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わたしたちは、こんな驚きの世界に生きている!
だれもが興奮できる究極の世界原理

単行本

スゴイブツリガクコウギ

すごい物理学講義

カルロ・ロヴェッリ

竹内 薫 監訳

栗原 俊秀

受賞
朝日

単行本 46 ● 288ページ
ISBN:978-4-309-25362-6 ● Cコード:0042
発売日:2017.05.23

定価2,376円(本体2,200円)

○在庫あり

  • 物理学の学生でさえ感動する「世界一わかりやすい最先端物理学」をまとめた世界的なベストセラー。一般相対性理論と量子力学を統合する量子重力理論が、これでついに理解できるという名著!

    初めて理解できる最新物理の「ループ量子重力理論」まで

    これほどわかりやすく、これほど感動的な物理本はなかった−−
    長い物理学の歴史から導き出された最前線の宇宙観! 
    世界的な名著、ついに邦訳刊行!
    本書で「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」を受賞

    * * *
    世界の人びとに伝えたい、素晴らしい、とっておきの物理世界
     著者ロヴェッリの言葉は、「なぜ科学を学ぶのか」という問いかけに対するもっとも適した回答になっている。科学はわたしたちに、世界という書物の読み方を教えてくれる。わたしたちは科学をとおして、「自分の目に映る世界だけが世界ではない」ことを知る。科学的探究の起源には、より遠くへ行ってみたい、より遠くを見てみたいという好奇心がある。そして、そうした願いは、「生に意味を与える輝かしい営み」だとロヴェッリは主張する。
     このように、本書は現代物理学の概説書という枠を超え、人間と、科学と、世界のかかわりについて多くを考えさせてくれる書物である。イタリアや欧米各国で広範な読者に受け入れられたのも、本書がもつこうした性格に起因するところが大きいと思われる。 
    ————「訳者あとがき」より


    カルロ・ロヴェッリ Carlo Rovelli
    1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学で物理学を専攻、パドヴァ大学の大学院に進む。その後、ローマ大学や米国のイェール大学、イタリアのトレント大学などを経て、米国のピッツバーグ大学で教鞭をとる。現在は、フランスのエクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いている。専門は《ループ量子重力理論》で、この分野の第一人者。理論物理学の最先端を行くと同時に、科学史や哲学にも詳しく、複雑な理論をわかりやすく解説するセンスには定評がある。本書は「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」を受賞して一躍脚光を浴び、その1年後に『世の中ががらりと変わって見える物理の本』(小社)を一般向けに刊行してベストセラーとなった。

  • 目次

    第1部 起 源
     第1章 粒−−古代ギリシアの偉大な発見
       物はどこまで分けられるのか?  事物の本質−−世界は原子からできている
     第2章 古 典−−ニュートンとファラデー
       アイザックと小さな月−−宇宙を支配する重力  マイケル−−場と光−−電磁気力の発見

    第2部 革命の始まり
     第3章 アルベルト−−曲がる時空間
       拡張された現在  もっとも美しい理論−−一般相対性理論の魔法
       アインシュタインと数学の厄介な関係  詩と科学の宇宙像
     第4章 量 子−−複雑怪奇な現実の幕開け
       ふたたび、アルベルト  ニールス、ヴェルナー、ポール−−量子力学の養父たち
       場と粒子は同じもの  量子1 情報は有限である  量子2 不確定性
       量子3 現実とは関係である  ほんとうに、納得しましたか?

    第3部 量子的な空間と相対的な時間
     第5章 時空間は量子的である
       マトヴェイ−−最小の長さの発見  ジョン−−確率の雲  ループの最初の歩み
     第6章 空間の量子
       体積と面積のスペクトル  空間の原子  スピンの網−−空間の量子の状態
     第7章 時間は存在しない
       時間はわたしたちが考えているようには流れない
       脈拍と燭台−−ガリレオの時間  時空間の握り鮨  スピンの泡−−量子の時空間構造
       素粒子の標準模型  世界は何からできているのか?

    第4部 空間と時間を越えて
     第8章 ビッグバンの先にあるもの
       「先生」−−アインシュタインとローマ教皇の過ち  量子宇宙論
     第9章 実験による裏づけとは?
       自然が語りかけていること  量子重力理論につながる窓
     第10章 ブラックホールの熱
     第11章 無限の終わり
     第12章 情 報−−熱、時間、関係の網
       熱の時間  現実と情報
     第13章 神 秘−−不確かだが最良の答え

      訳者あとがき/参考文献/原 注

著者

カルロ・ロヴェッリ (ロヴェッリ,カルロ)

1956年、イタリア生まれ。ボローニャ大学で物理学を専攻、ローマ大学、イェール大学などを経てエクス=マルセイユ大学理論物理学研究室。専門はループ量子重力理論。2014年、本書でガリレオ文学賞受賞。

竹内 薫 (タケウチ カオル)

東京生まれ。東京大学理学部物理学科、マギル大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。長年、サイエンス作家として科学の面白さを伝え続ける。NHK「サイエンスZERO」の司会などテレビでもお馴染み。

栗原 俊秀 (クリハラ トシヒデ)

1983年生まれ。翻訳家。京都大学総合人間学部、同大学院人間・環境学研究科を経て、カラブリア大学文学部専門課程近代文献学コース卒業。アバーテ『偉大なる時のモザイク』で第2回須賀敦子翻訳賞を受賞。

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