河出書房新社
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樋口 大介 (ヒグチ ダイスケ)
1942年、新潟県生まれ。国学院大学ドイツ文学教授。故中野孝次氏の弟子。著書に『ニーチェを辿る』(泰流社)、『世界文学のいま』(共著・福武書店)。
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外国文学
カフカの前にユダヤ預言者現れず ――『或る地域医者』翻訳・注解
樋口 大介 著
「田舎医者」と訳されていたカフカの短編を独自の視点で訳し直し、詳細に分析することで、作品に刻まれた時代の刻印を明らかにし、重層的作品世界と新たなるカフカ像を提示した画期的論攷!
定価2,200円(本体2,000円)
○在庫あり
『変身』ホロコースト予見小説
×品切
世界戦争の予告小説家カフカ 『変身』と『判決』
カフカの小説は奥の二層を有する。「変身」「判決」は、狼墺同盟国と英仏露協商国の戦争が中心。ドイツは敗北し、帝政は崩壊。ユダヤ人は迫害に曝される、と予告する。気鋭のカフカ論。