河出書房新社
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2011.06.24更新
7月6日発売予定です。※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
八月六日上々天氣
長野 まゆみ 著
運命の日、広島は雲ひとつない快晴だった……暗い時代の中、女学校に通う珠紀。慌ただしく結婚するが、夫はすぐに出征してしまう。ささやかな幸福さえ惜しむように、時は昭和二十年を迎える。名作文庫化!
定価550円(本体500円)
○在庫あり
食いしん坊
小島 政二郎 著
麩嘉の笹巻き、名古屋流スキ焼き、黄肌の鳥、桐正宗……、味を訪ねて西東。あまいカラいに舌鼓。うまいものに身も心も捧げた稀代の食通作家による、味の文壇交友録。
定価836円(本体760円)
×品切・重版未定
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
石井 好子 著
下宿先のマダムが作ったバタたっぷりのオムレツ、レビュの仕事仲間と夜食に食べた熱々のグラティネ――一九五〇年代のパリ暮らしと思い出深い料理の数々を軽やかに歌うように綴った、料理エッセイの元祖。
定価748円(本体680円)
アーティスト症候群 アートと職人、クリエイターと芸能人
大野 左紀子 著
なぜ人はアーティストを目指すのか。なぜ誇らしげに名乗るのか。美術、芸能、美容……様々な業界で増殖する「アーティスト」への違和感を探る。自己実現とプロの差とは? 最新事情を増補。
定価924円(本体840円)
刑事 雪平夏見
殺してもいい命
秦 建日子 著
胸にアイスピックを突き立てられた男の口には、「殺人ビジネス、始めます」というチラシが突っ込まれていた。殺された男の名は……刑事・雪平夏見シリーズ第三弾、最も哀切な事件が幕を開ける!
定価660円(本体600円)
大いなる遺産 上
チャールズ・ディケンズ 著 佐々木 徹 訳
テムズ河口の寒村で暮らす少年ピップは、未知の富豪から莫大な財産を約束され、紳士修業のためロンドンに旅立つ。巨匠ディケンズの自伝的要素もふまえた最高傑作。文庫オリジナルの新訳版。
定価1,100円(本体1,000円)
大いなる遺産 下
ロンドンの虚栄に満ちた生活に疲れた頃、ピップは未知の富豪との意外な面会を果たし、人生の真実に気づく。ユーモア、恋愛、友情、ミステリ……小説の魅力が凝縮されたディケンズの集大成。
△3週間~
〔サンスポ・性ノンフィクション大賞〕
体験告白・性の実話 3 未亡人炎情
サンケイスポーツ文化報道部 編
〈「これよ、私が欲しかったのは」と悦びに震える声で言い、ほお擦りをしてきた……〉誘惑された男たち。淫乱ぶりを発揮する女たち。官能に溺れた自らの性体験を綴った赤裸々な告白手記、全十篇。