ムック A5 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-97814-7 ● Cコード:9473
発売日:2013.10.29
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
-
「新宿の女」の夢はいつ開いたのか。突然の死にいたるまで衝撃的な存在でありつづけた怨歌歌手・藤圭子とは何だったのか。時代といま、歌と生の根源をといかける緊急特集。
【訂正とお詫び】
「文藝別冊 藤圭子」におきまして、初出の記載に誤りがありました。正しくは以下の通りです。読者の皆さまならびに関係各位にご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させて頂きます。
■P.183の記載
(誤)
初出「朝日新聞」夕刊一九九八・六・一六/『愛すべき名歌たち 私的歌謡曲史』(岩波新書)
(正)
初出「産経新聞」二〇〇三・五・一七/『歌謡曲の時代 歌もよう人もよう』(新潮社) -
イントロダクション 藤圭子 1951〜2013
新宿の女のブルースば一生 何処で生きてもいつか散る
●インタビュー
酒井政利——歌の行間から負の叫びをうたった天才
三上寛——ふたつの「夢は夜ひらく」は同じ景色を背負っていた
渚ようこ——藤圭子のようになりたかった
●論考
上野昴志——藤圭子の時代
四方田犬彦——わが歌のある限り 藤圭子
湯浅学——刺人間の歌
酒井隆史——歌姫藤圭子、あるいはねずみの族
山崎春美——ヒカル重力
ECD——藤圭子は災害だった
湯山玲子——「歌」に憑依された人
輪島裕介——藤圭子という神話 アイドルとしての藤圭子
栗原裕一郎——藤圭子という虚像
磯部涼——聞いて下さい私の人生 檻の中の藤圭子
大石始——瞽女の娘
東琢磨——「誰がした?」「星の流れに」「ネリカン・ブルース」の〈カヴァー〉から
本山謙二——「ネオンぐらしの蝶々」と「Traveling」
五所純子——ど!
●藤圭子 1969〜
五木寛之——艶歌と援歌と怨歌
中山千夏——私の圭子たん
相倉久人——藤圭子をきく/藤圭子をみる
松田政男——藤圭子の思想
西井一夫——怨歌の誕生
野沢あぐむ——私怨〈藤圭子〉への総括
大竹昭子——歌姫
阿久悠——京都から博多まで「宇多田の母」藤圭子
平岡正明×佐久間駿——ジャックナイフのように
藤圭子ディスコグラフィー
この本の感想をお寄せください
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。
※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。
あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ