された頭部に意識は残るのか?
     頭部移植の可能性
     頭部を冷凍保存する
     脳と身体は切り離せるものなのか?

    結び――他人の首であればこそ

    謝辞
    訳者あとがき
    参考文献
    図版出典

著者

フランシス・ラーソン (ラーソン,フランシス)

オックスフォード大学の名誉研究員。著書にヘンリー・ウェルカムの伝記An Infinity of Things、共著にピット・リヴァーズ博物館の歴史について書かれたKnowing Thingsがある。

矢野 真千子 (ヤノ マチコ)

翻訳家。訳書に、『迷惑な遺伝子』『植物はそこまで知っている』『大腸菌』『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』『イチョウ 奇跡の2億年史』『アートで見る医学の歴史』など多数。

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