ジャンル: 
  1. 政治・経済・社会 > 
  2. 社会

単行本

ハハノジュバクヲトイテアリエナイホドコウフクニナルホウホウ

母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法

“あの人”が原因の生きづらさを抱え続けますか?

みずがき ひろみ

単行本 46 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-24907-0 ● Cコード:0011
発売日:2019.03.26

定価1,540円(本体1,400円)

×品切・重版未定

  • 恋愛、結婚、仕事、子育て……悩みを掘り下げたら「母」がいた! 母が娘の人生を左右する理由とあなたを苦しめる感情の正体を解き明かし、「安心して受け入れ、愛される未来」を約束する。

  • 母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法 もくじ


    その不満、怒り、悲しみは
    「母の呪縛」が原因かもしれない
    ――はじめに


    第1章
    お母さんは、なぜ「ああ」なのだろう?

    ●うまく関われないのには理由があった
    「ネグレクト」も「過干渉」も根っこは同じ                       
      ネグレクトという暴力
      過干渉が子供の成長を阻害する
      優しい子ほど自分らしさを押さえ込む
      「私」を見てもらえないから怒りが湧くが…
    母を理解すると「負の連鎖」が見えてくる                              
      私の親は「毒親」?
      毒親的要素のない親はいない
      なぜ期待したとおりに愛してくれないのか
      子供をなじる母親ほど不安が強い
    わかってほしい・助けてほしい・愛してほしい                          
      あなたは、お母さんのどこに怒っている?
      すべての心の痛みの源泉とは
      根っこにあるのは、ひとりぼっちになる恐れ
      DVが日曜の午後に起きやすい理由
      1人になるのが怖いから「1人でいる」私たち

    第2章
    誤解が罪悪感を生み、罪悪感がわだかまりをつくる

    ●抗うことができない「心の法則」を知ろう
    一見、関係ない悩み。でもその奥には「母」がいた 
      どうして私には、すてきなパートナーがいないの?
      誰かと親密になろうとすると、母が顔を出す⁈
    母との間で誤解を積み重ね、人は罪悪感を覚える
      対人関係で悩み、自信を失ったAさん
      人に近寄れないのは母との関係が影響している
      愛されないのは「私が悪い子」だから?
      罪悪感を感じたくないから、母と距離をとったAさん
      母に近づけると恋人・友人との距離も縮まる
    問題はいつだって、誤解から生まれる
      今日のお母さんは、女神か鬼か?
      母の態度に一貫性がないわけ
    罪悪感は誰のことも幸せにしない
      母の何気ない一言で傷ついた私
      罪悪感は「愛されない理由」を見つけ出す天才
    心には、親のすべてを「取り込む」習性がある
      嫌なのに、なぜかお母さんとそっくりに!
      あなたにダメ出しをするのは「内なる母」だった

    第3章
    母との距離が人間関係の基本モデルになるわけ

    ●幸せになるカギは「親密感」にあった!
    「これ以上好きになる」のが怖い?
      親密感が怖いという心理
      母と離れたトラウマは、かくも深い
     二度と傷つきたくないから別れを選択する
    感情の受け取り方・表し方は6歳までに学ぶ
      母に甘えられないと、大好きな人は「近づけない人」に
      世の中の見え方にまで影響する母との距離
    それでもやっぱり「毒親」を許せたほうがいい理由
      自分を生きづらくした母を責める前に
      「問題」を乗り越えないと「問題」は何度もやってくる
      母を許せない自分を責め、悩む人へ
    母を許せると、好きな人と親密になることを許せる
      母との関係は、最初に学んだ一番親密な関係
      親密になれると幸せになりやすい
    年上の女性が苦手なのは、母性が怖いから
      鬼子母神が物語る、母性の恐ろしいパワー
      母性の負の部分が怖いから親密性も怖い

    第4章                                           
    母を許すと、気に入らない自分を許せる

    ●自分の中の「女性性」を嫌っていませんか?
    罪悪感と自己罰のループから脱出しよう
      罪悪感があると他人を攻撃してしまう
      その結果、相手が遠ざかれば自分を罰しているのと同じ
    「自信を持とう」と言われても、できないから悩む          
      問題の解決法は自己愛を高めることだけど…
      自分を愛すとは、他者の嫌いなところを許すこと
    なぜ私は「受け入れてもらえる気がしない」のだろう?           
      母に拒絶された→他人にも拒まれるという思い込み
      「甘える私」を受け入れられないのは誰?
    自分を受け入れた分だけ自信が持てる
      自分に付けた×マークを外す二つの方法
      女性性を使って母を許すと×マークも溶ける
    「受容力」は女性性ならではの大きな癒やしの力                            
      誤解の中にあった「愛」を見つける
      許して受け入れる力は、あなたが持つ女性性の力
    女性性とは何か、男性性とは何か
      女性性も男性性も、1人の人間の中にある
      両方の力をバランスよく使えるのが理想
    女性であることを受け入れていますか?
      現代に生きる女性の憂鬱
      “男並み”に頑張る人は危ない
      「~すべき」を常に優先すると燃え尽きる
      モテる男性は女性性が豊富
    母を否定すると女性性は育たないという真理
      女性性の使い方は母から学ぶ
      父に愛された娘が「大人の女性」になりたくなわけ
      まさか、お母さんと競争していたなんて!
    人を許すことは自分を許すこと
      現実を見ず、自分の中のデータに頼る私たち
      母の怒り・悲しみを許せば、母から解放される
      許すことから始まる自己受容の旅

    第5章
    「母を許せる自分」になる3つのステップ

    ●負のループを断ち切って、もっと人生を楽しむために

    STEP1 今の自分を思いっきり承認する
     (1)母を嫌ってもいい
    エクササイズ①――母への文句をありったけ書き出す
     (2)心の奥底にある「願い」を知る
    エクササイズ②――エクササイズ①で書き出した文句を見直す
     (3)負の感情のループを断ち切るのは愛
    エクササイズ③――「ありがとうキャンペーン」を張る 

    STEP2 母を「お母さん」ではなく、1人の女性として見る
     (1)この感情は、自分のものではないかもしれない
    エクササイズ④――「内なる母」のイメージを変える
     (2)あなたは、母に何を与えたくて生まれてきたのだろう?
    エクササイズ⑤――母の母、そのまた母…を感じよう

    STEP3 「リアル母」でなく「内なる母」を許す
     (1)あなたを悩ませているのは「内なる母」
     (2)現実の母は変化するが、「内なる母」は変わらない
     (3)「内なる母」を作り出しているのは、あなたの罪悪感
    エクササイズ⑥――母の幸せを願ってみよう
     (4)傷ついた自分を受け入れると、自信が湧いてくる
     (5)「内なる母」を許せると、現実が変わる

    第6章 
    恨みつらみの向こう側に愛がほほえむ

    ●複数のケースで見る、許しと癒やしのプロセス
    こんな娘・母・妻でごめんなさい――みずがきのケース
      離婚問題を機に母に助けを頼むが…
      息子への後ろめたさが爆発!
      寂しい思いをしていたのは夫だった
      私が甘えないと、息子も甘えられない
    母に思いをぶつける前に、知っておきたいこと
      子供の怒りは「願い」だが、母には「攻撃」と映る
      大好きな気持ちも怒りも、そのまま受けとめよう
    仲良くなるのは「恥ずかしい」――Kさんのケース
      「母と話したくない」という心理を分析すると…
      怒りよりも伝えづらい感情とは
    私は、母と同じ苦労をしなければならない?――Tさんのケース
      私には厳しいのに、兄には甘い母を許せない
      メールで母への感謝を伝えたら
    母というラスボスから人生を取り戻したい――Yさんのケース
      仕事に邁進し、家庭の“法律”だった母
      母のコンプレックスを理解したら、別のものが見えてきた
    「内なる母」を手放したら、今を楽しむ母に出会えた――Mさんのケース
      母のために「喜び」に蓋をしてきた?
      本当の意味で自立したら、母は人生の先輩になった
    母の優しさ、強さを誇りに思いたかった――Sさんのケース
      「完璧」でない母に失望し、つい批判してしまう
      母への見方が変わったら、人生が好転した

    あなたの幸せそのものが「母の癒やし」になる――おわりに

著者

みずがき ひろみ (ミズガキ ヒロミ)

心理カウンセラー。離婚、再婚、子育て、転職を乗り越えた経験から、母子・夫婦関係、職場の対人関係など「関係性」の問題を扱う。深く感情を掘り下げながら実際的な視点を失わないカウンセリングには定評がある。

この本の感想をお寄せください

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。
※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。
あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちら




 歳