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気がつけば自分が大好きな人ばかり!

単行本

ジコアイカジョウシャカイ

自己愛過剰社会

ジーン・M・トウェンギ

W・キース・キャンベル

桃井 緑美子

受賞
読売、日経

単行本 46 ● 392ページ
ISBN:978-4-309-24576-8 ● Cコード:0011
発売日:2011.12.20

定価3,080円(本体2,800円)

×品切・重版未定

  • インターネットで自分をアピールし、セレブをあがめ、美容整形にはまる……「個性的になれ」「特別になれ」と謡い上げる風潮は社会になにをもたらすのか? 自己愛病の原因と治療法を示す!

  • はじめに ----アメリカ文化をむしばむナルシシズム

    第1部 自己愛病の診断
      第1章 自己賛美は万能薬か
      第2章 自己賛美の弊害とナルシシズムの五つの俗説
      第3章 ナルシシズムで競争社会を生き延びる? ----ナルシシズムのもう一つの俗説
      第4章 いつからこんなことになったのか ----自己愛病の起源

    第2部 自己愛病の原因
      第5章 王様の子育て ----甘やかしの構造
      第6章 病気をばらまく困った人々 ----セレブリティとメディアのナルシシズム
      第7章 見て、見て、わたしを見て! ----インターネットで注目集め
      第8章 年利18パーセントで夢の豪邸 ----放漫融資、そして現実原則の放棄

    第3部 自己愛病の症状
      第9章 アタシって、セクシー! ----虚栄
      第10章 暴走する消費欲 ----物質主義
      第11章 70億のオンリーワン ----個性重視
      第12章 有名になれるならなんだってやってやる ----反社会的行動
      第13章 甘い罠 ----人間関係のトラブル
      第14章 我慢も努力もお断り ----特権意識
      第15章 神は汝を凡庸につくらず ----宗教とボランティア活動

    第4部 自己愛病の予後と治療
      第16章 自己愛病の予後 ----どこまで、そしていつまで、ナルシシズムは広がるのだろう?
      第17章 自己愛病の治療

    謝辞
    訳者あとがき
    参考文献

著者

ジーン・M・トウェンギ (トウェンギ,ジーン・M)

サンディエゴ州立大学教授。シカゴ大学を卒業後、ミシガン大学で博士号を取得。彼女の研究成果は「タイム」紙、「ニューヨーク・タイムズ」紙などでも紹介された。著書に『ジェネレーション・ミー』(未訳)がある。

W・キース・キャンベル (キャンベル,W・キース)

ジョージア大学准教授。カリフォルニア大学を卒業後、サンディエゴ州立大学で修士号を取得し、ノースカロライナ大学で博士号を取得。著書に『自分が大好きな男を愛した時』(未訳)がある。

桃井 緑美子 (モモイ ルミコ)

翻訳家。訳書にフェイガン『歴史を変えた気候大変動』共訳、トウェンギ, キャンベル『自己愛過剰社会』、ヴァンダービルト『ハマりたがる脳』、ボール『枝分かれ』、バルコム『魚たちの愛すべき知的生活』など。

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