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単行本

アイエスイーディージョウホウシャカイノリンリトセッケイセッケイヘン

ised 情報社会の倫理と設計 設計篇

東 浩紀

濱野 智史

受賞
朝日、読売

単行本 A5 ● 494ページ
ISBN:978-4-309-24443-3 ● Cコード:0036
発売日:2010.05.26

定価3,080円(本体2,800円)

×品切・重版未定

  • 情報社会について技術面からアプローチする設計研の討議を収録。津田大介、藤村龍至を迎えた追加座談会も。東浩紀・濱野智史を中心に圧倒的ボリュームで語られる、情報社会の預言書。

    2004-2005年、国際大学GLOCOMにて行なわれた伝説の共同討議。「ised」とは「Interdisciplinary Studies on Ethics and Design of Information Society(情報社会の倫理と設計についての学際的研究)」の略。情報技術と社会との関わりについて人文・社会科学的な側面からアプローチする倫理研と、技術(アーキテクチャ)的な側面からアプローチする設計研に分かれ、徹底的な議論を行なった全14回のシンポジウムを完全収録。
    設計篇では、情報社会について技術面からアプローチする。津田大介、藤村龍至を迎えた2010年段階での追加座談会も収めた完全版。東浩紀・濱野智史を中心に、100万字超の圧倒的ボリュームで語られる、21世紀を生きるわれわれのための基礎文献。

  • 第1回講演 石橋啓一郎 情報社会と二つの設計
    共同討議1 全体最適か、部分最適か
    共同討議2 新しい社会契約論の発明
    第2回講演 八田真行 オープンソースの構造と力
    共同討議1 オープンソースという環境管理型権力
    共同討議2 オープンソース的組織論をめぐって
    第3回講演 楠正憲 制度間競争としてのプラットフォーム形成と情報社会のガバナンス
    共同討議1 デファクト・スタンダードと公共性
    共同討議2 無限のメタ化をめぐる問題
    第4回講演 井庭崇 自己革新的な社会に向けての教育とメディア
    共同討議1 「使うメディア」から「作るメディア」へ
    共同討議2 情報社会論の球体
    第5回講演 近藤淳也 なめらかな会社
    共同討議1 組織と情報──小規模組織は本当に強いか
    共同討議2 オープンプロセスと市場
    第6回講演 村上敬亮 なめらかな国家の「設計」を目指して
    共同討議1 「サービス化」という大波
    共同討議2 民主主義2.0に踏み込む世界
    第7回講演 鈴木健 なめらかな社会の距離設計
    共同討議1 情報社会と想像力の拡張
    共同討議2 情報技術に人間は追いつくか
    ボーナス・トラック ポストised、変化したことは何か 2

著者

東 浩紀 (アズマ ヒロキ)

1971年生まれ。作家、批評家。『存在論的、郵便的』でサントリー学芸賞、『クォンタム・ファミリーズ』で三島賞、『ゲンロン0 観光客の哲学』で毎日出版文化賞を受賞。『動物化するポストモダン』他。

濱野 智史 (ハマノ サトシ)

1980年、千葉県生まれ。社会学、批評家。日本技芸リサーチャー。著書に、『アーキテクチャの生態系』など。

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