河出書房新社
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水原 紫苑 (ミズハラ シオン)
1959年横浜生まれ。早大大学院修士課程仏文専攻を修了。第一歌集『びあんか』を刊行、現代歌人協会賞受賞。『客人』が第1回駿河梅花文学賞受賞。『くわんおん』が第10回河野愛子賞受賞。
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日本文学
あかるたへ
水原 紫苑 著
明妙――神にそなえるの意。歌壇の評価大なる著者が渾身の力をこめてうたう戦争の現代と、日本および日本人の魂の行く方。この世の魂の救済を求めてさまよう会心の歌集。
定価2,090円(本体1,900円)
×品切・重版未定
世阿弥の墓
幽玄から夢幻へ。能の芸術性を新しく確立した世阿弥の足跡を訪ね流滴の島、佐渡へ、そして終焉の地、大和の補巌寺へ――歌壇の気鋭が挑んだ、連作100首による〈人間・世阿弥〉の詩劇。
定価1,650円(本体1,500円)
空ぞ忘れぬ
いま最も注目される気鋭の歌人が贈るエッセイ集。新聞、雑誌等に発表された、能と歌舞伎、古典和歌と現代短歌の中にみる、和泉式部、式子内親王、齋藤史、馬場あき子等の知的かつ優美な人生。
定価2,200円(本体2,000円)
くわんおん(観音)
百済観音を詠った〈観音〉、ひとつの始まりとなる旅となった〈熊野1999〉、時空を超えて輪廻する遙かな記憶をうたうことの幸福を信じて絶唱する大型女性歌人の新境地をひらく待望の第4歌集。
定価1,760円(本体1,600円)
客人
第1歌集『びあんか』で第34回現代歌人協会賞を受賞。颯爽と歌壇に登場した若き女性歌人の第3歌集。存在の根源を問いつづける憂愁の歌群によって、歌壇はまたニューヒーローを生んだ。