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単行本

テツドウチョウギジュツシタンキュウドクホン

鉄道〈超〉技術史 探究読本

富田 松雄

単行本 46 ● 224ページ
ISBN:978-4-309-29561-9 ● Cコード:0065
発売日:2025.12.19

定価1,892円(本体1,720円)

○在庫あり

  • 振り子車両、燃料電池車両、防音対策、信号装置、交通系ICカード、自動運転……戦後~平成期における、「日本の鉄道を一変させた画期的な技術革新」をやさしく、わかりやすく解説。

    目次

    1章 車両性能を革新した鉄道技術
    振り子車両…カーブ通過時の車両の高速化と乗り心地向上を実現
    空気バネによる車体傾斜制御…低コストで振り子式に劣らない快適性を確保

    2章 快適性を向上させた鉄道技術
    可変座席…国鉄が編み出したアイディアが民鉄で花開いた
    ユニバーサル車両…多目的室・車椅子スペースの拡大で誰もが快適に過ごせるように

    3章 安全性を深化させた鉄道技術
    新幹線のATC信号の進化…新幹線開業は信号システムにも革命を起こした
    3線軌道用ATC…共用区間の安全確保のために開発された技術

    4章 娯楽性を創出した鉄道技術
    ジョイフルトレイン…旅行客に「鉄道に乗る楽しみ」を提案した特別仕様車両
    展望車の進化…事業者や車種、運行線区により多彩なコンセプトの車両が活躍

    5章 利便性に磨きをかけた鉄道技術
    自動改札機…数々の難題を飽くなきチャレンジ精神で突破
    交通系ICカード…運賃支払いの変革は21世紀とともに始まった

    6章 円滑な運行を実現させた鉄道技術
    除雪作業の進化…豪雪地帯の鉄道は、雪とどう格闘してきたのか
    寝台列車の運用…長くはつづかなかった昼夜兼用車両の栄華

    7章 設備の増強に寄与した鉄道技術
    荷物輸送事業…見直されつつある貨物列車・荷物列車の利便性
    営業車検測…ドクターイエローに代わる新時代の動的設備検測とは

著者

富田 松雄 (トミタ マツオ)

1973年、山口県生まれ。鉄道会社に入社後、駅員を経て車掌、新幹線運転士としての乗務を経験する。2014年に退職後、ライター・カメラマンに転身し、精力的に活動を行なっている。

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